お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

私の体は、私のものか?

2010年03月31日 | 仏教
 これまた、巡番報恩講のご法話で聞かせていただいたことですが

 
 自分の体 を 自分のもの と、思っているが

 本当に 自分のもの なら、いつも、自分の意のままに コントロールできるはず

 それができないのは当然で

 自分の体は 自分のもの では、ない

 授かったもの である

 自分のものではない 頂きものなのだから

 頂きものを 自分のもの のように 思って
粗末に使ってはならない
 
 

 
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念仏は

2010年03月30日 | 仏教
 何の行も成しえない私が、唯一できる(させていただく)行が、称名念仏(「南無阿弥陀仏」を称える)です。

 念仏するのに、状況を選んだり、条件がついたりしません。

 仏前に座った時だけでなく、いつでも、どこでも、OK。

 歩いていても、寝ていても・・・心が穏やかでなくても・・・
腹が立った時も、泣いている時も
元気でも、病床でも・・・

 いつでも、どこでも、誰でも できるように
仏さまの方から、私に与えてくださった「易行」が、念仏なのですから・・・

 ところが、残念ながら、世間一般では、念仏を「なにやらあやしげな呪文」のように誤解されている方が、多いですから。 

 住職さん方から聞いて笑った話。

 「ラーメン屋で、食前に『いただきます』と言うつもりが、「なまんだぶ、なまんだぶ・・・」とつぶやいてしまい、周囲の客に奇異な目で見られた」

 「車に乗せてもらっている時、「なまんだぶ、なまんだぶ」とつぶやいたら、運転手から『そんなに私の運転が恐いですか』と言われた」

とか・・・

 念仏の教えを喜んでおられる方は、
南無阿弥陀仏の教えが、身について、
念仏が、無意識に、口から出ておられる。

 もし、念仏の声が聞こえたら、

 念仏は、「尊い」のであって、
決して、「気持ち悪いもの」ではありませんからね~



 


  

 

 
 
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仏より偉いのか?

2010年03月29日 | 仏教
 先日、法話で聞かせていただいたこと

 仏=真理に目覚めた方=さとりに至った方=我執(自分の思いに執着すること)を離れた方

ということは、さとってもいない「私」ごときが、
仏を「私」の頭で考えても わかるわけがない のでありまして、

 「仏など、わからんから信じられない

と、言うことは、

 仏より、自分を「確かなもの」と、信じているわけで

 と、いうことは

「私」は、仏より、賢い と思っていることである・・・

 

 
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有り難し

2010年03月28日 | 仏教
 この数日、あちこちの巡番報恩講に楽しく参詣させていただいています。
 
 毎年、桜の季節、佐賀の真宗寺院関係者は、お花見に行く暇なく、法要三昧なのであります。(花は移動中の車中から眺めるだけ)

 法要で、仏さまのお話を聞かせていただきながら、あらためて思いました。

 「私があちこちで聴聞させていただいているのも、お寺に嫁に入るご縁があったからこそ。

 お寺にご縁がなかったなら、決して、お参りして、仏法を聞かせていただくこともなかったろう。

 私みたいな者が、こうして、阿弥陀さまの前に座らせていただき、手が合わさって、口に念仏を称えている。
 素直に念仏を称えるようなヤツじゃない私が、今、こうして称えさせていただいている
 なかなか我が強く、頭が下がらん私が、素直に礼拝し、頭が下がっている
 
 これこそ、奇跡であり、有り難い(有ることが難しい)ことだと・・・

 そう、しみじみ「有り難し」を味わっています。 

 

 
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巡番報恩講

2010年03月25日 | 行事・案内
 お彼岸が過ぎ

 浄土真宗本願寺派の佐賀教区では

 あちこちの会所当番の寺院で

 「巡番報恩講」  という法要が勤修されています。

 一流の布教使さんのお話を聞かせていただくチャンスです。

 どうぞ、法話を聞きにおいで下さい

 詳しくは、各寺院。または、佐賀教務所まで。

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虹彩炎 その2

2010年03月25日 | 雑感
 今まで、繰り返してきた虹彩炎

 私の場合は、リンデロン(ステロイド)点眼薬で、劇的に、よくなっていたのですが、

 半年前に、炎症を起こしてからは、1,2ヶ月に1回の頻度で発症 

「繰り返さないように、押さえ込んでしまおう」と仰る眼科医(白内障の手術の担当医)の指導により、結局、半年近く、リンデロン点眼を続けています。(1日4回点眼すべきところ、治ってくると、つい、忘れて・・・それでも1日2回くらい点眼している)

 それでも炎症
「ああ、1日2回くらにサボっているせいか・・・」と反省。

 それからは、まじめに1日3回は、リンデロンを点眼しているにもかかわらず、また、炎症をおこした

 あまりに、虹彩炎を繰り返すので、眼科医が全身の病気を疑い、

 血液検査、ツベルクリン検査まで受けたのですが、

 特に問題なし・・・

 虹彩炎は、膠原病、糖尿病・・・等々、原因となる病気があって、目にも炎症をおこすことが多いらしいですが、

 ほとんどが、原因不明 

 私の場合は、それほど、重症ではないので、助かっていますが、
 炎症を起こす度に、飛蚊症がひどくなっているような気がします。(いや、前からか・・・

 視力は、一時、炎症のある右目だけ0.3まで落ちました。が、今はまた0.7見えています。(右目の視力は、炎症のあるなしにかかわらず、その日の調子によって違う)
 
