
「薬師寺」とは、もちろん、奈良の有名な薬師寺です。
その薬師寺の「まほろば塾」が、きょう午後、佐賀市文化会館で開かれ、私も聴講へ。


実は、この「まほろば塾」のもう一つの主催は、読売新聞社。
おそらく読売新聞の佐賀版には、この「まほろば塾」が大きく宣伝されていたはずですが、
残念ながら、佐賀で、読売新聞を購読している方が少なく・・・
ウチも他紙購読のため、「まほろば塾」の存在も初めて知りましたし、それが、佐賀で開かれることも全く知りませんでした。
今回、華道・池坊次期家元・池坊由紀さんが、講師で佐賀に来られるとあって、生け花師匠から、お誘いをいただきました。
きょうの「佐賀塾」
まず、池坊由紀次期家元による 献華に始まり、
薬師寺管長・まほろば塾長の山田法胤師の法話、佐賀出身の柔道オリンピック金メダリストの古賀稔彦氏の講演、
3氏と薬師寺執事大谷師司会による鼎談 でした。
この「まほろば塾」の「まほろば」とは、古事記に出てくる、豊かな美しい場所 の意味 だそうです。
豊かな日本人の心の大切さを説かれた、故・高田好胤師の精神を継承し、平成16年立ち上げた塾とのことです。
古賀氏の講演が、面白かった 印象的だったのは、私は初めて知った(柔道では、皆が知っておられる)
「精力善用 自他共栄」
の言葉。
また、池坊由紀さんが、ご紹介くださった池坊専能(漢字が違っていたら、すみません)家元の
「枯れた花にも華がある」の言葉。
いずれも、うなずかせていただく、ありがたい3時間の「佐賀塾」でした。
