お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

10月31日

2017年10月31日 | 雑感


きょうは爽やかな秋晴れ。
近くの田んぼは、まだ、稲刈りがすんでいません。
もち米の収穫は遅いのですが、例年より遅れているのでしょうか?。

のどかな田舎と異なり、都会はハロウィンで賑わっているのでしょうね。

10月29日の佐賀新聞社説「有明抄」に、ハロウィンの起源が書かれていました。

スコットランドやアイルランドに住んでいた古代ケルト人による「サウィン(万霊節)」にたどりつく。
ケルト歴で正月は11月1日。
1年が閉じる前夜、祖先の霊や親しかった死者を家に招き入れて、もてなし、静かに供養する。サウィンは日本の大みそかとお盆を合わせたような行事といえばいいだろうか。
子どもたちが家家を回って「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ」と言うのは、おもてなししないと私たちは悪霊となって人間に襲いかかる」という警告が含まれる。仮装の子どもたちは比喩ではなく本当の死者なのである。(鶴岡真弓著『ケルト 再生の思想』

と、紹介されていて、勉強になりました。
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祥月命日

2017年10月30日 | 仏教
 日曜日、日にちは、ちょっと遅くなりましたが、
 前住職の祥月命日を家族で勤めました。

 最近、年回忌は勤めても、「祥月命日」はお墓参りだけで、仏事を勤められない方が増えました。
 お墓参りのついてに、お寺で祥月命日をされてはいかがでしょう?
 もし、住職(僧侶)に頼むのが面倒なら、せめて、ご家族一同(子や孫がおられるならば若い世代も加えて)仏前で、
「きょうは、〇〇の祥月命日だから・・・」と、「正信偈」等の「おつとめ」(お経を称える)をなさってくださると、大変尊く、有り難いことです。
 
 さて、前住職は、今年19回忌の祥月命日でした。

 先日、寺族婦人研修会のご講師が仰っていたことですが
 〇回忌の「忌」を使わずに「会」を使っておられるとか・・・

 私たち、今、娑婆(しゃば:煩悩にみちみちて、堪え忍ぶ)世界に生きている者が
覚りの仏さまと成られている故人を縁として、仏前で合掌礼拝させていただき、
わが生き様を振り返る、尊い仏事の集いなのですから、
 何となく忌まわしいイメージの「忌」より、集いの「会」(え)が、真宗の御教えには相応しいのかもしれません。
 
 
 
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11月の行事案内 その2

2017年10月29日 | 行事・案内


 昨日は、里帰り出産した姪の赤ちゃんに会いに行ったり、夜は、ご近所仲間の「三夜待」(さんやまち:佐賀の飲み会の呼称)が、ウチで開かれ、楽しい1日でした。
 ご近所さんの「三夜待」、普段は男だけの飲み会ですが、ウチが幹事の時だけは、ご家族同伴でご参集いただいています。
 私が嫁に来た頃は、ご近所女性方と、地域婦人会や、町の運動会などの諸行事の炊き出し、ご近所葬式のお手伝い等・・・ご近所さんと顔を合わせる機会がたくさんあったのですが、今は全てなくなり、本当に「お久しぶり~」って感じです。
 
 さて、先日の行事案内に書き忘れたこと

 11月15日(水)午後1時半 なでしこ会 です。
 
 私が進行役をつとめさせていただいている集いです。どうぞ、女性の皆様、ご参集ください

さてさて、この数日は、12月や来年2月の教区や組の行事に、法専寺から出ていただく方にお願いの電話、メールをしているところです。
 
 皆さん、大変ご多用の中のお願いですが、時々は「脱・世間」の仏法のお話のご縁に遇っていただけますよう、よろしくお願い申し上げます

 写真は、先日の立花新風体のお稽古で生けたものです。
 11月は花展も出品させていただきます。
 



  

