お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

佐賀イベント情報

2007年10月31日 | 佐賀ネタ
 穏やかな秋晴れ。きょうから佐賀インターナショナル・バルーン・フェスタが始まりました。期間は11月4日まで。
 13カ国から109機のエントリー。

 バルーンって、ただ、ふわふわ飛行するだけでなく、ちゃんと競技があるのですよ。
 主な競技には、競技本部が指定したゴールにマーカーを投下するジャッジ・デクレアド・ゴール とか、パイロットが風向きや風速を計算して、自分が向かうゴールを宣言して向かうパイロット・デクレアド・ゴール等・・・が競われます。

 また、2日から3日間は、唐津市にて、「唐津くんち」が、あります。(数年前からバルーン大会が、唐津くんちの時期に併せて行われています)

 「唐津くんち」では、14台のカラフルな曳山が「エンヤ、エンヤ」のかけ声と共に巡行します。(写真は、佐賀新聞「唐津くんち」特集記事の一部です)

 今朝の佐賀新聞によると、

 期間中、JR九州では、佐賀ー唐津間に「バーバパパ列車」を運行、子ども達に(毎日限定200名)のプレゼントもあるそうです。

 佐賀の町では、昨夜バルーン大会前夜祭イベントがあり、駅前から県庁前につながる中央大通りの並木道を9万6千個の豆電球で彩る「ライトファンタジー」点灯式がありました。正月明けまで、夜の大通りは幻想的に美しく輝きます。

 
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念珠

2007年10月30日 | 仏教
 先日、片付けものをしていたら、房がクシャクシャになった女性用念珠が数個出てきました。
(「念珠が数個」と書きましたが、正式な念珠の数え方が、わかりません。 どなたが、ご存じの方、教えていただけませんか?)

 見つけたのは、安物の念珠ですが、珠の部分は傷んでいないので、房だけ取り替えてもらうべく、仏壇・仏具店へ。

 数日後、修理が済んで新品同様になりました。

 写真はご参考までに、左が男性用、右が女性用です。

 以前、何かの記念品として、男女念珠セットをご門徒の皆さんに差し上げた時、ある男性ご門徒がウチに電話をされて、

 「送っていただいた男性用の念珠に房がついてないのですが・・・」と、言われたことがあります。私は、意味がよくわからず、混乱したのですが、どうやら、その方は、男性用も女性用と同じような房が付いているもの と、勘違いなさっていることがわかり、ご説明、納得していただきました。

 念珠にどうして、男性用と女性用があるのか 私は知りませんが・・・男性用は珠が大きく、ひも状の房になっていて、女性用は珠が小さく、ふさふさと房が付いている。こういうことになっております。

 女性の方で、房の色を尋ねられることがあります。別に何色でも構いませんが、私個人的には、お葬式参列の時は、白房の念珠を使っています。普段使いのは、紫の房が多いです。

 ちなみに、糸が切れて念珠の珠がころがった時も、珠を拾い集めて、仏具屋さんに持参すれば、修理可能です。

 作法としては、
 念珠は法具ですので、聖典(お経本)と同様、畳の上(足で踏む場所)に直接置かずに、何かの上、何もなければ、ハンカチの上にでも置いてくださいませ。

 
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大吊り橋

2007年10月29日 | 雑感
 昨日は、K女子大学同窓会佐賀県支部が、2年に1度企画してくださっている親睦旅行に初参加

 70代の大先輩~娘のように年若い後輩まで14名、Y旅行の佐賀出発「日帰りバスツアー」に参加。他のグループさんと共に総勢40名、添乗員さんと運転手さん以外、何故か全員女性で、
 
 大分県九重町の「九重`夢`大吊橋」に行ってきました

 日曜日。穏やかな快晴。秋の絶好の行楽日和。今、大人気の「つり橋」 とあって、付近は大渋滞。吊り橋を渡るのも、遊園地の人気アトラクションと同様、大行列。

 「九重夢大吊橋」は、九酔渓・震動の滝 上空にかかる、長さ390m 高さ173m(いずれも日本一)の吊り橋です。昨年10月30日に完成。総工費20億円。すでに200万人が訪れているらしく、通行料・大人500円、子ども200円 建設費用はすぐ取り戻せるようですね。

 さて、大吊り橋。渡り始めると、ギシギシきしむ音と共に、ユ~ラユ~ラと揺れる。下の渓谷も編み目から透けて見えるとあって、遊園地の絶叫マシン大好きの、さすがの私も、いささか恐怖・・・(ま、復路は、慣れて余裕で戻りましたが・・・) 

 何とか向こうまで吊り橋を渡ったものの、「復路は、もう渡りたくない」という人のために有料シャトルバスも準備されておりましたよ。

 往復約13分の空中散歩。

 紅葉もはじまっていて、それは、見事な景観でした。(紅葉の一番の見頃は11月上旬~中旬でしょうか。その頃は、ものすご~い 大・大渋滞でしょうねえ)
 
