お寺のオバサンのひとりごと

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尾崎人形

2021年01月14日 | 佐賀ネタ
 尾崎(おさき)人形とは、佐賀県神埼市尾崎地区に鎌倉時代(蒙古襲来で捕虜になった渡来人が伝えた説あり)から伝わる尾崎焼(粘土で焼いた陶器)の余った粘土で作られ始めた人形です。


 1月13日、今年初めての「ゆめさが大」(高齢者大学)で、尾崎人形の絵付け体験がありました。
 スズメ、カチガラス、干支の牛の3種類を製作者さんが用意くださり、我々はアクリル絵具を好きなように塗るだけ。
 私は1番簡単そうに思えたスズメを選び、既成作品を真似たつもりのヘタな作品。写真 ↑
 この人形は穴が空いていて、笛になっています。手作りの焼き物なので、一つ一つ笛の音が異なり趣きがあります。
 ちなみに江戸時代、佐賀藩から、鍋島焼(献上のため特別焼かれた高級な有田焼)と共に尾崎焼の かわらけ(素焼きの杯)等が将軍家に献上されていたそうです。
 言うまでもなく、佐賀県の有名な有田焼(伊万里焼・伊万里港から海外に輸出されたので「伊万里焼」の名前も)は磁器、唐津焼や尾崎焼は陶器です。
コメント
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