先週月曜日、歴史勉強会。 今回は、現地研修で佐賀県神埼市へ。
神埼市役所前、旧庁舎跡の横に「櫛田宮」(くしだぐう)があります。
しょっちゅう、車で前の国道を通っていますが、中に入るのは初めて。
先生から、神埼の歴史解説を聞きながら、ふむふむ。
初めて知ることばかり。
「櫛田宮」は「お櫛田さん」と、呼ばれていて、
博多で有名な「お櫛田さん」こと櫛田宮(神社)は、歴史文献によると、神埼の櫛田宮の末社(神埼の櫛田宮が本家)なんですって。
今は博多のほうが有名ですよね。
いつもお世話になっている神埼の真宗寺院前を歩き、長﨑街道の歴史の解説を受けました。
江戸時代、佐賀城下に入る前に神埼宿で万事整えてから入城されていたとのこと。本陣跡もあります。
真光寺さん、浄光寺さんは神埼宿の脇本陣で、シーボルトが、「神埼の真宗寺院に宿泊した」という記録があることなど、今まで知りませんでした。
また、江戸時代、長﨑街道を珍しいものが往来。京都、江戸に向かってゾウやラクダなどが歩き、街道沿いに佐賀藩民衆が見物に詰めかけたこと。
江戸に向かう前に天皇もゾウを見たいと所望され、天皇には身分がないものはお会いできないため、急遽、ゾウに官位が授けられ、天皇にお目にかかったとか。
「へ〜、そうなんだ〜」
の連続。
歴史のお話、本当に面白い!
天気にも、恵まれ(24℃近くなり暑いくらい)有り難い現地勉強会でした。