ビハーラ基本学習会にて

　写真は生け花お稽古。生花新風体。

　さて、６月２９日午後から「ビハーラ佐賀」（ビハーラとは憩いの場所の意味で仏教ホスピス）の第１回基本学習会で本願寺佐賀教堂へ。

　研修では滋賀県近江八幡のキリスト教系病院に併設されたホスピスでのドキュメント映画「いのちがいちばん輝く日」（９０分）を鑑賞しました。

　キリスト教の教えと共に、臨終まで死を待つのではなく、最後まで、よりよく生きるための看取りに尽くされている医療スタッフ、牧師さん、患者さん、ご家族が紹介されています。

　ドキュメント最後は、臨終に際し、幼い孫さんも手を握り、大人数の家族一同で感謝の言葉をかける姿、小学生の孫さん達も涙、涙でした。

　ウチの母の時も、ひ孫に母の意識ある姿も、昏睡し死にゆく姿も見せられたのは彼らにとってショックであり、生死を心に刻む有り難い出来事であったろうと思います。

　コロナ禍の今、大きな病院ではそれはできませんが。

　また、きょうビハーラ佐賀でご指摘がありましたが、子や孫など看取る家族のない方々もたくさんおられます。今後、ますます増えられるでしょう。

　病苦の時、不安な時、家族でなくとも、親身に寄りそう方がいてくださるのは本当に安らぎます。

　近年、本願寺派も僧侶が常在するビハーラ病院を建設されていますが、まだまだ数ヶ所。

　コロナが収まったら、地方で僧侶が僧侶姿でも塩をまかれずに、出入りさせていただける病院が増えるといいなあと思います。

　まずはご門徒さんが会いたいと思ってくださる僧侶であるかどうかが、１番の問題ですが・・・

　きょうのビハーラ基本学習会で、ふと思いました。

　ビハーラ病院のドキュメンタリー映像はあるのかなぁ？　

　

　

　

　

ストレスを感じやすい考え方のクセ

　

　先日、佐賀新聞の別紙写真↑に

「ストレスのはなし」として

鳥栖市の　いぬお病院　院長さんのお話が掲載されていました。

ストレスを感じやすい考え方のクセ　として、上げておられたのは

「思い込み」　自分の考えにとらわれる

「白黒思考」　あいまいな状況に耐えられない

「べき思考」　決めつけ思考

「自己批判」　自分に責任を感じてしまう

「深読み」　相手の言動の裏をよみ、決めつける

「先読み」　将来に対してネガティブに考えてしまう

と言うようなことがあげられていました。

　

タイ在住日本人ワクチン接種事情

　外務省が８月から海外在住日本人の希望者が一時帰国すれば、成田か羽田で新型コロナワクチン接種（ファイザー）を無料で行うと発表があったようだが、

帰国後、即、接種しても自宅まで公共交通機関は使えない、２週間の隔離、３週間後の接種・・・と、とてもじゃないが現実的ではない。

　タイの次女によれば、タイ政府も今のところ、シノバックかアストラゼネカならば、外国人も無料接種できるが、ワクチンを選び、民間病院で接種すると有料（１万４千円くらい）らしい。

　次女の連れ合いの会社は夫婦の分をモデルナで手配してくれたようだが、接種は早くて１０月、会社員本人以外の家族は自費らしい。

　非現実的な成田無料接種より、海外現地で自費接種を受ける日本人にせめて費用補助したらどうなのかなぁ。

　

ワクチン接種

　田植えが進む佐賀市平野部。

　さて６月２４日、佐賀県の６５歳以上としては、やや遅ればせながら、きょう、かかりつけのクリニックで、新型コロナワクチン接種１回目。

　午後２時半から６名ほど受付済ませた後、院長が一同にワクチンについて詳細に説明。

　メッセンジャーRNAワクチンで、どう身体で作用し予防するのか（孫と一緒に見たアニメ「はたらく細胞」を思い出しながらも、説明はチンプンカンプン）、

効果、体質による副作用などについても丁寧にお話くださいました。

　その後、１人ひとり診察室へ。喉を診て、聴診器あてて体調に異常がないか確認、利き腕の確認まであって、注射。

　待合室で３０分待機。　

　２回目の接種の説明を受けて帰宅しました。

　たぶん、午後３時半からまた６名ほど接種されるのだと思います。午前中の１時間で２回目の接種をされているので、午後の１回目接種は１日合計１２名ずつということでしょう。

　さて、副作用。１回目でも翌日まで腕が上がらなかった、ダルかったと言われる方（年齢に関係なく）あれば、どうもなかったと仰る方々あり、半々くらい。

　さて、私は？　今のところ腕も上がるし、何ともありませんが・・・

　

魚道生け

　田んぼに水が入り、田植えが進む佐賀平野です。

　先日の生け花お稽古は魚道生け、水辺の植物を２株に分けて涼しげに生けます。

お坊さんが学校でいのちの話

　６月２２日佐賀新聞記事。

　全国でご活躍の浄土真宗本願寺派僧侶・古川潤哉師（伊万里市）が佐賀市の中学校で３年生を対象に「生と性と死」をテーマに講演された記事がありました。

　僧侶姿で、ってとこがありがたいことです。

　佐賀県内だけでも、もう、かなり多くの学校でお話くださっています。

　きっと、思春期の子ども達の心に響いたことでしょう。

海外在住日本人のワクチン接種

　６月２１日、夏至の朝、面白い雲。夏至の佐賀県、日の出は午前5時10分、日の入りは午後7時31分だそうです。

　このところ晴れが続き、連日３０℃超えです。

　

　さて、タイ在住の次女によると、６月から大規模接種が始まり、外国人も申請すればワクチン接種できるそうです。

　主にシノバック（中国）、アストラゼネカ（英）。

　ジョンソン＆ジョンソン（米）、モデルナ（米）も認証されたようです。

　当然ながら、その国のワクチン接種に従って・・・ということですね。

　次女周囲の日本人はファイザー製がなくて残念に思っているようです。

　

ウェーサク

　本願寺新報６月２０日号の記事です。

　ウェーサクは日本では聞き慣れない言葉ですが、東南アジア仏教国で、お釈迦さまの降誕・お誕生日、成道（じょうどう:さとりを得られた）、入滅（にゅうめつ:今生の身体が滅して完全な涅槃に入られた）を併せて御祝いする仏事。

　ウェーサクを１９９９年に国連が認定、奨励しているそうで、アメリカでは仏教団体の呼びかけに政府が応じ、２０１５年からホワイトハウスで仏教行事が行われているそうです。

　浄土真宗も参加仏教教団の１つ。

　ウェーサクにあたり、バイデン大統領の御祝メッセージの言葉も有り難いですね。

安心

　境内に咲き始めたグロリオサ。

　本願寺派仏教婦人会連盟の季刊誌「めぐみ」に付録で法話集がありました。

　

　その中の「帰る世界をいただいて」を拝読しながら、今春亡くなった臨終間際の母のことを思いました。

　今生、生きてゆくのも思い通りにならないことばかりですが、死ぬのも簡単ではない、キツイことやなぁと。病・老・死の苦を身を以て私に教えてくれて母です。

　私は眉間にシワを寄せ喘ぐ母の手を握り

「キツイね〜。でももうすぐ、懐かしい皆さんと会えるよ。私も後から往かせてもらうからね」

と、感謝の言葉と共に声をかけておりました。

　倶会一処

　仏さまに成らせていただいて、また、倶に会わせていただく世界に恵まれている安心を有り難く拝受しております。

　南無阿弥陀仏　

　

佐賀市 古湯温泉、熊の川温泉

　佐賀市報より。↑

　ぬる湯で、ゆっくり楽しむ古湯温泉、熊の川温泉（佐賀市山間部）のぬるくゆる〜い広報・ブロモーションムービーが全国広報コンクール映像部門で総務大臣賞を受賞されたそうです。

　さて、きょうは久しぶりの「なでしこ会」（法専寺女性の集い）でした。こちらも私が進行役でゆる〜く続けております。お帰りになられる頃に雨が降り始めました。

　お参りくださった皆さま、ようこそ、ようこそ、ありがとうございました!