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11月の行事案内

2017年10月27日 | 行事・案内
 きょうは、ビハーラ活動で、老人施設K苑を訪問しました。
 組内D師が、勤行(ごんぎょう:お経を称える)の調声(ちょうしょう:勤行のリーダー役)
 ご法話を、M師がつとめてくださいました。
 M師は、つい先日、体調を崩されたばかり。なのに、相変わらず、超ご多用、きょうも、(元気そうに)車椅子に座ったままで踊られる、体操の指導をしてくださって、見ている私はハラハラ・・・どうぞ、ご無理をなさいませぬよう。
 
 次回、K苑訪問は11月17日14:00 です、
 新しい会員の方、大募集です。どうぞご協力、ご参加ください

 さて、11月の法専寺行事案内です。

 11月14、28日(火) 19:00 仏教讃歌の練習

 11月18日(土) 法専寺バス研修旅行 行き先:長崎教堂(諫早市)

 11月25日(土) 9:00 仏教壮年会例会 終了後、グランドゴルフ大会       
    〃     19:00 若っかもんで飲もう会  アルコールのダメな方、ノンアルも用意しています、気楽にご参加ください          
     

 さて、毎年11月26,27,28日の日程で勤修される佐賀教堂の報恩講です。
 ご案内をいただいています。お参りいたしましょう。

  
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星空の水族館

2017年10月25日 | 佐賀ネタ




佐賀県庁最上階で毎晩楽しめる「星空の水族館」に行って来ました。

佐賀市内の夜景が見える展望の窓を使って、10分ほど、美しい映像が流れます。

夢があって素敵です。

リピーターも多いそうです。
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白石町の雅楽

2017年10月24日 | 雑感
 

 今朝の山門前の空。

 さて、先日、お世話になったS組S寺さまの巡番報恩講は、「すごい、すごい」報恩講だったと過日、ご紹介しましたが
1番「すごい」ことをご紹介しておりませんでした。

 私が1番感動したのは、 前座の「宗祖讃仰作法」音楽法要 の おつとめです。

 なにが「すごい」かと申しますと、雅楽。

 僧侶方が、雅楽を演奏されるのは、見慣れておりますが
S寺さまでは、僧侶方に混じって、白石のお揃いの雅楽の法被を着用された方々が、見事に雅楽演奏をつとめられていたことです。
 女性も数名おられました。

 白石町有志による雅楽。すばらしいですね。
 S寺さまの「宗祖讃仰作法」音楽法要は、本当に感動いたしました

 

 


 
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ホトトギス

2017年10月23日 | 雑感


庭に咲いたホトトギスを玄関に飾りました。

きょうは寺族婦人会(お寺の女性、主に坊守の会)の研修会で、本願寺佐賀教堂へ。

前もって提出された質問や悩みに、ご講師が、ていねいに答えてくださりながらのお話でした。
寺族婦人研修会に出席の坊守さん方を見回すと、私もいつの間にか、高齢になったなあと、しみじみ感じます。

後2年半で、坊守交代しますので、私が出席するのも残り少ないとも思いつつの、きょうの研修会のご縁でした。
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同窓会親睦バス旅行

2017年10月22日 | 佐賀ネタ
日曜日のきょう、先週の佐賀市議員選挙に続き、また早朝、選挙へ。

台風が南に接近の中、予定通り、大学同窓会佐賀県支部の親睦バス旅行を行い、小城市へ。

風は強いものの、雨は降らず。

まず、小城公園近くの桜城館(おうじょうかん 市立歴史館と図書館)へ。
お隣の市なのに、私は初めて。知らないことばかり。
小城の歴史:元寇の折、今の千葉県から鎌倉武士の千葉氏が九州に派遣され、小城一帯を統治。その後、千葉氏は衰退し、少弐、龍造寺を経て、鍋島氏。鍋島の小城藩に。

また、小城は書家として有名な中林悟竹さんの故郷(晩年は東京銀座から小城に戻られ逝去)ということで、悟竹さんの紹介ビデオもあり、たくさん作品が展示されていました。

お昼は清水の鯉料理を同窓生の弟さん経営のお店で、美味しくいただきました。

楽しい時間はあっという間。

帰りは、黄檗宗や日蓮宗のお寺を車中からお参り見学。

小城に日蓮宗が多いのは、千葉氏が日蓮宗だったからと聞いて納得です。

バスガイト?の歴史案内役は、同窓生で、歴史に精通なさっているYさん。

同窓生の皆さんのおかげで、楽しく、興味深い、小城観光でした。

きょうも、有り難い1日を過ごさせていただきました。
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秋の巡番報恩講 その2

2017年10月21日 | 行事・案内


きょうはS組S寺さまの巡番報恩講ご満座(まんざ:最終日)に、参拝させていただきました。

 まず、駐車場係やお斎のお世話等など、手伝いのご門徒さん、参拝者が多いことに、感嘆
 広~い本堂が満堂。

 内陣は、松一式の見事な立花の お荘厳(しょうごん:仏前のお飾り)

 代々、男性ご門徒さん方による「華方さん」(仏花を生けられる担当者の方々)が、「御正忌報恩講」(親鸞聖人のご命日をご縁とした法要)や 巡番報恩講(佐賀の浄土真宗寺院のグループの各寺が巡番に当番会所を務めて、勤修される報恩講)の折りには、
松一式の立花を生けられるそうです。
 松一式となると、おそらく大工仕事のようでありましょうから、力のある男性がお上手だと推察いたします。
 それにしても、すごいですね。

 そして、本日の「稚児行道」に、ご参加のお子さんが70名と聞いて、これまた、びっくり
 お稚児さんのかわいかったこと 

 ご講師は若手の方でしたが、高座に座られての「節談説教」
 
 「すごい、すごい」連発の巡番報恩講のご縁に遇えて、仕合わせな1日でございました。
 皆様、ありがとうございました 

 明日は「継職法要:けいしょくほうよう・住職が代替わりされる儀式」とS寺さま400年記念大法要がおつとめされるようです。

 いつも思うことですが、自分ちが会所当番になると大騒動で大変ですが、他寺にのんきにお参りさせたいただく「巡番報恩講」は、最高に楽しいです
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10月の言葉

2017年10月19日 | 仏教
 この数日、若坊守が風邪をひき(孫も全員、鼻垂れています)、夫・住職は不在とあって、バアバ坊守は、孫守り、法務に走り回りました。
 よって、きょう、巡番報恩講にお参りの予定も後日に延期。
 急に寒くなり、体調管理が大変です。私も風邪気味なのですが、何とか持ちこたえております。

 さて、法語カレンダー今月の言葉は

 ねてもさめてもへだてなく
 南無阿弥陀仏を
 となうべし


 親鸞聖人の書かれた「ご和讃」(わさん:漢文でなく和文で書かれた、仏さまを讃える歌)は

 弥陀大悲の誓願を ふかく信ぜんひとはみな
 ねてもさめてもへだてなく 南無阿弥陀仏をとなふべし


 阿弥陀さまの慈悲のお心を 深く心に拝受している者は
 常に、お念仏いたしましょう

との仰せです。

 み教えを慶んでおられる方で、常に、報恩感謝の念仏:「ナモアミダブツ」「ナマンダブ」「ナンマンダ」が、口にこぼれる方が多いです。

 トイレに行ってもナンマンダ、
 ラーメン屋でナンマンダ、
 タクシー乗ってナンマンダ
  
「心に響くことば」で、このご和讃を解説くださっているI師は、マイクの無い時代、布教使としてご活躍されていたお祖父様のエピソードとして

 飛行機で座席に座るや、よく通る声で「ナンマンダブ」と、称え
「周囲から一斉に痛いほどに視線が突き刺さって」と、書かれています。
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