 私の担当医は、佐賀県で有名な眼科医であられまして、そのダンディなN先生に対して、恐る恐るお尋ねしました。
「あの~ 素人が、失礼なことをお尋ねしますが、ストロイド点眼薬を長期に使うことは、大丈夫なのでしょうか

 N医師、気分を害することもなく、親切にお答えくださいました。
「ステロイドの後遺症として、白内障、緑内障があります。○○さん(私)は、すでに白内障は済んでいるので、後は、緑内障の問題ですが、眼圧の経過を見ているので、大丈夫です。
今は、虹彩炎を押さえるほうが大事なので、続けてください

「こんなに炎症を繰り返して、予後はどうなんでしょう」と私。
「時期的に、数ヶ月立て続けに炎症起こして治ることもありますし、悪化する場合もあります。まあ、疲れが原因のことが多いから、炎症が強い場合は、なるべく体を休めるようにしてください」と医師。

 う~ん、まあ、もともと、頭が悪いし、目も悪い 
 なるようにしかならんですね~

 今は、まだ、よく見えているから、有り難いことと感謝しなくちゃ

 
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虹彩炎

2010年03月24日 | 雑感
 いつ頃からか、たぶん35才頃から

 右目に虹彩炎(茶目の部分の炎症)を繰り返すようになりました。

 最初は、年に1回くらい。

 それが45才過ぎた頃から、2,3ヶ月に1回、炎症をおこし、

 これは長年コンタクトレンズを長時間装着し続けてきたせいだと思い、なるべく眼鏡で生活。

 コンタクト装着時間を減らした結果、虹彩炎を起こす回数も減り

 そんな時、白内障手術で視力を得て、眼鏡が不要に、万々歳
 もう、虹彩炎を起こすこともなかろうと思っていたら・・・

 手術から半年後、

 また、右目に痛み。
光が突き刺さるように、まぶしく痛み。目は真っ赤に充血。
ああ、また虹彩炎かあ~

つづく・・・
 
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白内障術後

2010年03月23日 | 雑感
 白内障手術を受けてから、もうすぐ1年になろうとしています。

 自分の濁ってきたレンズを砕いて、吸引。代わりに人工レンズを入れる 片目10分足らすの手術を1週間あけて2回(両眼)受けました。(兄は「まるでサイボーグみたいだね」と言った)

 自分のレンズの代わりに入れる人工レンズで、視力が調整できる ので、ド近眼の私は、牛乳瓶の底のようなメガネやドライアイにはつらいコンタクトレンズも不要になり、夢のよう

 近くもパソコンは老眼鏡なしで大丈夫。
 新聞、携帯メールも、かろうじて見える

 しばらくは、長年の習慣で、朝目が覚めたら、まず手探りでメガネを探し・・・
「ああ、そうだった。メガネは不要で、見えるんだった」と、よろこび 

 術後3カ月で視力が落ち着いた(左1・0、右0・7)時、楽に字が読めるように、読書用老眼鏡を作成

 半年は、絶好調でしたが・・・

つづく・・・
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彼岸中日法要

2010年03月22日 | 行事・案内
 昨日、春分の日は、お彼岸の中日(お彼岸一週間の真ん中の日)

 各地、強風で大荒れだったようですが、

 佐賀は前日までの強風がおさまり、午後は穏やかな晴天でした。

 昨日、法専寺は、1日中行事。
 午前中は、「初参式」(しょさんしき:赤ちゃんの初参り)と 「新入学児お祝い会」
 今回は、初参式2組、新入学児2組の4家族にご参加いただき、賑やかでした。

 午後は、彼岸中日法要。 たくさんの方にお参りいただき、ありがとうございました

 彼岸中日法要終了後は、引き続き、仏教婦人会の総会 

 仏婦役員さんには、早朝から「お祝い会」のお赤飯昼食準備、午後は、仏婦総会の司会進行、挨拶、報告などしていただき、丸1日、お世話をおかけいたしました。

 本当にお疲れ様でございました ありがとうございました。

 
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悪人

2010年03月19日 | 本紹介
 以前から気になっていた本

 吉田修一氏 著 「悪人」 朝日文庫

 舞台は、長崎、佐賀(三瀬峠:福岡市と佐賀市を結ぶ峠と佐賀市内)、博多の千代県庁口・東公園、JR久留米駅周辺

 よく知っている所ばかりが出てくることもありますが、
 それぞれの登場人物の息づかいが聞こえそうに描写されていて、
昨日、一気に上下刊2冊読んでしまいました

 今年の秋には、 妻夫木聡さん、深津絵里さん主演で、映画が公開されるのだそうです。

 本を読んで思ったこと

 例えば、事件報道を見た時、

 いつも、自分は「正義」「善人」のかたまりのように、
あれこれ、加害者はもちろん、被害者についてまで批判中傷するけれど、

 彼(彼女)と同じDNAをもち、同じ育ち方をし、同じ境遇にいて、と同じ状況におかれたら、自分は絶対罪を犯さない! と、断言できるだろうか・・・

 「何らかの縁によっては、何をしでかすか わからない私」

と、自覚していれば、過剰なバッシングは、つつしむと思う。

 本当の「悪人」は誰なんだろう
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