お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

2022年秋の巡番報恩講

2022年09月30日 | 仏教
 

 9月30日、多久組のJ寺さまの巡番報恩講へ。
 
 同窓生で今夏まで役員を一緒に務めてきたNさんの車に、G寺ご門徒のHさんと私と同乗させていただきお参りへ。

 総代さんのご挨拶で、巡番報恩講の会所を2020年春に準備をしておられたところ、新型コロナ流行で延期、昨年2021年は大雨被害でまた延期、今年ようやく法要が開かれたことをお話されました。
 ご心配ご心痛の法要準備でいらっしゃったことでしょう。
 お世話になりました。ありがとうございました。
 ご法話では
 「生と死は別物ではない」「今を生きる」「刻々と死へカウントダウンしている現実」等など、お聞かせいただきました。
 同行の方々と
「巡番報恩講って、ホントいいよね~。有り難いよね〜」
と。
 御法話を聴聞する楽しみはもちろん、法友(真宗の御教えに生きるお仲間)の皆さまにお目にかかる楽しみがあります。
 きょうも多くの皆さまのお蔭で、本当に恵まれた仕合せな1日を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
 南無阿弥陀仏
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小木曽誠展と建築の建築展

2022年09月29日 | 佐賀ネタ




 芸術の秋。
 画家で、佐賀大学でも教えておられた小木曽誠氏の絵画展が開催中の県立美術館へ。
 サガテレビで宣伝されている絵画展ですが、テレビ画面ではわからない。やはり、実物はすごい! 美しく迫力があります。
 芸術に疎い私ですが、引き込まれて鑑賞いたしました。
 




 美術館お隣の(つながっている)県立博物館では、佐賀県唐津市出身の3人の建築巨匠(日本の近代建築の基礎を作った)
辰野金吾(1854-1919 )、曽禰達蔵(1852-1937)、村野藤吾(1891-1984)
の「建築の建築」展が開催中で、こちらも拝見。
 ゆめさが大の講義で
辰野金吾と曽禰達蔵は唐津の耐恒寮にて学び、そこで英語教師として招かれていた高橋是清に教えを受けたこと等、教えていただいていたので、ふむふむと解説を読みました。
 


 写真は、大隈重信が走らせた日本初の鉄道で高輪ゲートウェイ工事中見つかった高輪築堤一部を佐賀県立博物館に移築、常設展示したもの。



 写真は博物館の常設展示。常設展示を拝見するのは何年ぶりだろう。
 佐賀の鉱物は緑柱石らしい。
 などなど、「へ〜、ほ〜」といろいろ、学ばせていただきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浄土真宗本願寺派の食事の言葉

2022年09月28日 | 仏教
 お彼岸も過ぎて、早、おせちのチラシを見かけることが増えました。
 さて、浄土真宗の食事の言葉です。
〈食前の言葉〉
 (合掌して、2人以上いる時は1人が発声)
 
「多くのいのちと、みなさまのおかげにより、
このごちそうをめぐまれました」
 (続けて、一同声を合わせて)
「深くご恩を喜び、ありがたくいただきます」

〈食後の言葉〉
 (食前の言葉同様に合掌。1人が)

「尊いおめぐみをおいしくいただき、ますます御恩報謝につとめます」
(続けて一同で)
「おかげでごちそうさまでした」

 ついつい、当たり前のようにいただく食事ですが、食事をいただく、有り難さ、感謝を日々忘れないよう心がけたいと思います。
 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花散る里の病棟

2022年09月26日 | 雑感


 医師で作家の帚木蓬生(ははきぎほうせい)氏の本。
 大正から令和まで、福岡県(作者ご自身が福岡県出身)の親子4代医師の物語。
 面白く興味深く拝読。
 中でも、太平洋戦争中、医師としてフィリピンに赴かれた2代目のお話を読みつつ、大正10年生まれで医師だった父を思いました。
 父は直接、戦地に従軍していませんが(直前に終戦)、戦後の引き上げ船に派遣され、あらゆる手当てをしたように聞いています。
 また、医師仲間には原爆投下直後の長崎に派遣され、被爆者手帳をお持ちの方がおられたことも耳にしました。
 苦労話は一切しない父でしたが、母から少し聞かされたことです。
 今になって、もっと戦時中のことを聞いておきたかった思います。
 あの時代の方々は誰もが壮絶な体験をされています。
 そして、生き残った方々が戦禍で亡くなった方々の思いを胸に、懸命に復興に尽くされました。
 戦後、のほほんと育った私は年だけ重ね、今は「高齢者」。
 全く精神年齢の低い、お恥ずかしい「高齢者」ですが、
生きたくても生きられなかった戦争犠牲者の思いを忘れないように、悲しませないように、生きてゆきたいと思います。
 
 あぁ、それにしてもプーチンさんを止めることはできないのでしょうか?

 
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西九州新幹線開業

2022年09月24日 | Weblog
 23日はローカル番組含め1日中、西九州新幹線開業のニュースで賑わっていました。
 何事にも都合のよい面、悪い面があるように、佐賀県内でも武雄温泉、嬉野温泉(今までは武雄温泉駅からJRバスに乗らなければならなかった)の方々にとっては大変喜ばしいことですが、今まで長崎本線特急が走っていた鹿島、太良の方々は大変困られています。
 長崎までは特急が無くなり、鈍行列車しか走らないとか・・・
 また、佐賀県の新鳥栖駅(博多ー鹿児島の九州新幹線が通る駅)から武雄温泉駅の区間(佐賀市を含む県中東部)は、新幹線が工事どころか、全くの白紙、未定状態。
 私個人の意見ですが、
 私は博多ー長崎の在来線特急「白いかもめ」(新幹線の名前が「かもめ」になり、無くなりました)が大好きでした。
 白い外装はもちろん、内装がオシャレで美しく、快適でした。 
 博多から佐賀は長崎行き特急「かもめ」の他、佐世保方面の特急「みどり」やハウステンボス直行の「ハウステンボス」、どれに乗ってもOKなので、佐賀市民としては、JRでの博多往復に何の不便もありませんでした。
 本州に行くのは新鳥栖または博多で新幹線に乗り換えれば済むことでして・・・
 もし、佐賀ー博多の10分?短縮のための新幹線に莫大なお金をかけた上、特急が無くなり乗車料金も値上がりになると、便利なのか、不便なのか・・・
 佐賀から博多(特急で40分位)への通勤、通学利用者はとても多いだけに、佐賀市近辺の者にとっては、新幹線は何とも困った状況です。
 直通になると、佐賀県のビジネスや観光チャンスなんでしょうか? 
 う〜ん、わかりません。さて、どうなるのでしょう。
 ま、途中からとは言え、この度せっかく開通した新幹線です。リレーかもめにて、武雄温泉へ。武雄温泉駅から、新幹線に乗車して長崎まで。お帰りは通過してしまわず、佐賀県の嬉野温泉(美肌の湯)にもご宿泊ください!
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋彼岸中日法要

2022年09月23日 | 仏教


 9月23日秋分の日・秋彼岸中日の夜明けは曇り空。
 やがて雨が降り出しました。
 強い雨ではありませんでしたが、雨の中、法要にお参りくださった皆さま、ありがとうございました。
 
 
 ご講師のO師には
「私の行く先」
「先に往生された方々の願い」
について、御法話いただきました。
 ありがたく、しみじみ、お聞かせいただきました。
 仕合せなお彼岸法要のご縁を賜りました。
 厚く御礼申し上げます。
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お彼岸中だけど

2022年09月21日 | 雑感
 

 台風一過。
 昨日から爽やかに晴れ、急に気温が下がりました。
 きょうは、ゆめさが大(佐賀県老人大学)大学院1組のグランドゴルフ大会でした。
 お彼岸中ですが、私・前坊守は休まず参加させていただきました。楽しかった~
 さて、きょうは遊んだので、明後日23日の彼岸中日法要の準備(本堂花生け替え、掃除、草取り等)を頑張ります。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風過ぎて

2022年09月19日 | 佐賀ネタ
 台風14号は、鹿児島から有明海を真っすぐ北上、福岡県柳川市に再上陸して東へカーブ。
 佐賀市付近にとっては、コース真ん中でしたが、台風の東側に当たらなかったため、予想ほど風雨がひどくありませんでした。
 覚悟していた停電もなく、未明には強風の音もなく、静かな夜明けを迎えました。
 佐賀県も沿岸部では停電の箇所があるようです。
 各地被害はまだわかりませんが、とりあえず、当寺の無事のご報告まで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風準備

2022年09月17日 | 雑感


 台風接近の度に総代さんで建設業のMさんが、山門補強においでくださいます。
 台風通過後は補強撤去と本堂周りの点検をしてくださいます。
 こうして、明治に建った古い本堂ですが、
本堂や門徒会館(ご門徒さん共通の別荘・聞法道場)が護られています。
 有り難いことです。
 お寺をお預りして、門徒さんの代表で管理人でもある私たちもできる限りの台風対策。
 雨戸が隙間だらけの向拝口(本堂入口)に新聞紙を詰め、ガムテープで留め、サッシ下には雑巾を詰め、サッシ近くの長椅子等は中央に移動、カーペットもめくり上げて、本堂に吹き込む風雨に備えています。
 外は、風で飛びそうな墓参り用バケツや柄杓、花のプランターなどを屋内に入れるのは言うまでもありません。
 17日夕方、まだ風雨も強くありませんが、もう、雨戸も閉めました。
 後は、過ぎるのを待つばかりです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸とは

2022年09月16日 | 仏教
 

 ちょうど彼岸の時節に合わせるように咲く曼珠沙華は彼岸花とも言われます。
 今秋の彼岸の入りは20日です。
 ところで、若い方で「彼岸」をご存知ない方のために。
 私の世界をこちらの岸に例え、此岸(しがん)と言います。
 此岸を超えた仏の世界(浄土)を「彼岸」と言います。
 仏の世界は
涅槃寂静と言われるように、煩悩の消え去った心静かな覚りの世界。
 メラメラ燃える太陽が沈む、静かな美しい西にあると例えられ、「西方浄土」とも言われます。
 年2回、「春分の日」と「秋分の日」は、太陽がちょうど真東から上り、真西に沈む。
 よって、昔から仏さまの世界・浄土を思い、手を合わせ、心を合わせてきたのが「お彼岸」です。
 春は春分の日を、秋は秋分の日を「彼岸中日」(ひがんちゅうにち)とし、前後3日ずつを合わせた1週間を「お彼岸」と言います。
 彼岸はサンスクリット語のparamita(パーラミタ)を中国語、つまり漢字に当てたのが「波羅蜜多」です。
 この時節に多くのお寺さまがお彼岸の法要をなさいます。
真宗は何の修行もありませんが、お聴聞(仏さまのお話を聞く)を大切にします。
 仏前で我が身を振り返り、感謝するひとときを持ちたいと思います。
 単なる連休としか認識せず、私が忘れていても、そっぽ向いていても、いつも心配し、私を願ってくださっているのが仏さま(ご先祖や先に亡くなった方々)です。
 報恩感謝申しあげたいと思います。
 
 さて、この連休は台風が直撃しそうです。また、最大限の防備をしなくては・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする