お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

四国旅行3日目

2024年04月29日 | 仏教
 

 29日の降誕会&門徒総会には激しい雨の中、たくさんのご門徒さんにお参りいただきました。ありがとうございました。
 役員さん方、お疲れさまでございました。
 
 さて、先日の四国旅行レポート続きです。
 最終日は、讃岐の妙好人(みょうこうにん・仏法を喜び大切に生きられた方)で有名な庄松さんゆかりのお寺・勝覚寺(香川県東かがわ市の真宗興正派寺院)に参拝。写真↑は山門
 
 





 本堂お荘厳↑

 

 本堂の庄松さんの言葉↑ 
 庄松さんは字も読めない方で、周囲には馬鹿にする人もいたようですが、ご自身は他人の言う事や世間の事に全く関心なく、ただ阿弥陀さまの本願を慶び、人生を送られたそうです。

 


 勝覚寺さまの後は、鳴門大橋を渡り、淡路島へ。
 鳴門のうず潮が見える展望台レストランで、美味しいウニしゃぶをいただきました。
 

 昼食後は淡路島縦断、明石海峡大橋を渡り、姫路まで。
 姫路市の亀山本徳寺(本願寺8代門主・蓮如上人を開基とする播州の真宗門徒最大拠点、元は英賀・現在の姫路市飾磨区にあった1515年建立の寺院)に参詣。
 

 

 本徳寺さまは戦前まで、本願寺別格本山だった2万㎡の広大な寺院です。
 五木寛之氏の「百寺巡礼」にも紹介されています。



 本堂



 本堂内



 中宗堂(蓮如堂)の美しい天井絵 
 本堂で法要の後、蓮如堂にて法話がなされるとのこと。
 
 ところで、西本願寺の北集会所(幕末、新撰組が屯所としていた)が1873年、ここ播州の本徳寺に移築されたため、本徳寺本堂広縁には隊士が斬りつけた柱傷が残っています。
 NHK大河「新撰組」のロケが、本徳寺にて行われたそうです。
 その他、度々、映画のロケ地になっているそうです。
 ちなみに、司馬遼太郎氏の先祖は英賀門徒でいらっしゃるそうで「播磨灘物語」で、この宗教都市を紹介されているそうです。
 後、信長と本願寺の10年に渡る石山戦争にも当然まきこまれ、秀吉の時、英賀から亀山に移されたようです。
 大変な時代、ご苦労の中に、代々のご門徒さんにより、仏法が伝え守られてきた歴史に感動です。
 姫路城は外観だけながめ、姫路駅から新幹線で帰路につきました。
 今回も感動、感動の旅でした。同行の皆さまには言うまでもなく、参拝先の各寺院のご住職、役職者さま、
また、JR、観光地、旅館等など、お名前も存じ上げない数知れない多くの方々のお世話になりました。
 感謝、感謝。仕合わせなことでした。
 南無阿弥陀仏 
 








 

 
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ドタバタ日常生活に

2024年04月28日 | 雑感
 26日遅くに四国旅行から、無事帰宅。
 昨年観た映画「ミステリーと言うなかれ」で、主人公の整君が
「何が起こるかわからないので、僕は(宿泊先に)もう1泊分は必ず持って行きます」と言っていたのを聞いて、私も見習い、下着を余分に持参しましたが、何事もなく、有り難いことでした。
 祖谷渓谷の道路では、今ここで震度6が発生したら・・・
と、思ったりしました。
 天災、事故、事件に巻き込まれないことが当たり前じゃないですからね。

 さて、帰宅翌日からフル回転でバタバタと雑用をこなしています。
 元気に動き回ることのできる有り難さも感じています。
 できることをできるうちに。
 
 明日29日は降誕会&門徒総会です! 
 四国旅行3日目最終日のご紹介は後日。
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四国旅行2日目

2024年04月26日 | 雑感
 前日の小雨は上がって、翌朝は快晴。
 写真↓は、徳島県祖谷(いや)渓谷の「ひ」の字渓谷
 



 渓谷に立つ小便小僧。
 

 平家落人で有名なかずら橋へ。↓
  




 怖かったけど、もう二度と来られないだろうと、頑張って渡りました。
 かずら橋を渡ったところで、靴のカカトが剝れてしまっていることに気づき・・・

 

 かずら橋そばの、琵琶の滝。 ↑
 

 昼食は祖谷蕎麦。

 昼食後は大歩危の遊覧船乗船。渓谷の吉野川を船頭さんのガイドで。
 





 岩盤の断面が全て斜めに。自然の隆起の力恐るべし。
 大歩危小歩危観光の後は、徳島県美馬市脇町の うだつの町並みをボランティアガイドさんの案内で見学。
 「うだつ」は、火事が隣家に及ばないよう、2階に屋根下に設置される防火壁。
 お金持ちの御宅にうだつが設けられるので、そこから
「うだつが上がらない」と言う言葉が。
 カカトが破れた靴は同行のご住職発案で、大歩危の乗船場のお店でガムテープお借りして、ぐるぐる巻きの補修して歩いていましたが、
 美馬市に入って大型生活用品店で無事、靴を見つけることができました。
 同行の皆さまには大変ご迷惑おかけしました。ありがとうございました。
 2日目宿泊は、穴吹川ほとりの旅館。
 
 
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四国旅行1日目

2024年04月25日 | 仏教






 塩屋別院の後、香川県仲多度郡まんのう町の浄土宗西念寺さまへ。
 1207年後鳥羽上皇により念仏停止が下される。直接の原因は上皇が熊野詣の間に院の女房たちが念仏法会に参加し、そのまま出家して尼僧になってしまったことに激怒したため。
 法然上人は土佐に配流される予定だったが、法然門下の九条兼実の配慮により、兼実の領地・讃岐への配流とされた。
 ほどなく流罪を許されたので、讃岐への配流は10ヶ月ほどだったが、その拠点となったのが浄土宗西念寺さまです。
 ご住職から丁寧なお話をいただきました。
 西念寺さま参詣後、同じく法然上人ゆかりの寺院・現在は真宗興正派の円浄寺さまへ。
 

 円浄寺さまでは、貴重な宝物も見せていただきました。
 法然上人ゆかりの寺院を参拝して、徳島県祖谷(いや)渓谷へ。
 小型バスながら、スリル満点の狭いカーブの連続。
 よくまあ、こんな所に建設を・・・と驚く渓谷の上に建つホテルに宿泊。
 露天風呂は傾斜30度?のケーブルカーで降りてゆきます。
 夕食はご当地の山の恵み、川の恵みを美味しくいただき、楽しい会話と共に至福のひとときを過ごさせていただきました。
 

 緑の美しい祖谷渓谷 写真↑
 

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本願寺派塩屋別院

2024年04月25日 | 仏教
 

 某寺さまのグループに老夫婦加えていただき、岡山から瀬戸大橋を渡り、四国に来ています。
 

 先ずは、うどん県・香川県にて、珍しいうどん(海老とナスの天ぷらとたっぷりの薬味の入ったうどんにつゆをかける)をいただきました。
 昼食後、丸亀市の浄土真宗本願寺派四州教区(四国4県)の教務所(寺務所)でもある塩屋別院にお参り。写真↑ 
 輪番さん(一般企業で言えば四国支店長さんのような方)や職員さんから、塩屋別院の歴史など伺いました。
 塩屋別院は
 1615年播州赤穂の教法寺と門徒30戸が塩造りのため、讃岐に渡られたのが寺院としての始まり。
 香川の中心は高松だけれど、高松は同じ真宗だが、興正寺派の土地柄(藩主が興正寺さまと親戚)で、本願寺派は許可されなかったので、藩の違う丸亀に
本願寺派の拠点が置かれたこと。
 真言宗の弘法大師のお誕生地だが、真宗寺院のほうが多いこと
 第一次世界大戦時、塩屋別院はドイツ人捕虜収容所(境内の行動は自由)として使われ、そこで楽隊が結成され、日本初のベートーベン第九演奏が行われた
等など、興味深いお話をお聞かせいただきました。
 

 写真↑は、内陣天井の美しい天女図
 大門の彫刻も珍しいものでした。写真
 





 有り難いご縁を賜りました。



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吾輩は猫である の 最後

2024年04月23日 | 雑感
 先日、図書館から、埼玉福祉会出版の大活字本シリーズで、「吾輩は猫である」をお借りしました。
 活字がとても大きいので、漱石がというより、あの時代使われていた、私にとっては難読漢字や画数の多い漢字がよくわかって勉強になりました。←すぐ忘れるけど。
 最後、主人公の猫(あんな冷静インテリ)が、人間の飲み残しビールを飲んで酔っ払って大きな水カメに落っこちる。最初は水の中で、もがいていたが、脱出不可能とわかる。
 どうにもならないことをもがくから、より苦しむと悟り、身をまかせ、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と称えて終わる。
 お念仏で終わるんだった。
 あの「名前の無い猫」ならば、人間の良きも悪しき受け入れて、あるがまま、みほとけに救われて往ったことでしょう。
 南無阿弥陀仏
 
 
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骨密度測定

2024年04月22日 | 雑感
 5年ぶりに骨密度の検査を受けました。
 今は右肩右腕が痛い(次々治ってはまた別の痛いところが出てくる)ので、通院のついでに骨密度検査も。
 骨密度測定器が付いた寝台に仰向けになり、片足を固定し、腰(背骨)と大腿骨の骨密度を測定。動かないよう10分足らず。
 結果、今のところ骨粗鬆症はなし。ただし、腰骨の変形で骨密度が高まっている箇所を発見。大腿骨は同年齢平均値よりやや上。20代と比べると83%くらい。
 現状では、骨粗鬆症の薬剤は必要無いとのことで、医師から
「ムザイホウメン」
無罪放免ならぬ無剤放免
を言い渡され帰宅いたしました。
 
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東京 築地本願寺

2024年04月20日 | 行事・案内


 本願寺新報に大きくご案内が出ていました。写真↑
 築地本願寺にて、親鸞聖人お誕生850年&浄土真宗立教開宗800年の慶讃法要が4月26~29日に勤修されます。
 先日、仏教婦人会会長さんご夫妻が東京に行かれた折、築地本願寺にお参りしてきたと仰っていました。
 境内のカフェにて、人気の朝食(本願・十八願にかけて、18種類のお惣菜が入った朝ご飯)も前もってちゃんと予約して(予約しないといっぱいで入られないらしい)、召し上がったそうで、写真も見せていただきました。
 この朝食は30日前から予約できるそうです。
 築地本願寺は地下鉄日比谷線の「築地」駅直結です。
 私も次女家族が東京在住の時、地下鉄利用でお参りしましたが、孫をベビーカーに乗せたまま、地下鉄築地駅からエレベーターで本堂まで直結でした。
 直結のエレベーターは、本堂のお香の香りが漂って、何とも素敵でした。

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自然の中で

2024年04月18日 | 雑感


 写真↑ 境内のドウダンツツジ


 先日、嘉瀬町ウォーキングの折のツツジ 写真↑
 今は、あちらこちら、ツツジが美しいですね。
 きょうは晴れでしたが、黄砂の影響で、平野部のウチから山がかすんで全く見えませんでした。
 さて、17日夜の豊後水道を震源とする地震。
 寝ようと布団に入ったところで、けたたましく「地震です!地震です!」とスマホが鳴り響き。佐賀も久しぶりに揺れました。 
 震度3ですから、大きな揺れではありませんが、今までのところ滅多に地震が無い地域に住む私たちにとって、震度3も、ちょっと怖い。長い揺れを感じました。
 地震国、日本。わかっているのに、よくまあ、たくさん原発建てたものだと。
 核のゴミを一体どこに処分するのか? 掘ったら温泉出るし、仮に深く埋めたとして、無害になる前に地殻変動があるだろう。
 後の世の日本人は無事だろうか?
 今を生きる1人として、責任を感じます。
 
 
 
 

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無自覚な差別心

2024年04月17日 | 仏教


 本堂に掲示している標語です。
 自分では
「私は差別心なんて無い!」
と、思っていても
全く無自覚に差別し、他者を傷つけることがあると、
よくよく自覚しなくてはいけないと自省しております。

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