巡番報恩講 その２

土曜日から始まった組内の巡番報恩講。
　住職は毎日、若院は、一般の勤務のない土日に、出勤（法要儀式に僧侶として出ること）。
　
　私は、昨日、参詣のご縁に遇うことができました。
　
　ご講師は、私が教師教修の折、お世話になった「法話」の先生であられます。

　前日、お参りさせていただいた、若坊守（娘）も言っていましたが、
　「肝要を難しい言葉は使わずに、わかりやすくお話くださって、あっという間のお聴聞時間だった」

　本当に、そうです。
　昨日、同行してくださったご門徒さん（５，６０代）方も、
　「お話がお上手で、ご法話に引き込まれました」
と、よろこんで、帰路につかれました。

　昨日は、先生のご著書「お浄土への地図」のお話も。

　　

　私が初めて小林先生のご法話を拝聴したのは、もう何年前でしょうか、本山の「御正忌報恩講」の通夜布教（オールナイトの布教）の中でのことでした。

　その時、「お浄土への地図」のエピソードを聞かせていただいたのですが、何回聞いても、涙が出てしまいます。

　さて、きょうは、総代役員さんが、年度末の会計整理においでくださっていて、私は、お留守番です。
　明日また、「巡番報恩講」にて、お聴聞させていただく予定です。

　
　

巡番報恩講

いよいよ、組の巡番報恩講が、報恩寺さんで、始まります！

閉院、閉店

春の花々が美しいですね。　写真　は、庭の雪柳です。

　さて、３０年ほど前、ウチの娘達を出産直後から、お世話になったＨ小児科。
娘達が大きくなり、その後２０年近くブランクの後、今度は孫がお世話に。

　Ｈ先生は、髪こそ白くなられていましたが、当時のまま若々しく、また、なつかしい当時の看護師が、バアバになった私を覚えてくださっていました。　
　母娘２代お世話になり、安心していましたのに・・・

　今年に入って、娘が孫を連れて行ったら、「体調不良のため、しばらく休院します」の貼紙が・・・
しばらくして、もうお元気になられているだろうと、電話してみたら、
　「閉院になりました」とのこと。
　母娘でショック
　先生のご体調が心配です。

　また、２月末には、
ず～っと、お世話になってきた、電器店（ご門徒さん経営）が、閉店されました。

　これまた、ショックです　

　


　

ビハーラ僧侶

昨年、基山のＫ寺さんで、初めて法話を聞かせていただいた、
長倉伯博師の著者「ミトルヒト」

ビハーラ活動(仏教版ホスピス、終末期の悲嘆に寄り添う活動)が始まったのは、今から３０年ほど前のこと。今は、やっとビハーラ病院も建ち、専門のビハーラ僧侶もおられる時代になりましたが、当時は 医療現場に「坊さんだけは遠慮してくれ」と言われる中で、スタートされた、終末期の患者さん、その、ご家族に寄り添い続けておられる長倉先生の体験が綴られています。

ビハーラ訪問

きょうはビハーラ活動で、老人施設の訪問。インフルエンザの大流行で数ヶ月お休みだったので、久しぶりのビハーラ訪問でした。

組内J寺さんのお勤め 写真 ↑
法話は、本当に心にしみる有難いお話をいただきました。

帰りは、苑内の桜を眺めて、帰りました。

青空に桜が映え、今年も桜を見ることかできたことに感謝しました。

桜の季節

お彼岸行事を終え、気のゆるみか、はたまた、昨日、北部九州で、すごかったＰＭ２.５のせいか
昨朝から声がかすれ、哀れな声で墓参り客の応対・・・いささか体調不良というか、体調不調。
　きょうは午前中、病院2軒回って来ました。（そういえば、先日ご紹介した「佐賀県」の本に、佐賀の人はすぐ受診したがるってのが、ありましたね・・・）
　体調不調と言っても、自分で運転して病院を回り、普通にデスクワークをする元気はあるので、大したことはありません。
どうも、桜の季節は体調を崩しやすく苦手です。

　私より７才も年上なのに、視力もいい（元々１．５、もちろん、老眼は進行中ですが）、聴力も衰えていない夫。
　一方、目も、耳も、頭も・・・どんどん老化？　悪くなる私・・・
　「やっぱり、血圧が低くて、血の巡りが悪いのが、全ての原因かな～」
という私に、夫曰く、
　「うん、首から上に血が上がっていないんじゃない」

　・・・・・・　

　さて、あっという間に３月も下旬・・・別れと出会いの季節でもありますね。

春の彼岸中日

彼岸中日のきょう、午前中、初参式（しょさんしき：赤ちゃんの初参り）＆新入園、新入学のお祝い会でした。

　かろうじて、１人、新入園のお子さんの申し込みいただき、お祖母ちゃん、お母さんと３姉妹がご参加くださいました。

　みんなで「正信偈」をおつとめ、お祝いのプレゼント、住職の短いお話、そして、仏教讃歌の「ありがとう」をみんなで歌いました。
最後に、若院の津軽三味線も。

　会が終わったら、お祝いの昼食を一同でいただきました。
　お祝い昼食は、仏教婦人会の役員さんが、ご用意くださいました。

　メニューは、ちらし寿司、お汁、大皿に唐揚げ、ソーセージ、ポテトサラダ等です。
美味しかった～　
　早朝からご準備、お接待いただいた、役員さん方、本当にありがとうございました。

　さて、午後からは、お彼岸中日法座。



　たくさんの方にお参りいただき、うれしく存じました。
　お聴聞いただきました皆様、ようこそ、ありがとうございました

　午後３時からは、引き続き、仏婦の総会。
　今年も行事が盛りだくさんです。

　仏婦の役員さん、１日中、お疲れ様でございました。ご奉仕に厚く御礼申し上げます。

　

　

老人施設ボランティア

　　

きょう午後、施設に入居している母に会いに行ったら、「むつごろう会」（ボランチィアグループ）の方々が、おいでくださっていました。

　見事な美しい音色のマンドリンとギターの演奏　写真　↑　に始まり、

自分達で工夫して作成された衣装をまとっての踊り


]　


　「むつごろう会」の皆さんは、７０才前後？　でしょうか
佐賀県の「高齢者大学」の同期卒業生の有志の方々の会だそうで、このボランティア活動を始めて９年になられるそうです。

　当然、皆さん、いきいきされていて、お若く、輝いておられます

　私も健康に恵まれているうちに、自分自身のためにも、わずかでも、人さまのお役に立てる何か新しいことができたらいいなあ～
と、しみじみ思いました。

　施設の種々の桜が咲き始め、母も居室の「窓から花見ができる」と喜んでいます。



　逆光で、うまく撮れませんでしたが、この桜　写真　↑　は、プリンセス雅　です。

春彼岸の入り

　きょうは、春の彼岸の入（い）り。きょうから１週間、春彼岸週間です。
　佐賀では、雨のお彼岸の入り　になりました。

　今朝、スーパーに出かけたら、
「きょうは春の彼岸の入り。おはぎも特売しています」
の放送があっていました。

　うれしかったです　「お彼岸」が、佐賀では、死語になっていなかったことが・・・

　此岸（しがん：こちらの岸、私たち、自分流の物の見方しかできない世界）に対する
彼岸（ひがん：かの岸、覚りの世界・仏の境地）

　単に、自分の先祖に、おはぎをお供えし、自分の先祖だけに感謝して墓参りする　という１週間でなく、
私自身が「彼岸」に心を向ける「お彼岸」でありたいと思います。　

３月の言葉

↑ 写真は、先日１３日に同窓会役員会で、お邪魔した、G寺さん境内の桜。

　この数日、日中はとても暖かくなり、春を実感しています。

さて、東井義雄先生の言葉で綴る「ほのぼのカレンダー」３月の言葉は、


　「倶会一処」

　大いなる　であいの世界

　「倶会一処」くえいっしょ　とは、ともに一つの場所で会う　の意味

　この世の悲しみも、恨みも　全て、超えた、仏の境地。

　皆、ともに、仏となって、会う世界　の　ことです。