老母が口癖のように言うのが
「こんなに年老いて、いつまでも生きて、若い人に迷惑をかける」
「迷惑かけて申し訳ないので、早く死にたい・・・」
でも、こればかりはどうしようもありません。
生きて、したいことがいっぱいある人が、死んでゆかねばならないこともあれば、
老病の苦にありながら、死にたくても生きてゆかねばならないこともある・・・
それが人生、
きびしい現実です。
私は子どもの頃から、母に「他人様に迷惑をかけてはいけない」と育てられました。
なので、仏教に出遇うまで、自分では、それほど迷惑をかけずに生きているつもりになっていました。
仏教に出遇って、心から、
私は、人だけでなく多くのものに迷惑をかけなければ、生きてゆけないのだ・・・
多くの「おかげさま」(文字通り、自分で気がつかない陰のはたらき)の中で、生かされ、生きている存在であった と自覚させられました。
「人に迷惑をかけたくない」と言うのは、立派なことのように聞こえますが
本当はこれも煩悩なんじゃないでしょうか
「こんなに年老いて、いつまでも生きて、若い人に迷惑をかける」
「迷惑かけて申し訳ないので、早く死にたい・・・」
でも、こればかりはどうしようもありません。
生きて、したいことがいっぱいある人が、死んでゆかねばならないこともあれば、
老病の苦にありながら、死にたくても生きてゆかねばならないこともある・・・
それが人生、
きびしい現実です。
私は子どもの頃から、母に「他人様に迷惑をかけてはいけない」と育てられました。
なので、仏教に出遇うまで、自分では、それほど迷惑をかけずに生きているつもりになっていました。
仏教に出遇って、心から、
私は、人だけでなく多くのものに迷惑をかけなければ、生きてゆけないのだ・・・
多くの「おかげさま」(文字通り、自分で気がつかない陰のはたらき)の中で、生かされ、生きている存在であった と自覚させられました。
「人に迷惑をかけたくない」と言うのは、立派なことのように聞こえますが
本当はこれも煩悩なんじゃないでしょうか