お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

東北支縁ツアー その9 帰路

2012年09月12日 | 行事・案内
 別行動だった1号車と、東北新幹線 (岩手県)一ノ関駅で合流。

 帰路は、やまびこ58号に乗車。54名、おそろいの「ひとりじゃなかもん」Tシャツ姿で、ゾロゾロ、東京駅から山手線で浜松町、モノレールで羽田へ、と移動。

 

 
 ひよこが親鳥についてゆくように、一列で移動。班長さんが点呼を繰り返し、一般客の邪魔にならないよう一番端の車両に乗車。それでも田舎のオバサンゆえ、ご迷惑おかけしたと思います。
 乗り合わせた都会の皆さま、すみません

 羽田から佐賀空港へ。無事帰着。こうして、2泊3日の旅は、終わりました。

 天気に恵まれました。(東北は涼しくありませんでした・・・佐賀と同じ焼けつ日差しと暑さでした)

 8月末に、宮城で震度5の地震がありましたので、余震を覚悟して行きましたが、揺れることもなく・・・誰一人、体調不良も怪我もなく・・・私たちにとっては好都合に終わりました。

 果たして、支縁(支援の「縁」をつなぐ)のお役にたてたのか、単なる自己満足の支縁だったのか、わかりませんが、
 
 私自身は、今回、佐賀教区の素晴らしい方々と同行させていただくご縁に恵まれ、文字通り「有ることが難しい」=有難い体験をさせていただきました。
 
 「ひとりじゃなかもん

 みんなつながって、みんな助け合って、思いやって・・・
世界に誇る日本のこころを大切に生きてまいりたいと思います。

 
 
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東北支縁ツアー その8(陸前高田)

2012年09月12日 | 行事・案内
 気仙沼(鹿折地区)から 岩手県 陸前高田へ。

 「奇跡の1本松」が見える高台にて、現地のボランティアの方が、震災前の写真を示しながら、(初めて訪れた私にもわかるように)お話くださいました。
 
 震災前は、海水浴客で賑わう美しい浜辺と、その後ろに、松林(7万本)が続く、景勝地だったそうです。
 その広大な松林が、10mを超える大津波でなぎ倒され、端っこに立っていた1本だけが、倒れずにポツンと残った。

 復興のシンボルとして、何とか保存しようと、地元の方々のご努力が続きましたが、枯れてしまい、そのままの保存がかなわず、切り取って保存されることになりました。
 私の聞き間違いでなければ、きょう切り取り作業が行われるのではないかと・・・
 
 切り取り後の保存に、なぜか1億5千万円も費用がかかるそうで、私たち佐賀から伺った者も、わずかばかり募金に協力させていただきましたが・・・

 私個人の気持ちとしては、
 「奇跡の1本松」は、震災後、復興のシンボルの役目を充分果たしてくれた。(日本人のこころに残っています)
 
 その雄姿は、写真に、絵画に、物語に保存して、後世に伝え、

1億5千万円は、もっと他のことに活用なさったほうがいいのではないかと・・・
コメント (2)
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