昨日午後から、親戚寺の前前坊守様(住職さんのお祖母様)の25回忌の法事に、私もお参りさせていただきました。
法事をおつとめいただいた客僧さまのご法話で、
本堂(仏壇)向かって 右のロウソクは、仏さまの智慧をあらわすとともに、私自身のことをあらわす。
すなわち、ロウソクが燃え尽き、消えるように、この世の命は終わる。また、(ロウソクが、まだまだ長く残っていても)突然、風がふいて、何時、ふっと消えてしまうかもしれない。
また、向かって左側の仏花は、美しい「覚りの世界」・浄土をあらわすと同時に、やはり、私自身のことをあらわす。
すなわち、(若々しい美しさを誇っていても)やがて、色褪せ、枯れてしまう。
そうお聞かせいただきました。
故人(今は仏さま)をご縁として、一族、親戚が参集する年回忌(一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌、あとは五十年ごと)をお勤めするのは、有り難い、尊い仏縁だなあ~
きちんと、仏事を営み、遺族、親族がそろって、仏前に座らせていただくことこそ、今は、仏さまと成られた、故人を尊び、感謝申し上げることだなあ と、あらためて、しみじみ思いました。
もちろん、施主ご家族は、ご準備が大変ですが、
法事・仏事(仏法の事、仏さまの事)の場を提供くださり、その場にお参りさせていただくご縁を賜ったことに、感謝、感謝でした