真宗教団連合の参拝ガイド冊子

　本願寺新報６月１日号記事です。

　真宗教団連合（１０派）結成５０周年の記念事業と
２０２３年の親鸞聖人御誕生８５０年・立教開宗８００年法要に向けてＪＴＢ発行の「るるぶ」が編集された
「親鸞をめぐる」と題された参拝ガイド。
　真宗教団連合のＨＰで、どなたでも内容を閲覧できます。

　もう、明日から６月。
　思いがけない新型コロナウイルス流行で
１月の御正忌報恩講を平常に勤修した後は、寺の行事も延期、中止・・・

　本願寺佐賀教堂の常例法座も中止になっていますが
６月２日の寺族勉強会もお休みになりました。

愛する人を失って泣くのは

　先日、ブックチャレンジの最後にご紹介した
梯實圓先生のご著書「親鸞聖人の信心と念仏」



の中の「自分中心にしかものを考えられない私」
の中にこんな言葉があります。

　ｐ１６８「自分に都合のいいものを貪り求め、自分に都合の悪いものを排除し、それができない場合には腹が立つのです。
極端にいいますと、人間は人が死んだからといって泣くわけではない。自分に都合のいい人が死んだ時に泣くのです」

　ドキッとしますが、そのとおりだと。
　私にとって大切な人、私の愛する人、私のかわいいペットが亡くなって、
悲泣するのは、私にとってその人がいなくなることに、私が耐えられないから、私の喪失感によって
つらく悲しいのだと。
　現に、私にとって不都合な人（例えばイヤな姑や上司など）が亡くなったら
悲しみよりも、内心、ヤレヤレとホッとするのが「私」なんだと思います。

　どこまでも自分中心の見方、感じ方しかできない私。
　それを「当たり前じゃん」と開き直らず
　ピカピカの仏さまに向き合って、
「あ～あ、どこまでいっても、ジコチュウなんやなあ～」
と、しみじみ身にしみて感じるのが「凡夫」の自覚なのでありましょう。

新型コロナウイルス その２2

佐賀県は今のところ、２名の再感染者が出た後、新たな感染者は確認されていません。

写真は先日の生け花。生花新風体(しんぷうたい)

土、日は強い日差しで真夏日に。

外出時のマスクは暑くて息苦しくなりました。

５月２１日、老人施設の母に２ヶ月半ぶりに会えました。

受付まで所用で行った折、思いがけず、職員さんが玄関まで母を連れて来てくださいました。

変わりなく(私の顔も忘れてなく)元気で安心しました。

相変わらず、「皆、元気にしてるね？」と、私たちを気遣い、

「運転、気をつけて帰りなさいよ」

と繰り返し言ってくれました。

いくつになっても母は母。

ありがたいことです。

施設の職員さんには本当によくお世話いただいています。感謝、感謝です。

さて、タイは感染者が増えたわけでもないのに、非常事態宣言が６月末まで延長されました。物流以外の国際線乗り入れもまだ認めていません。

タイ在住の幼い孫たちはマスクをイヤがるので、２ヶ月以上、住まいの敷地外には一歩も出てないそうです。

新型コロナウイルス その２１

５月２６日佐賀新聞記事です。

新型コロナウイルスで中止となった全国高校総体や高校野球大会ですが、

来月、県独自に合同の「SAGA2020 SSP杯県高校スポーツ大会」を開催するそうです。「SSP」とは、佐賀スポーツピラミッドの略。

よかった、よかった。

このまま感染流行がないことを願っています。

さて、５月中旬から、検温、マスクで登校している孫ですが、佐賀市は５月１９日に

小、中学校の夏休みを８月１日～２３日に短縮すると発表。

市内全教室にエアコンが設置されていますが、今年は、しばしば換気をするので、やむを得ませんが、暑いでしょう。

プールも無理でしょうね。

小学校１年生の孫は、きょう「パソコンの使い方」という授業があるそうです。

ちなみに都道府県別では

佐賀県が、学習用パソコン整備率が

１台あたり1.8人で、全国１位なんだそうです。

正義の人

　正義の人ばかりいると争いになる

　自分が考える「正義」とか「常識」って、本当に正しいことでしょうか？
　自己中心の物の見方による自分流の「正義」だったりするので、要注意というのが
仏教の教えです。
　聞く耳を持たない（自分を省みることのない）「正義の人」は正直、怖いと思います。
　昔からそうですが、自分の正義のために平気で違う考えの人を殺します。

　「正義の人」の自我の暴走を止めるのが、仏の教えであろうと、しみじみ感じております。

新型コロナウイルス その２０

タイ在住の娘によりますと、
タイは大型商業施設も再開されたそうですが、
入店するにはもちろんマスク着用。人と距離をとる。これは日本も同じ。
日本と違うのは、商業施設に入店するには、施設入口のバーコードを自分のスマホで読み取ってから入店、
さらに、大型商業施設内の専門店（例えばユニクロとか）に入店する際には、再びバーコードで入退出するのだそうです。
もし感染者が出た場合、同時刻、店舗内で感染者に接近し、感染の可能性がある人に連絡がくるのでしょうか？
徹底してますね。
今春、日本人幼稚園に入園した孫は入園式もないままに、６月いっぱいはオンライン保育なんだそうです。
オンライン保育は、午前８時半、園長先生、担任の先生による朝の会があり、ちゃんと出席点呼。
その後は課題に取り組むのだそうですが、下の２才が邪魔するので、学級崩壊？状態の様子。

ちなみに、日本に住民票のない、海外駐在員家族には１０万円の特別給付金はありません。
羨ましがっていました。

さて、佐賀の私たち。１０万円の申請書が届き、申請は郵送で、しました。
アベノマスクはまだ、届きません。
もう、どこかしこの店舗にて、マスク、消毒液、アルコールのウエットティッシュ等を購入することができますので、
今更、７人家族に２枚の政府からのマスクは不要です。

買い物は不自由ありませんが、何故か、学校が再開されてからも、ホットケーキミックスに加え、小麦粉がスーパーの棚にありません。

美味しい佐賀産の玉ネギが今年は余って低価格だそうです。（高級佐賀牛も）
佐賀牛は回ってきませんが、美味しい玉ネギはたくさん頂戴いたしました。感謝です。

ごうたんえ

娘がケーキ屋さんで『ごうたんえ』ケーキを頼んだら、

従業員さんが

「先ほどのお客様も『ごうたんえ』で注文されたのですが『ごうたんえ』って何ですか？」

と、尋ねられたそうです。

おお、どなたかも注文されたのですね。よかった、よかった。

少しでも

「降誕会」(ごうたんえ:真宗の場合は、親鸞聖人のお誕生日を御祝いする法要・集い)の宣伝になったのなら、嬉しいです。

５月２１日は

降誕会(ごうたんえ:親鸞聖人のお誕生日)です。

娑婆（しゃば）

　「娑婆（しゃば）」とは、古代インド語の「サハー」の音を漢字にあてた（音訳した）もの。
　仏教では、この世を「娑婆」と言います。
　日本語では「堪忍土」
　意味は、耐え忍ばなければならない世界。　

　あまりに便利で快適な生活を送っている現代人にとっては
ご苦労が多かった昔の方々に比べたら、堪忍することが少なすぎて
私自身がそうですが、いい年しても、精神的に幼稚だとしみじみ感じます。

　自分の思いどおりになることが幸せだと勘違いして生きていると
愚痴ばかりでの一生で終わりそうです。

　この世は、自分の都合よくはいかない娑婆世界。「四苦八苦」の世界。
　
　それをしっかり心にとめて、その上で、明るく生きてゆきたいと
思っております。
　
　

ブックカバーチャレンジ その7

ブックカバーチャレンジ最後は
梯實圓和上のご著書
平易に説いてくださっています。
深くうなずかせていただいています。