お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

悲しみに寄り添う

2011年05月31日 | 行事・案内
 浄土真宗本願寺派の月刊誌「大乗」6月号に龍谷大学教授のN先生が、上記タイトルで記事を書かれておられます。

 神戸の寺院衆徒(住職以外の僧侶)でもあるN先生は、龍谷大学の院生を連れて、東北へ。仙台別院の東北教区災害ボランティアセンターを拠点に活動・体験したことを紹介されていました。

 まず、初日は「お亡くなりになった方々に哀悼のまことをささげ、おつとめさせていただきたい。神戸から来ました。お願いします。」と、許可を得て、遺体安置所での読経。
 読経の後、見守っていた警察官の方々に「大変なお仕事ご苦労さまです」と言葉をかけると、「遠い所からありがとうございます」と涙ぐんでおられたそうです。
 
 2日目、3日目は避難所への物資支援

 4日目は、自衛隊の方々と西本願寺が協力して、炊き出し。

 見渡す限りの瓦礫・・・あまりに酷い現状に、夜になると、涙があふれた と書いておられます。

 最後にこう締めくくっておられます。

 「復興への長い道のりが始まりました。互いに思いやり、支えあうところに、きっと日本は復興すると信じます。皆さまと共に、今後の活動につなげていきたいと願っております」

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

布教大会

2011年05月29日 | 行事・案内
 浄土真宗本願寺派 佐賀教区 布教団(布教使さんの会) 主催の

 布教大会が神埼組の寺院を会所に、下記のように開かれます

 どうぞ、仏法のご縁に遇ってください


 6月1日(水)浄光寺(神埼市神埼町)
 6月2日(木)安養寺(神埼市千代田町)
 6月3日(金)真正寺(神埼市神埼町)


 時間は、午前10時~午後3時まで
 *昼食が出ます


 毎日6名の布教使さんがお話くださいます。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老人会追悼会

2011年05月29日 | 雑感
 きょうは、年に1度の町内老人会の追悼会が、当寺でありました。

 町内には、3ヶ寺の寺院があり、巡番に会所を務めます。(つまり、3年に1度会所にあたる)
 会所には、他寺住職も出勤し、計3名の僧侶が読経。会所の住職が法話をつとめることになっています。
 町内の3ヶ寺のうち、2ヶ寺は浄土真宗で、1ヶ寺は浄土宗です。
したがって、お経(三部経)は、共通していますので、仏説阿弥陀経をお勤めします。

 きょうは、台風を心配していましたが、それほど風雨が強くなく・・・それでも足下の悪い中、25名ほどの会員さんが参詣なさいました。

 老人会も「入ったら役員しなければならないから、イヤ」と入会者が減少しているそうです。

 また、追悼会も、きょうは、たまたまと、思いたいのですが、
ご遺族の出席が0(ゼロ)で、会員さんのみの追悼会でした。

 若い(と、言っても50代くらいの)ご遺族にとって、老人会が追悼会をしてくださることは、ありがた迷惑なのでしょうか・・・

 何だか心淋しく感じました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そら豆

2011年05月28日 | 雑感
 先日、佐賀教区仏教婦人会の団体参拝で京都にいる時、留守番の娘からメールが・・・

「お隣のオバチャンから、お豆をいただいたのだけど、どう調理したらいい?」

豆って、何豆

と、思ったところ、写真が添付されていて

 そら豆 でした。

 私は、塩ゆで か、かつおだし汁に砂糖しょう油で薄味に味付けして煮る ように指示。

 某坊守さんは
「カラをつけた、そのまま、カラに焼き目がつくまで焼くと、簡単でおいしいですよ」と、教えてくださいました。

 
 写真は、その後、また別の方から頂戴したそら豆です。

 旬の新鮮なお野菜は、どう調理しても美味しいです。

 旬の野菜+皆様のご厚意 をいただいて、本当に仕合わせです。
ありがとうございます。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふるさと

2011年05月26日 | 雑感
 6月末に組の仏教婦人会大会が予定されていて
その中で、仏教讃歌を披露することになっています。

 3曲歌う内、2曲は仏教讃歌ですが、1曲は「ふるさと」(うさぎおいし かのやま~)です。

 仏教讃歌の練習日に「ふるさと」を歌う度、
津波で ふるさと そのものを流された方々や 
避難を余儀なくされた福島の原発周辺の方々の苦悩を思い、胸がつまります。

 「思いいずるふるさと」
 「いつの日にか帰らん」
 
 「山は青き ふるさと」
 「水は清き ふるさと」

 
 山は、海は、どれだけ放射線物質で汚染されたのでしょう。

 
 福島原発の深刻な事態を終息させるため、命がけで作業にあたっておられる方々、また、そのご家族に敬意を表します。

 「いつの日にか」美しい自然を取り戻せることを願いつつ、
心をこめて「ふるさと」を歌いたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北教区から

2011年05月25日 | 行事・案内
 今回の世界仏教婦人会大会、帰りのバスでお聞きしたことです。

 津波被害を受けられた、東北教区の某寺院にかけつけ、お手伝いなさった方のお話によると

 その寺院の住職家族はご無事でしたが、お寺は、メチャクチャ。
 ご門徒さんは40名亡くなられたそうで、住職、坊守さんは、毎日火葬場へ。

 「とにかく、復興には、お金と人手が必要です。私も片付け、掃除、炊き出しのお手伝いをしましたが、人手が足りません。お時間のとれる方は、どうぞ、応援に行ってください また、お金の支援も長期にお願いします

とおっしゃっていました。
 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親鸞聖人750回大遠忌と世界仏教婦人大会 その5

2011年05月23日 | 行事・案内
 第14回世界仏教婦人会大会の開会式の後

 弁護士で元大阪市助役の大平光代さんとアナウンサーの日高貴澄さんの記念対談 がありました。

 幼児の時から
「まんまんちゃんが見てはるよ
(仏さまは、あなたのすることをいつも見ておられますよ) 

「あなたはひとりじゃないよ

と、伝えることの大切さなどをお話になっておられました。

 大平さんの対談の後は、各国代表の方々により、体験発表がありました。

 閉会式では、新しい仏教讃歌「お名前呼べば」に合わせて、日本各教区の仏教婦人会連盟委員長(代表役員)さん方が、浴衣姿で、踊りを披露してくださいました。

 20分ほど、予定より閉会が延びたので、帰りの新幹線時刻を心配して(おみやげ買う時間がなくなることを心配して)、皆、ソワソワしておりましたが、大丈夫でした。

 こうして、尊い3日間の団体参拝が終わりました。

 多くの皆様のお陰により、楽しく参加させていただきました。
ますます御恩報謝につとめます。お陰でありがとうございました(何だか「食後の言葉」の表現に似てますね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親鸞聖人750回大遠忌と世界仏教婦人大会 その4

2011年05月22日 | 行事・案内
 前夜の夕食会もそうでしたが、第14回世界仏教婦人会大会は、京都市伏見区のパルスプラザという大きな会場で行われました。パルスプラザは、京セラ本社のお隣にあります。
 東日本大震災の影響で、今回、海外からの参加者が少なかったそうですが、北米、南米、ハワイ、カナダなどから、たくさんの参加者がありました。加えて、日本国内各地よりの参加者で、4000人をこえる女性たちが会場に集いました。

 おつとめは、音楽礼拝:敬礼文(きょうらいもん)、三帰依文(さんきえもん)、さんだんのうた、恩徳讃 でした。

 敬礼文(きょうらいもん)、三帰依文(さんきえもん)は、古代インド語(パーリー語)
世界中の仏教徒共通の礼拝文です。
 
 そういえば、大谷高校出身の島田紳助氏が某番組で「仏教系私立高校出身で、三帰依文を知らんヤツはおらんやろ」と言っていましたね。

 三帰依文

 ブッダン、サラナン、ガッチャ ミー(仏に帰依します)
 ダンマン、サラナン、ガッチャ ミー(法に帰依します)
 サンガン、サラナン、ガッチャ ミー(僧に帰依します)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親鸞聖人750回大遠忌と世界仏教婦人大会 その3

2011年05月21日 | 行事・案内
 佐賀教区仏教婦人会の団体参拝

 初日、750回大遠忌に参拝した後、滋賀県大津市にある琵琶湖畔の大きな温泉旅館に宿泊。
 翌日は、京都市美術館で開催中の「親鸞展」、午後は、優雅な鴨川踊りを拝見しました。
 夕方から、世界仏婦大会の夕食会(大会前日の懇親会)へ。

 北米の開教使さんご夫妻や仏教婦人会の会員さんがおられ、お話を伺う機縁に恵まれました。(いずれも若い時にアメリカに渡られた方々ですから、言葉の心配はありません)

 お話を伺った女性(60才くらい)によりますと、週に1度、法会が開かれているそうで、月に1度(親鸞聖人の月命日の16日)は、必ずお参りなさるとのことでした。
 しかし、若い世代に、なかなか教えが伝わってゆかないことが残念だ とも仰っていました。

 今回の大会顧問は、佐賀のご住職でもある、総務のM師でしたし、北米の開教総長を務められているO師も佐賀のご出身ですし、
 アトラクションで出演された大衆演劇のO氏も佐賀県唐津市の出身だそうで・・・
何だか「佐賀」に縁のある方が多く。佐賀教区の一同にとって、より楽しい懇親会でありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親鸞聖人750回大遠忌と世界仏教婦人大会 その2

2011年05月20日 | 行事・案内
 ものすごい数の参拝者でいっぱいの本山。
 他の団体と間違えないように(添乗員さんが「佐賀教区のオバサン」の見分けがつきやすいように)、私たちは目印に、青い たすき を首から、かけておりました。(ちょうど仏婦式章と同じ色の青)
 その他、バスの号車ごとに色分けされた紐のついたカードを首から提げ、
 本山では、750回忌の参拝者用パスカードも首から提げての参拝でした。(私たちは言われる通りに行動するのみですが、お世話してくださる方々は大変です

 4月9日~16日まで が、第1回目の法要期間(午前、午後に1回ずつ)
 私たちは、第2回目の法要期間である5月9日~16日のうち、15日の午後に参拝させていただきました。
 おつとめは、今回親鸞聖人の750回忌法要にあたり、新しく制定された「宗祖讃仰作法」という勤行です。漢文の聖教ではなく、親鸞聖人が書かれた和讃(和文で書いた讃歌)を中心とした法要作法です。 

 来月6月も、9日~16日まで 勤修されますが、

 毎回期間中前半の9日~12日までは、「宗祖讃仰作法」
 法要期間中後半の13日~16日は、音楽法要の「宗祖讃仰作法」のが勤修されます。

 15日午後の音楽法要の導師は、新門様(次期門主)が勤められました。

 新門様と言えば、 今回、本山で初めて知ったのですが、
 5月12日、第一子のご長男が誕生されたそうです 

 明日、5月21日は親鸞聖人のお誕生日。
 きょう、明日、本山では、宗祖降誕会の法要が勤修されます。

 親鸞聖人と同じ5月で、現ご門主と同じ日(12日・ご門主は8月12日がお誕生日)にお生れですね。

 おめでたいことです
 


 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする