無量光、無量寿

昨日は早朝から夕方５時まで、Ｍ造園（ご門徒）さんが、境内の植木剪定にきてくださっていたので、午後、ビハーラ基本学習会でしたが、欠席しました。

　ビハーラ基本学習会（今回は、仏教讃歌によるビハーラ活動について）に出席された
法専寺仏教婦人会会長のＭ・Ｙさんが、帰りに寄ってくださって、
「仏教讃歌、素晴らしかったですよ～」と、ご報告いただきました。

　昼間出られなかった代わり、夜は、「聖典を学ぶ集い」に３ヶ月ぶりに出席。

　私にとって、前半の講義は難しく、ノートをとっているつもりで、意識がとんで（眠っていて）自分で判読不能の字を書いておりましたが、
休憩後の後半の講義は、法華経や大日経の構成をまじえ、大経（仏説無量寿経）の光明無量、寿命無量の願のところをお話いただき、大変面白く（興味深く）拝聴いたしました。

　「参加することに意義あり」「仏さまのお話だから、難しくて理解できなくて当たり前？」と、のんきに開き直りながらも、学習会のご縁にあわせていただいていることを仕合わせに思います。

　

境内清掃

　東北、特に、山形の大雨被害に続き、きょうは、島根、山口で「経験したことのない大雨」による被害が出ていること、ニュースで知りました。

　きょう、法専寺は、盆前の　おみがき（仏具みがき）と境内清掃でした。

　雨を心配していましたが、
きょうの佐賀は、ときどき、薄日がさす曇り空。
　この数日の３５℃前後でしたから、今朝は、幾分、気温は低かったのですが、それでも、蒸し暑いことに変わりなく、

仏教壮年会＋仏教婦人会の役員さんや当番地区の女性＋有志で参加くださった方も含め、３５名ほどの方々が、汗だくで、清掃奉仕くださいました。

　仏具はじめ、本堂、門徒会館、境内・・・キレイにしていただきました。

　ご奉仕いただきました、ご門徒の皆さま、本当にお疲れ様でした
ありがとうございました　

　さて、間もなく８月です。

　

切り裂きジャックの告白

　お寺のオバサンのブログに、何という恐ろしい題名　と思われかもしれませんが

　中山七里さんの　ミステリーの題名です。

　題名どおり、イギリスの「切り裂きジャック」のような凄惨な殺人事件が続くのですが
それぞれの立場・・・それぞれの思い・・・
事件をめぐる対談に僧侶も出てきて、考えさせられるミステリーでした。



　

×は○に囲まれる

　昨日はビハーラ活動にて、高齢者施設のＫ苑訪問。

　そこでＧ師から聞かせていただいたことです。

　ある、お見合いＴＶ番組での話、
お互い気に入って、結婚を申し込む男性に対し、女性は彼を大切に思うがゆえに躊躇する。
なぜなら、彼女は離婚経験があり、子どもがおられたため・・・
　その時、彼が彼女に言った言葉が「僕は、（過去も含めた）今そのままの貴女との結婚を望んでいます。（心配しなくても）×は○に囲まれます」

　仏（真実、真如）に　相対すれば、×だらけの私ですが
このままの私を○で包んで、さとり（真実、真如）の世界（境地）に導いてくださるのが阿弥陀如来の願い（本願）である　と、味わいをお話くださいました。

　
　
　
　

結団式

　昨日午前中、法務が重なり、住職と手分けし、ご法事へ。

　住職が退職して以来、法事のおつとめ（私の出番）は、久々。
　私なりに、いっしょうけんめい、参詣の方とご一緒に、「阿弥陀経」をおつとめし、ご法話させていただきました。

　午後からは、組（１１ヶ寺）の「児童念仏奉仕団」（小・中学生の子ども達の夏休み本山研修旅行）の結団式がＨ寺さんで開かれ、

　組内、東の６ヶ寺の坊守たちで、カレーライス作りをしました。
　
　今年は、参加者が１４名（法専寺から１名のみ）と少なく、残念でしたが
夕方５時から、本堂には、保護者に付き添われた、子ども達の元気な姿がありました。

　おつとめ、日程案内、班分け、ゲームなどで盛り上がり、初対面の子ども達も、もう、すっかり友達に

私たちが汗だくで作った、カレーライスを「美味しい」と、ほとんどの子ども達がおかわりして食べてくれ、本当にうれしいことでした　

　ようこそ、ありがとうございました

　この「子ども達の団体参拝」は８月１日京都へ出発します。

　さて、片付けすんで、帰宅したのは、８時過ぎ、参院選の開票速報・番組変更で、「八重の桜」を見逃しました・・・
　

まっくら闇で

　夏休みになりました。

　季刊誌「ひとりふたり」夏号　法蔵館　の中で
今回、解説しておられる和讃（親鸞聖人が和文で書かれた仏さまを讃える詩）は

　無明長夜の燈炬なり
　智眼くらしとかなしむな
　生死大海の船筏なり
　罪障おもしとなげかざれ

　果てしなく、真っ暗闇の海に投げ出され、不安と焦燥にある私
　どこを向いて泳げば、岸にたどり着くのかもわからない・・・
　ただ、絶望にある時
　燈台の光に照らされる
　このまま、もがいて沈み、溺れそうな私のそばに、船板がただよっているのに気づく



　この和讃を解説くださっている、真宗大谷派の照井順子住職　は、こう書かれています。

「たとえ無明の闇に沈んでいても、嘆くことはない。悲しまなくてもいい。阿弥陀の本願によって救われる身であるのだよ」

　


　

猛暑だからこそ

　きょうは朝から何も予定がなかったので、カーテンを丸洗いしました。

　レース（ウチのは、洗濯機でザブザブ洗える安物の）カーテンは、洗ったら、外に干さず、即、そのままフックをつけて、レールにかけます。

　カーテンを洗うと、室内が丸見えになるのですが、我が家の場合、室内が丸見えの時間は洗濯時間の４０分ほど。

　濡れた（脱水した）まま、サッシや窓のカーテンレールに、元通り、とりつけ、
カーテンの役目を果たしながら、干す。

　この猛暑ゆえ、すぐ乾きます。

　単に、外に干す手間を省いたズボラなんですが・・・

　

第2回ビハーラ基本学習会

　ビハーラ佐賀の今年度
第２回基本学習会が下記の通り開催されます

　日時：７月３０日（火）午後２時～４時
　会場：本願寺佐賀教堂
　講師：フェリーチェ（ホスピス病棟・学校等での音楽活動）の皆さん
　内容：仏教讃歌を通してのビハーラ活動
参加費：会員無料、会員外５００円

　月１回訪問させていただいている老人施設のＫ苑は、認知症の方が多いのですが、
昔の歌はよく覚えておられます。
　それまで、うつむいて無反応だった方が一緒に歌われたり、手拍子されたりします。

　音楽の力って、スゴイ
　
　特に、美しい旋律とほのぼの歌詞の仏教讃歌で、苦しみ悲しみの中にも、自他ともに生き抜く応援ができるのでは・・・と常々感じています。



　

言葉

　本堂の掲示板に貼っている
配布でいただいた標語ポスターの言葉です。

　

池坊巡回講習会

きょうは、母も連れて、池坊の巡回講習会（本部から、ご講師が来られての講習会）
に行きました。

　写真は、ご講師が生けられた自由花の数々です。



　自由花では、花器は、単なる花をいれる器ではなく、花材の一部　とのお話がありました。



　


　１日ゆっくり拝見、拝聴でき、仕合わせな１日でした。