お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

各組で巡番報恩講

2012年03月31日 | 雑感
 28日は、お隣り組A寺さんの巡番報恩講へ。若坊守さんが長女の同級生で、孫同士もお友達なので、母娘3代でお参りへ。
 孫娘は、余所のお寺でも、リラックス。たくさんの参詣の方々の中で元気いっぱい。
 一人で、前の方へ、トコトコ歩み、ご講師さん目の前の(参詣者用の)空いている椅子によじ登って座り、足をプラプラさせて、ご満悦。後ろで見ている私たち母娘は冷汗モンでした・・・
 
 29日も、ご門徒さんと母子3代で、組内H寺さんの巡番報恩講へ。
 最初、ご機嫌でウロウロしていた孫ですが、眠くなり、先に娘が連れて帰りました。

 各寺の参詣の皆さま、ウロウロする孫に温かいまなざしをかけていただき、ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。ご迷惑おかけしました。

 30日は、会計担当の総代さんが、年度末の会計整理においでくださっていましたので、巡番報恩講のお参りは、中休み。

 31日は、別のお隣りの組S寺さんへ参詣。
 きょうは、(孫の気遣いなく)ゆっくり聴聞させていただきました。

 まだまだ、あちこちの組で巡番報恩講が勤修されます。
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花はまだだが鼻が

2012年03月26日 | 雑感
 土曜日、早朝、まだ60才のご門徒M・Hさんの訃報。住職は臨終勤行(枕経)へ。
 私、ババは、1日孫守り。(娘が午前中、生け花、午後は夫婦で組内の巡番報恩講にお参りさせていただいたため)
 日曜日は、私が朝8時半から生け花の稽古に行って(超多忙は生け花師匠と私の都合により、日曜日の早朝になりました)、帰宅後、大急ぎで、座敷の生け花を生け換え。
 間もなく11時から法専寺で法事をなさるご門徒さん方が来寺され、準備はギリギリ、セーフ。何事もなかったかのように、のんびりした顔でお出迎え。
 住職は、早朝の出棺勤行、帰宅後、11時の法事をつとめた後、午後1時から葬儀へ。葬儀後、組内の巡番報恩講に後座から出勤。と、こちらも分刻み。

 さて、留守番の私。
 法専寺で法事後、会食なさったご門徒(施主)さんが親戚を見送られ、ちょうど片付けを終えられる頃、葬儀を終えられたMさん一族が、法専寺へ、三日参り(葬儀の後、所属寺へお礼参り)。
 三日参りの仏事は私が住職代理でつとめさせていただきました。
 
 このところ、若夫婦と孫が鼻水タラタラで、花粉症?風邪?なのですが、この土日のドタバタで孫の風邪がうつったのか、それとも、花粉に加えて、黄砂も飛んでいるための鼻炎なのか、気温が低かったせいなのか、老夫婦も鼻風邪症状で大量のティッシュを使用しています。
 
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歎異抄の 誤解

2012年03月24日 | 仏教
宗教学者の島田裕巳氏の本を2冊拝読しました。

 「浄土真宗はなぜ日本で一番多いのか」 幻冬舎新書

 宗派の起こりと宗派の違いについて書かれています。他宗に疎い私は、勉強になりました。

         

 もう一冊は「ほんとうの親鸞」 講談社現代新書

 真宗者の端くれで、学問も積んでいない私ですが、島田先生の書かれていることの中で、ちょっと違うのでは・・・と気になる箇所がいくつもありました。

 一番驚いたのが、親鸞聖人の仰る「悪人」の「悪」を世間的な善悪の「悪」、また「業縁」の「業」を「前世の業」 と、勘違いされておられること。

p34に「悪人正機」について、こう書かれています。
 「決して親鸞は、善人が成仏できないとしているわけではないのだが、善人は自らで善をなそうとする作為の気持ちが働いており、逆に悪人はもっぱら阿弥陀仏にすがろうとするところで、善人よりも優れているかのような言い方をしている。
 それは考えようによっては、悪の勧めとも見える。」

