お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

8月の言葉 その2

2016年08月30日 | 仏教
 8月も終わろうとしています。

 東井義雄先生の言葉で綴る「ほのぼのカレンダー」8月の言葉は

 水はつかめません すくうもの
 心もつかめません 汲みとるもの


 

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不用品買い取り?

2016年08月29日 | 雑感
昨日の久々の雨より、急に気温が下がり、今朝はひんやり、22℃。
 東北に向かっている台風10号が心配です。
 
 さて、もう数ヶ月前のことですが、不要品買い取りを名乗る業者?から電話。

 しっかりした落ち着いた女性の声で、
 「何か不要品がありましたら、お伺いしますが・・・」
 「いや、片付け整理もしていませんので・・・」と私。
 「いえ、今回はご挨拶ということで、何でもいいので、ご協力をお願いできませんか
 「ご協力」なんて言葉に弱い私。
 「う~ん、新品の毛布くらいなら・・・」
 「毛布ですか・・・」と女性のトーンが下がり「お伺いする担当の者に電話を替わりますので」
と、今度は男性が電話に。
 先の女性と異なり、何だかあまり上品ではない感じの男性、
 私はあわてて、「いや、お断りします」と言うと まだ、何やら言い続けられる・・・
 「いえ、お断りしますので、切りますよ」と電話を切ったところ
 即、電話の着信音が・・ディスプレイを覗くと、同じ電話番号(固定電話でなく携帯番号)。
 その時、たまたま私は1人で留守番していたので、他の者が電話に出るわけにもいかず、
トルルル、トルルル・・・と、鳴り続ける着信音を無視。
 すぐ切れるだろう・・・と思っていたら、20回以上も、しつこく鳴り続け、やっと切れた。
 ヤレヤレと思ったら、また、電話が鳴り響く。今度は別の携帯番号。
電話に出たら、先の女性の声。
 「お断りしたはずですが・・・」と私が応答しかけたところで、また、男性の声。
 「お断りしま~す」と私も大声。それでも、負けじと、早口、大声でしゃべり続ける男性。
 恐怖すら感じた私は
 「あまり、しつこくされると、警察に届けますよ」と電話を切ったら、かかってこなくなりました。 

 電話で営業される全ての不要品買い取り業者が悪質ではないのでしょうが、不要品買い取りを名乗り、目的は貴金属だと耳にしました。
 
 その後も、2回ほど、不要品買い取りを名乗る業者から電話が・・・
先で懲りた私は、即、「ありません」とお断りしています。

 



 

 
 

 
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おこだでませんように

2016年08月28日 | 本紹介
 

 孫が図書館から借りてきた絵本。

 いつも、おこられてばかりの小1の男の子が
 七夕の短冊に書いた願いが「おこだでませんように」(おこられませんように)

 読んで泣いてしまいました。
 これは、大人が読む絵本ですね。

 幼い子どもに対してだけでなく、
上から目線であったり、決めつけたりしがちな「私」がいることを反省したいと思います・・・


 

 
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9月の行事予定

2016年08月26日 | 行事・案内
残暑と言うには、あまりにも暑すぎる佐賀ですが、8月も終わろうとしています。

 さて、9月の法専寺関連行事案内です。

 9月 3日(土)組連続研修会 於 極楽寺様
 9月14,28日(火)午後7時 仏教讃歌練習
 9月15日(木)午後1時半 なでしこ会
 9月17日(土)午後6時半 仏教壮年会例会
 9月22日(水・秋分の日)午後1時半 秋彼岸中日法要
 9月25日(日)午後3時 伝灯奉告法要 組団体参拝の結団式 於 常立寺様

 よろしくお願いします。

 さて、9月からは、秋の巡番報恩講が始まります。
 ご門徒さんには、お盆に差し上げた佐賀教区報「かんぎ」の裏表紙に日程が記載されています。

 夏は終わりますが、7月~8月に生けた、生花新風体です。

  


  

 高温で、すぐ枯れてしまう中、なるべく日持ちのよいお花を生けた、この夏の想い出です。
 
 
 
 
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老人ホームに仏壇

2016年08月24日 | 仏教
先日、一人暮らしのご門徒さん(仮にAさんとします)が、老人ホームに入居なさいました。

首都圏在住の娘さんが、高齢で不自由になられたお母様を心配され、佐賀で有料老人ホーム探しから、入居の手続き、引越作業に奔走されていました。

その中で、娘さんから、ご相談受けたことです。

Aさんは、アパート暮らしでいらっしゃったので、ミニ仏壇(タンスや棚の上に置くことができる、本願寺の正式な仏壇「いちょう」)を安置され、大切にされていました。

老人ホームの入居に際し、娘さんが、
「仏壇を持ち込みたいのですが…」
と、施設に相談されたところ、施設側は拒否されたとの相談でした。

入居されるのは、個室とのことでしたので、
施設側は「仏壇」と聞いて、大きな仏壇を連想し、持ち込み禁止されたかもしれないので、具体的に、ミニ仏壇のサイズ(場所をとらず、どんなにコンパクトか)を説明し、
ロウソク、線香、リンも持ち込まず、隣室の方の迷惑になるほどの大声で念仏することもなく、ただ手を合わせるだけ・・・
それでもダメなのか、再度、お尋ねされてはと、申しあげましたが・・・

結果、一切ダメだったそうです

病院で禁止は、わかります。でも、まだ、お元気で生活される、生活の場・「老人ホーム」において、人に宗教勧誘するわけでなく、個室で、ひっそり手を合わせることが、どうして問題なんでしょう? 

 その施設は、ただ入居者の身体をケアしても、心のケアはなし、なんでしょうか
 
  
 なぜ、生活の中で大切に手を合わせてこられたもの、ご本人の 生きる指針となっているもの を 尊重してくださらないのでしょうか

宗教は一切排除ならば・・・でも、まさか、施設で、ご高齢者にとって、小さい頃から馴染みがないのに、クリスマスとか、ハロウインとか、されたり、しないでしょうね


結局、Aさんのミニ仏壇は法専寺でお預かりすることになりました。

何だか、とても、残念で悲しかったです。




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福島原発の今

2016年08月22日 | 雑感
関東に台風上陸、被害も出ているようで、心配です。
 そして、いつも、心配なのは、福島第一原発です。
 
 台風9号の強風で、事故でむき出しになっている原発建屋は、吹き飛ばされるのではないか
 
 台風の猛烈な雨で、大量の汚染水や、メルトダウンした放射性物質が、海に、一層ダダ漏れしているのではないか

 昨年、福島で見た、除染のため黒いビニール袋に詰められた汚染土・・・大量の黒いビニール袋・・・ あんな袋、すぐに破れてしまうのではないか 
 除染作業で、本当に除染されたと言えるのか・・・などなど・・・

 九州では、最近、報道されることのない、福島の状況。
 
 東日本大震災後、毎年の訪問ですが、9月1日から、浄土真宗佐賀教区の有志が、福島へ、支縁(支援ではなく、縁を支える、つなぐの支縁)の旅 に向かわれます。
 
 昨年は、私も参加させていただき、大変お世話になりましたが、今回は、不参加です。

 関東、東北、北海道の大雨に対し、相変わらず、ギラギラ太陽、35℃超えの猛暑日が続いている佐賀です。

 暑い佐賀から、気持ちだけですが、福島の現実を心配し、心を寄せております。
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ソ満国境 15歳の夏

2016年08月21日 | 雑感
 昨日は、先日、ご紹介した映画

 

を、これまた夫婦で鑑賞。ご門徒さんがお世話なさっている団体が主催の 文科省選定作品(少年向け)の映画です。

 本当は、主人公たちと同じ中学生が観るべき映画ですが、観客は中高年が主。
中高年と言っても、戦後70年。戦争を実体験された世代より、戦争を知らない観客が、大多数だったように思います。

 実体験を書かれた原作(田原和夫「ソ満国境 15歳の夏」をもとに、作られた、映画です。 

 太平洋戦争末期、昭和20年5月にソ蓮と中国満州(当時、たくさんの日本人が住んでいた)国境付近に、農作業の勤労動員として送られた「新京第一中学」(日本人学校)3年生の生徒たち。
敗戦間近の8月9日、突然、日ソ中立条約を破棄し、満州に攻め込んだソ連。

ソ連と満州の国境付近に置き去りにされた15才の少年たちの過酷な逃避行。敗戦後は50日間、ソ連の捕虜になり、解放後、餓死寸前のところを満州の村人に助けられ、その後、故郷に帰るまでを書いた著書。

 その70年前の少年達のことを知る、現代の15才(東日本大震災の原発事故で故郷を追われ、仮設住宅暮らしの15才たち)

 涙、涙・・・鑑賞できて、本当によかったです。

 8月9日以降、満州では20万人の日本人が逃げまどったそうです。これは映画にはありませんが、 終戦後も、ソ連兵の民間日本人に対する略奪、婦女暴行は、ひどく、女性は髪を切り、男性になりすまして逃げた・・・という話も耳にしたことがあります。
 戦争の悲惨を伝える最近の佐賀新聞で、引き揚げ船で無事帰国できた若い女性で、強姦により身ごもった方が多々おられ、堕胎が秘密裏に行われていたことも報道されていました。
 
 映画の中で、餓死寸前の少年達を一時保護した中国人村長さんの言葉が心に残ります。
 人間はやさしい心も持つが、時として、残虐な心ももつ

 戦争は、最も恐ろしい地獄の心を作り出すものだと、しみじみ思います。

 

 
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シン ゴジラ

2016年08月19日 | 雑感
 ゴジラと同じ年の私。
 子どもの頃、ゴジラやモスラ、キングギドラ・・・などの映画を見ていました。

 さて、今年の夏は「シン ゴジラ」
 お盆前、8月入って早々に観てきました。

 面白かったです

 今回、映画の上映案内を見ていて、「4D」とある。
えっ 「4D」って、何なに ということで、
通常料金より、1000円も高かったのですが、好奇心により、ちょっと贅沢。

 「4D」とは、遊園地のアトラクションのように、映像を見ながら、座席が揺れたり、風が吹いたり、水しぶきがかかったりするものでした。

 映画には、夫と行ったのですが、
最近の暑さで常に汗ふきタオルを首にかけている夫。
そのままの格好で、シネコンに向かうので、
「ちょっと~ 恥ずかしいからタオル置いて来てよ~
と言った私ですが、
入場してみて初めて「4D」なるものが、どんなものかわかり、
「ほら、タオル持っていて正解やった
と、夫。
そんなに濡れるわけではありませんが、私も、館内はクーラーも効いているからと、カーディガンを持っていてよかった。

 という、初老夫婦のゴジラ「4D」体験でありました。

 
 
  
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愚者になりて

2016年08月17日 | 仏教


鹿児島教S組作成の法語カレンダー
8月の法語は

愚者になりて往生す

もちろん、「愚か者になって、困っちゃった」 と、言う意味ではなく、

 仏さまに相対して、初めて気づかされる 自分の愚かさ(自己中心性の思い込み)を自覚した「愚者」のことであり、「往生」は、浄土(仏の世界・覚りの境地)に、ってまれることです。


 阿弥陀さまは、自己中心性を離れられない私を目当てに、こんな私をも、往生させてくださる。

真宗の仏道は、煩悩を振り払って、賢者になって往生するのではない。

煩悩は、根深く、私の身に満ち満ちて、死ぬまで無くならない。その事実を深く自覚して
阿弥陀さまにお任せする(阿弥陀如来に報恩感謝し、心を合わせて生きる)仏道です。


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お盆休みに

2016年08月16日 | 仏教
平成28年のお盆も元気につとめることができました。

 今年は、代替わりして、若い世代の方々のお参りが多かったように思います。
 何分、連日35℃を超える猛暑続き・・・ご高齢の方の外出はキツかったと思います。
おそらく、「自分は行けないから」と、若い世代にお参りを勧めてくださったのだと思います。
 
 仏事(仏さまのこと)が、お子さん、お孫さんへと相続されていくことは、本当に、尊く有り難いことです。
 お金の相続でなく、仏法の相続のほうが、人生の一大事

 さて、盂蘭盆会の法要が終了した夕方、一時的にどしゃ降り。
久~しぶりの雨でした。

 今朝も一時、雨・・・ きょうは、幾分涼しく感じます。

 盂蘭盆会は終わりましたが、昨夕は首都圏から、
きょうは関西から、遠路、ご親族お揃いで、お参りいただきました。

 最愛の亡き方をご縁として、お寺に集い、仏法に遇う お盆。
 ようこそ、ようこそ 南無阿弥陀仏

 
 
 
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