 大吊り橋の大渋滞で予定より1時間おくれの昼食、午後は阿蘇の大観峰展望台へ。一同ソフトクリームを舐めつつ、ススキが風にゆれる大パノラマをうっとりながめました。
 
 車中、一番元気な(騒々しい)中年オバサマ族で最後部座席を陣取り、漫才のような掛け合いで、爆笑の1日でございました。

 珍しく、行事も、仏事のお参りもない法専寺の日曜日。代わりに留守番してくれた夫に感謝です。

 

 
 

 



 
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仏教讃歌コンサート

2007年10月27日 | 行事・案内
 きょうは、年に1度の「佐賀仏教讃歌の会」コンサートでした。
 
 今回の会場は、のどかな田園風景にある千代田の「はんぎーホール」

 早朝からのリハーサルを含め、各団体の弁当、お茶のお世話、受付、そして、終了後は、会場の片付けまで、丸一日、会場で過ごしました。

 午後からのコンサート本番には、立ち見が出るほど、たくさんの来場をいただき、本当にありがたいことでした。ウチのご門徒さんも数名聴きに来て下さいました。
 本日のプログラム

 1, 声楽家のS先生、M先生による 式典序曲

 2, 音楽法要 (重誓偈作法・・・「重誓偈」というお経に節をつけた音楽と歌による おつとめ) と 法話

 3, 今回は「伝えよう! 子どもたちに」をテーマに 浄土真宗のお寺の保育園児による歌 と S先生、M先生による わらべ唄

 4, 各団体のコーラス発表  私たち「こぶしの会」は8団体中5番目に登場
   
 曲目は、①「世をあかるく」(大木惇夫 作詞、団伊玖麿 作曲) と ②「美しく」(深尾須磨子 作詞、平井康三郎 作曲) の2曲 

 (写真は、若手の住職さん方も参加されている「三根組 コールサンガ」の発表)

 5, 最後に 仏讃歌「いのちまいにちあたらしい」を全員で歌って終了

 終了後、法専寺からのメンバー8人で、打ち上げをいたしました。

 ああ、お腹一杯 楽しかった 

 今年の仏教讃歌コーラス発表会も、こうして無事終了いたしました。



  
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お経の言葉

2007年10月26日 | 仏教
 浄土真宗の経典は、「浄土三部経」 

 ① 仏説無量寿経  ② 仏説観無量寿経  ③ 仏説阿弥陀経

 漢文の経典は、呪文みたいに聞こえて、「何やらさっぱりわからない」 と言う、私たちのために、「浄土三部経 現代語版」 本願寺出版社 が出ています。

 きょうは、「仏説無量寿経」から、有名な一節をご紹介します。

  人は、この世の愛欲のきずなにつながれて生きているが、つきつめてみると、独り生まれ、独り死に、独り来て、独りゆくのである。すなわち、人それぞれの行いによって苦楽の境界にすむ身になるのであって、すべては自分自身がその責任を負わねばならない。だれも、これに代わることはできないのである。  
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ワンちゃんも

2007年10月25日 | 雑感
 日曜日午前中、本堂にあわててストーブを出したくらい、肌寒かったのに、この数日はまた、日中、妙に暖かい(ちょっと暑い)佐賀です。

 このところ毎日「お坊さん」をしています。ウチにお参りにみえた方とご一緒におつとめ、ご法話。その後、お茶を飲みながら世間話~その方ご自身の悩み話をお聞きしたり・・・。
 
 さて、きょうは、仏教婦人会副会長のM・Sさん宅へ、ご主人の祥月命日のお参りへ。
 (亡くなられたご主人には、長く総代さんをつとめていただき、その昔、私どもの結納の折りには、門徒代表として、直方までご足労いただきました)
 
 ご主人亡き後も、ず~と、至らぬ坊守の私を寛大に見守り、助けていただいている有り難いM・Sさんです。
 
 玄関に先に出迎えてくれたのは、ワンちゃん(雑種の大型犬)。一人暮らしのMさんは、ワンちゃんを室内で飼っておられる。名前はボビー。

 Mさんが、あわてて鎖につなぐと、「ワンワン、はずしてくれよ~ つながれるのはイヤだよ~」と、ほえる。はずして自由にさせると、ゴキゲン。私たちの側に仲間入り。 身体は大きいが、実におとなしい。

 やがて、おつとめを始めたら、声も立てず、ウロウロもせず、おとなしくお経を聞いていました。

 ボビーは、私が帰る時、また玄関まで見送りに出てくれました。

 やさしい飼い主やご近所周囲の方々の温かい善意の中で、のんびり生活しているボビーには、育ちのよさを感じました。


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電子レンジ

2007年10月24日 | 雑感
 毎日お世話になってきた、我が家の電子レンジ。スイッチの接続?が悪くなって、何度も押し直さないとスイッチが入らなくなってきた。
 それでも、辛抱強く「頼む 動いてくれ~」とプッシュを繰り返していた私。でも、いよいよ素直に働いてくれなくなり・・・ご門徒のK電器店に電話。

 電子レンジの診察に来て下さったK氏、 製造年をながめつつ、「スイッチの配電盤を変えれば動きはするけど、1982年製か・・・もう部品がないですよ
ということで、買い換えることに。

 82年製ということは、25年間 今まで、よく頑張ってくれたなあと、しみじみ・・・
 途中、1度も故障することなく、老衰、天寿を全うしたというところでしょうか。

 レンジさん、幼い子ども達のクッキー、ケーキ作りから、毎日の私の手抜き料理まで長年付き合ってもらい、ありがとうございました。お疲れ様でした。

 そして、昨日、最新式の電子レンジが、我が家にやってきました。
 メタリックな おすまし顔のスチームオーブンレンジ。 

 今までと違う点、

 一番驚いたのが、回転しないこと  

「えっ 丸いターンテーブルは不要なんですか
「ああ、最近のレンジは、回転しなくなっていますよ」
「じゃあ、今まで、回転していたのは、何のため? ムラをなくすためじゃなかったの?」
「というか、いかにも温めています、という雰囲気作りじゃなかったのかなあ」テキトーなことを仰るK氏に爆笑。
 
 温め直しは、一般と「のみもの」が別ボタンで全て自動。
 
 本体下に、水入れのカセットがあり、蒸気で調理、温めることができるらしい。
例えば茶碗蒸しを選んで、個数をセットし、スタートボタンを押せば、完成。
 
 ヘルシーコースを押すと脂、塩分を減らせして、調理できるらしい。 へえ~、すごいすごい このあたりまで説明してくれたK氏。
「後は、自分たち、料理したことなくて、わからないから、適当にボタン押して使ってみてください。」

 そして、今朝。
「おーい、使い方が、わからんぞ~
 いつものように牛乳をレンジで温めようとした夫の呼ぶ声が・・・

 レンジ下方にボタン、ダイアルが並んでいる。老眼鏡も必要かも・・・新入りレンジに慣れるまで、数日かかりそうです。
 
 
 
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歌う

2007年10月23日 | 行事・案内
 佐賀教区のお寺で毎年開かれる「巡番報恩講」という行事の折のことです。
 参詣の方々に、お昼のお斎(とき)を召し上がっていただいた後、午後1時半からの行事開始まで、ちょっと間があります。
 その時間を利用して、ミニコンサートなど催し物をされるお寺が増えました。

 来春、ウチが、組の巡番報恩講・会所当番を迎えますが、法専寺もミニコンサートをして「報恩講」行事・大イベントを盛り上げたいと思い立った私。

 5日間の報恩講行事の後半2日間・・・3月29日、30日(土・日)、声楽をやっている住職の姪(千葉在住)に、歌を依頼。
 本格的な歌と、仏教讃歌・数曲を歌ってくれることになりました

 そして、有り難いことに、そのピアノ伴奏を、「法専寺の歌」の作曲者でもあるB・R先生にお引き受けいただきました 

 姪が歌う曲目・ピアノ伴奏楽譜を先生にご依頼、お渡しするために、昨日、先生とランチ。
 お話していて、B・R先生は、姪っ子の音大・先輩であることが判明。先生も伴奏を楽しみにしてくださっています。
  
 ミニコンサート最後は、「皆さんご一緒に」で、参詣の皆さんと共に「法専寺の歌」を歌う予定です。
 作曲者自ら奏でるピアノ伴奏で、一同歌う「法専寺の歌」

 私は、ワクワクしています。
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井上萬二さん

2007年10月22日 | 佐賀ネタ
 有田焼・人間国宝・井上萬二(まんじ)氏の作品展が、佐賀市の某デパートで、きょうまで開催されていたので、目の保養に行ってまいりました。

 ちょうど、会場に、ご本人もおられました。私なんぞは、写真、テレビでしか存じ上げませんので、生の「井上萬二」を拝見したのは、初めてでしたが、何とも、目のやさしい、穏やかで、気さくそうな紳士であられました。

 「白磁」の美しさ。
 本当に気品ある、凛とした美しさです。

 お値段のついた販売品も展示されていましたが、一輪差しで10万。写真のような大型の花器ともなると、お値段300万でございました。
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我他彼此

2007年10月20日 | 仏教
 「我他彼此」は、「がたぴし」

 仏教は、自己の執着を離れることを説く教えです。

 「我」は、なかなかしぶとく離れられないので、

「私が」「俺が」を少々離れて見る視点(仏さまの視点)をもてば、ちょっぴり生きるのが楽になるのでは・・・という教え。

 だから、私、他人、彼方、此方 と 自分の「我」(自分の考え)を中心に他を区別した世界しか心にないのであれば、ギスギス、心にイライラも増え・・・

 建具がスルスルと閉まらず、引っかかりもっかかり・・・

「ガタンピシャン」と「我他彼此」(がたぴし) の人生になる ということを言います。

 和風の家なら、腹が立てば、障子、ふすまを「がたぴし」と閉める。
 洋風の家なら、ドアを思いっきり、バタンでしょうか。
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