  
p41に、こう書かれています。
 
 「現代であれば、誰かが人を殺したとき、それは殺した人間の意思によるものととらえられる。(中略)ところが、親鸞の言う業の考え方では、人は自分の意思で殺人を犯すのではなく、前世の業によってそれに及ぶことになる」
「鳥獣や魚を捕る者たちに対して、殺生の罪を犯していると非難する人間たちがいたことを踏まえてのことばだろう。それに対して親鸞は、「さるべき業縁のもよほさば、いかなるふるまひもすべし」と、やはり業をもちだす。漁師や猟師になるのも、商人や農民になるのも全ては業によって定まるというのだ」

 う~ん、
島田先生、題名は「ほんとうの親鸞」ではなく、先生の受け取り方による「私の親鸞」にしていただきたかったです。

 真宗の坊主の書いた著書は、抹香臭いから読みたくなくても、「宗教学者」の先生が書かれた本ならば、教養知識の仏教として、読みたい という知識人が多いでしょう。
 でも、大きな誤解をあたえそうで、残念です。
 まさに現代の唯円さんに「歎異抄」を書いていただきたいと思いました。
 

 

 
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巡番報恩講

2012年03月22日 | 行事・案内
きょうから組の巡番報恩講が高木瀬の浄満寺さんにて始まりました。(26日まで)
きょうは法専寺からも10名お参りさせていただきました。(私は「法専寺のお母さん」達を車にお乗せして)
本堂に入りきれないほどの参詣者。美味しいおときをいただき、沢山のお同行(どうぎょう・同じ教えの道を歩む仲間)と、楽しく法話を聞かせていただき、仕合わせなひとときでした。
南無阿弥陀仏
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素敵な病名

2012年03月21日 | 雑感
 墓参りのご門徒さんも昨日(彼岸中日)を過ぎ、少なくなりました。
 きょうは、暖かい日差しがそそぐ、絶好の洗濯日和なのですが
ウチの若いモンたちは、花粉症がひどく、洗濯物を外に干せません。

 アレルギーのない夫と、アレルギーはあるが、花粉症の症状が激しく出る元気を失った(鈍感力の増した)私 の年寄り組の分だけ、外に干しました。

 私がお世話になっている耳鼻科のM医師が、「(私の)鼻炎はよくなったのではなく、反応の過敏性がなくなっただけだ」と、仰って、笑って帰宅したのは、一昨年?のこと。
 昨年は、耳鳴りと目眩でかかり
「どんどん聞こえなくなるんでしょうね~」と言う私に、間髪入れず
「そりゃ~、しょうがない」と断言され、またまた笑って帰宅。

 また、寒さ厳しい今年2月、ぎっくり腰ではないものの
夜、寝ているうちに腰痛がひどくなり、朝起床時に一番苦痛。
動き出すと少しは痛みがマシになる・・・という症状が続き、これまた、かかりつけの整形外科へ行った折、
K医師は、5年ぶりに撮った私の骨(背骨・腰)のレントゲン写真を指しながら、
「5年前とほとんど変わってないし、年相応。今回の腰痛は『長く生きていれば、たまには、こういう痛みも出るでしょう腰痛』ですよ」

という素敵な病名をいただき、大笑いして帰宅したのでした。

 私は、名医に恵まれています。
 先生方、大好きです
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看護する身、される身

2012年03月19日 | 雑感
 昨日は雨模様の中、春の彼岸法要には、たくさんの方にお参りお聴聞いただき、ありがたいことでした。


 お彼岸の墓参り客の応対で、皆さんのお話を聞かせていただいていると、
高齢者のお世話、病人のお世話に心労なさっている方が多くおられます。

 思わぬ事故で頸椎損傷、全身麻痺された身内の世話にかかりきりのご家族の苦しみがあり・・・
 その被看護者・まだ50代で、突然、不自由な体になられ、つい、そのイライラを一番世話をしてくれている身内にぶつけてしまう方の悲しみがあり・・・
 
 高齢者の世話で自由な時間がとりにくい方の心身の疲れがあり・・・

 「いつまでも生きているから若い者に迷惑をかけてしまう」と嘆く高齢者の悲しみがあり・・・

 看護する者、看護される者、どちらも自分の思い通りにならない苦しみに心穏やかにならず・・・
 生き抜くってことは、なまやさしいことではない 

 私なら、どちらが悲しいだろう
 看護する身も大変だけれど、(認知症にならぬまま)最愛の者たちに負担をかけ、看護される身は、もっと、もっとつらいだろうな・・・

 
 
 
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安穏

2012年03月17日 | 行事・案内
 

西本願寺の季刊フリーペーパー「安穏」3月号が
きょう午後、宅配便で届きました。

 せめて、もう2,3日早く届いていたら、お彼岸に、早めにお参りにみえた方、彼岸の入りにあわせて、今朝お参りにみえた方々にも配布できたのに・・・

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春彼岸前

2012年03月16日 | 行事・案内
 この数日、日差しが暖かく、最高気温も15℃近くになりました。
 きょうは、雨になるようです。

 明日17日は、春彼岸の入り

 先週、仏教婦人会総会資料(行事報告・会計報告)をあわてて作成しましたが、私が里帰りしている間に、住職が一人で資料のホチキス留めをしてくれました。

 お彼岸前の先日、10日は、仏教壮年会例会でしたが、年度末で皆さん、ご多用だったのか、出席が少なかった・・・(住職が、和讃の解説をしています)

 昨日は、「なでしこ会」(女性の交流会)
 このところ、M・Yさんが折り紙を教えてくださっているのですが、
お彼岸前のひととき、無心に折り紙をして、楽しく過ごしました。

 さて、18日は、春彼岸法要と仏婦総会です。

 きょうは、掃除と花生けを頑張ります
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直方駅

2012年03月14日 | 雑感
 何年ぶりでしょうか
 久しぶりにJR福北ゆたか線(筑豊本線:博多から快速で1時間ほど)に乗って、直方に行ってきました。

 いつもは、マイカーで高速を飛ばして、あわただしく日帰りで行っていますが、今回は1泊2日だったので、娘と孫のため、車は佐賀に残して、JRを利用。

 昨年4月に直方駅の新駅舎ができたのは知っていましたが、利用したのは初めて。
旧駅舎は取り壊され、ただ今、駅前は工事中。


 筑豊病院の新築移転も含め、駅前は、どんどん様変わりしています。(写真は、本日帰宅時、下り・博多行きホームから)

 新駅舎の乗り場は2階になっていて、旧駅にはなかったエスカレーター、エレベーターともにありました。

 直方駅の売店で買っていた駅弁・東筑軒の かしわめし(佐賀のデパートで催された駅弁大会でも1番の売れ行きだったらしい)は、新駅舎ではどこで買えるのか、キョロキョロ。
「1階のうどん屋さんの中にありますよ」と、駅の売店の方に教えていただきました。
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1周忌法要

2012年03月12日 | 仏教
 一昨日、昨日は、佐賀でも、東日本大震災で亡くなられた方々を思い、
最愛の家族、大切な友人を亡くされた多くの方々の悲痛に寄り添い、
生活再建の目処がたたない方々の苦悩を人ごととせず、
少しでも支援ができれば・・・ということで、
追悼法要やチャリティコンサートなど、いろいろな場で、行われました。
 
 昨日もある法要で、「私一人が生きるのに、一体どれだけの方々の関わりの中に生かされているのか・・・」というお話も聞かせていただきました。
 今、生きている(生かされて)いる者は、
そして、今、幸い健康に恵まれ、動くことができる者は、
今、自分にできることを精一杯させていただかねば・・・

と、あらためて思ったことでした。
 
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