お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

年末に その2

2011年12月30日 | 雑感
 ご門徒さんの墓参りの応対しつつ、正月準備+明けて間もなく始まる、法専寺御正忌報恩講の準備などでドタバタしております。

 おせちは、例年、出来合いのお重を購入するのですが、黒豆、なます、煮物、お雑煮だけは、私が作ります。栗きんとんは、次女の当番。

 ということで、本日、例年通り、圧力鍋で黒豆を煮たのですが・・・
どうしても鍋のフタ(スライド式)が開きません
 夫が血管切れそうなほど(また切れたら大変なのですが)、力を入れてフタを回そうとしても、ビクとも動きません 
 
 ああ、せっかく煮た黒豆が~
 何年も使用しているとは言え 、高かった圧力鍋が~ 

 困ったな 御正忌報恩講の煮豆(金時豆3Kg)も、この圧力鍋で1Kgずつ煮て、前準備(下煮)しておかねばならないのに・・・

 年明けは、圧力鍋購入からスタートしそうです。

 と、相変わらず、くだらない煩悩まっただ中の生活で、今年も暮れてゆきます。

 震災で、お正月どころではない被災者の方々のことを思いますと、本当に、申し訳ない、贅沢な年の暮れです。

 皆さま、今年も、拙ブログにお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。心から厚く御礼申し上げます。

 さて、来年は、どんなことが起こるのでしょう。

 
 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末

2011年12月28日 | 雑感
 23日までは、オーストラリアの友人と過ごし、
 24日は、ウチでご近所の仲良しさん(9軒)との「三夜待 

三夜待」(さんやまち)って言うのは、佐賀で使われる「会食会(飲み会)」を意味する言葉です。(何日も前から、楽しみに待つ会合 ということらしい)

 普段は、男性だけの飲み会ですが、今回、ウチが会所だったので、奥様方もご招待
 全員夫婦でお集まりいただき(1軒は小さなお子さん連れ)、ウチの若家族も加わり、子供同士は大人の周囲を走り回り、大人は面白い話で爆笑と、総勢22名で大盛り上がりでした。

 昔は、地域婦人会活動 など盛んでしたが、今はそれもなく、ご近所の奥様方と顔を合わせる機会が、ぐっと減ってしまったので、ゆっくり話をするのは久しぶり
本当に楽しいひとときでした。

 25日は、私の父の祥月命日。
 私達が、寺を空けて全員直方にお参りに行く のは不可なので、直方の母たちに、佐賀まで来てもらい、法専寺で一同、おつとめをしました。
 こちらも、父の仏事を縁に、両家久しぶりにそろって、仕合わせなひとときでした。

と、25日まで、お寺の年末年始の準備をする間なく、過ごしていましたので、
26日から、ようやく「お寺の年末年始」モードにスイッチを入れ、準備を始めました。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスに

2011年12月27日 | 行事・案内
 浄土真宗本願寺派(西本願寺)佐賀教区少年連盟では
毎年12月24,25日1泊2日で ウインタースクール(子どもの集い)を開催しています。

 クリスマスは、家族で・・・というご家庭が多いのか、
参加者が減少傾向な中、法専寺から2名の小学生兄妹が、お寺の子どもの集いに参加してくれました。
 
 24日は、寒さ厳しい中、街頭募金に声をからし、
 夜は、初めて会った先生(若手僧侶)や友達と、本願寺佐賀教堂に、緊張の宿泊

 きょう、そのウインタースクールに参加してくれた2人が、お母さんと一緒に、挨拶に寄ってくださいました。

 「とっても楽しかったので、来年もぜひ、参加させてください
 「貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました
と、挨拶を受け、こちらのほうが、恐縮しました。

 街頭の募金活動で頂いた募金(15万8841円)は佐賀新聞の「佐賀善銀」を通じて、県のユニセフ協会へ。
      
 今日の佐賀新聞に、参加者全員の写真入りで記事が掲載されています

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリアから その2

2011年12月26日 | 雑感
 5年前になりますか・・・
 オーストラリアの友人Jが、家族5人そろって来日したのは・・・

 その時も、高齢の父が、たいぶ弱っている時でしたが、娘のようにかわいがっていたJが久しぶりに来日すると聞いて、急に元気になり、杖をつきながらも、しゃんと歩き、周囲を驚かせました。(父が亡くなったのは、その翌年でした。)

 今回は、ヨーロッパ出張のついでに、オーストラリアに帰る途中、単身、日本(福岡・佐賀)に寄ってくれたJ。
 数日間でしたし、時差ボケもあるので、あまり過密スケジュールにならないよう、範囲は広げず、
ホストマザーとの会食と
留学生として在籍した当時の高校同級生との34年ぶりの再会にとどめました。

 Jのおかげで、私もなつかしい方々や、「初めまして」の後輩方(直方と佐賀との2班に分かれて数人ずつ会いにきてくれました)ともお会いできて、本当に楽しい時間を過ごしました。

 ちなみに、Jは、パリの仕事の後、ロンドンのお姉さんの所に立ち寄り、

ロンドンからソウルに飛び、ソウルで乗り換えて福岡空港へ来たのですが
 ロンドンからソウルまでは、10時間、ソウルから福岡までは、55分だったそうです。

 帰りも福岡からソウルに飛び、ソウルからシドニーへ帰ったのですが、ソウルからシドニー間も10時間だそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリアから

2011年12月23日 | 雑感
 19日~きょう23日まで、オーストラリアから長年の友人(オーストラリア人)が滞在していて、一緒に楽しく過ごしていました。

 彼女は、34年前、交換留学生として1年間母校(高校)に在籍し、私の実家にも滞在していた、6才年下の妹のような存在です。

 交換留学生として来日した16才の彼女は、「日本のいろんな家庭を見たい」という希望で、3ヶ月ずつ4軒の家庭にホームステイしましたが、私の実家がその1番目でした。

 その縁で、今も、ずっと交流しています。

 今回はフランスのパリに出張した帰りに、日本に立ち寄ってくれました。

 彼女の日本の「お父さん」達は4軒ともに皆、逝去し、「お母さん」達は、最高齢の私の母をはじめ、全員健在です。(やはり、女性は、長生き

 彼女は、やさしい人なので、年を重ねた「お母さん」達に会いに、日本に寄ってくれたようです。

 つづく・・・

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末境内清掃

2011年12月18日 | 行事・案内
 きょうは、9時から11時まで、暮れのおみがき・境内清掃でした。

 いつもの仏教壮年会諸氏と仏教婦人会役員さんに加え、地区お当番の方々、男女39名のご門徒さんにご奉仕いただき、仏具も、本堂も、門徒会館も、外トイレも、境内・墓地内も見事にすっきり、ピカピカにしていただきました。

 「今回、お当番に当たっておられますので、ご都合がつかれましたら、ご協力をお願い申し上げます」

と、一方的にご依頼したにもかかわらず、初めての若い方も、多くおいでくださいました。
 帰省中のご兄弟までおいでくださったり、あるいは、いささか体調不良でありながら無理して出てくださった方、また、夜間の仕事明けで遅れて、駆けつけてくださった方もおられ、大変、恐縮すると共に、
自分のお寺」を大切に思ってくださることに、涙が出そうなほど、感激、感謝いたしました。
 本当に恵まれた、仕合わせな住職、坊守です

 厳しい寒さの中、ご奉仕いただきました皆さま、大変お疲れ様でございました
ありがとうございました。

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖おにいさん

2011年12月16日 | 本紹介
 コミックは、なかなか読む機会がなかったのですが、

 ウチの若夫婦が大の「ワンピース」ファンで
息子が全巻そろえていると知り、貸してもらって読みました。

 で、今度は次女が、職場の同僚に「面白い」と聞いてきたのが

聖おにいさん

 ブッダ と イエスキリスト が、現代日本の何故か立川のアパートに二人で住んでいる・・・という設定のギャグ漫画と聞き、

 好奇心旺盛の私め、早速、本屋さんへ。

 コミックの題名もよくわからず、本屋へ行った私。
 店員さんに内容を説明するも、私のようなオバサンが買い求めようとしているコミックとあって、手塚治虫氏の「ブッダ」のことか と勘違いなさる。
 けんめいに説明したところ、「『聖おにいさん』のことですか」 と、売り場に案内してくださいました。

 最初とりあえず1,2巻をゲット。
何だか、ほのぼの・・・ゆるい感じで笑えて、7巻まで買ってしまいました。

 作者の中村光さんを男性と思い込んでいたら、娘の年頃の女性だと知りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病気自慢

2011年12月15日 | 雑感
 若いつもりが、だんだん体力の衰えや、不調が出てきて・・・
 今年の後半いっきに困った症状が、増えました。

 ・・・昨年から、耳鳴り。頭の中で、常にセミが高音で鳴いています。耳鳴りは、難聴とセットらしいですね。ボソボソ声が(会話も、テレビの台詞も)聞き取りにくくなりました。
 先日、初めて目眩と嘔吐をおこしましたが、今のところその1回きりで治まっています。目眩が反復する(メニエル)と、難聴が進行するらしいですね。
 そのうち、高音を奏でる美しいバイオリンの音色も、ジャズの低音のベースの響きも聞こえなくなるのかもしれません。

 ・・・白内障手術で、ド近眼の視力が回復し、喜んでいましたが、相変わらず、虹彩炎をくり返し。ステロイドの目薬をさし続けているせいか、それとも、もともと網膜(視神経)が弱いのか、この秋、ついに緑内障の診断。白から緑になりました。
 日本人に多い「正常眼圧内緑内障」です。
 先月から、1日1回入浴前に両眼、眼圧を下げる目薬をさしています。
 なぜ、入浴前かというと、その目薬、まぶたに ついたまま放置すると、色素沈着して目の周囲が黒ずみ、まつげが長くなるそうで、それを防ぐため、洗顔前に点眼するのだそうです。
 たぶん、この目薬は死ぬまで?もしくは、失明してしまうまで?使用続けるのでしょうが、そのうち、レディ・ガガさんのメイクみたいになっちゃうのかな~
いや、私の場合は、パンダ顔だな~ それも、かわいくない、間抜け顔。

 さて、視力は、いつまで保たれるのか・・・
 大好きな読書も、しづらくなるのでしょうね。
 こうしてパソコンをすることもできなくなり・・・
 美しい自然を自分の目で美しいまま感受できなくなる日がくるのかもしれません。

 母親の 目も、耳も、頭も(これは最初から)悪化してゆくことに、
将来の介護地獄が間違いないことを認識し、娘は怯えています。
 
   
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見えないほこり

2011年12月14日 | 仏教
森田真円 師 「ひらがな真宗」本願寺出版社

に、「見えないほこり」と題して、

 「悪いこととわかっていながらする悪いことと、知らずにする悪いこととどちらが罪が重いと思いますか

と、ある先生が質問されたことがご紹介されていました。

 「悪いこと」と自覚しているということは、心のどこかに罪の意識があるでしょうが、
気づきもしない「悪いこと」は、罪の意識もなければ、悔いることもありません


 森田先生はこう書かれています。

 自分が悪いと気がついていないことはたいへん恐ろしいことではないでしょうか。
 たいていの場合、自分が正しいと思っている者同士が、争いになるのです

 (略)
 仏さまの光に照らされれば、きっと自分では気がついてない、想像もできないような無数の罪深い行為とその結果があるのだと感じられます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご門主著書

2011年12月12日 | 本紹介
最近出版された 浄土真宗本願寺派(西本願寺)の ご門主が、近年、スピーチや対談などで、話された言葉をまとめた
ポケットサイズの著書です。

 願いの力」 本願寺出版社

わかりやすく書かれて(お話なさって)おられます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする