なんと、また台風が発生!今、日本海を東へ上昇中で、明日には西日本に接近らしいですね。本当に今年の夏は台風の当たり年です。今日もその影響と思われる風が、保津川にも強く吹いていました。最も近畿に接近するのは、明日の夜頃らしいですが、明日の運行にも支障が出るのではないかと危惧しています。遊船は風速15mで運行を中止します。
私達船頭の立場としては、あっさり、風が15m吹いてくれれば諦めもつくのですが、中途半端が一番困りますね。着かず離れずともいえる距離に台風がおり、川止めに少し届かない程度の風と雨が降る。しかし規定では運行は可能です。このような境目の日は厳しい仕事になることを覚悟しなくてはなりません。体力、精神力など身体の五感をフルに活動さし、安全運行に勤めなければいけないのです。最も船頭技術を必要とするのはこんな日なのです。しかし自然はホントに強いです。自然に逆らって船を流しても勝てませんもの。こんな日は自らを自然に合わせていくよう心掛けています。荒れ模様の天気の日ほど、自然の力強さ、人間の非力さを強く感じる時はないですね。
世の識者たちがいうように、「近代科学文明の目覚ましい進歩は、人間が自然を支配し押さえ込む事で発展してきた」というのが正しい認識になっていますが、本当にそうなのでしょうか?このような仕事をしていると、自然は決して人などが支配できるものではなく、科学技術でほんの少し守れている程度のものではないか?と感じることがあります。人は何でも出きると傲慢になってはならないと思います。なんか大袈裟な話ですが、異常気象による集中豪雨や海水温の異常な上昇などを見ても、明らかに地球環境はおかしくなっている事に異論はないことと思います。今こそ、これからの人は、自然との関わりを見直すべき時に来ているのではないか?などと思うのですが・・・いかがでしょうか?ご意見などあれば是非、コメントをお寄せください。
とにかく自然の中で仕事をする者は、自然が異常になる事が一番恐ろしいことです。明日の仕事を心配しながら、地球環境まで心配してしまう船頭はっちんの独り言でした。
明日の運行に付いては、わかり次第この掲示板で報告します。
私達船頭の立場としては、あっさり、風が15m吹いてくれれば諦めもつくのですが、中途半端が一番困りますね。着かず離れずともいえる距離に台風がおり、川止めに少し届かない程度の風と雨が降る。しかし規定では運行は可能です。このような境目の日は厳しい仕事になることを覚悟しなくてはなりません。体力、精神力など身体の五感をフルに活動さし、安全運行に勤めなければいけないのです。最も船頭技術を必要とするのはこんな日なのです。しかし自然はホントに強いです。自然に逆らって船を流しても勝てませんもの。こんな日は自らを自然に合わせていくよう心掛けています。荒れ模様の天気の日ほど、自然の力強さ、人間の非力さを強く感じる時はないですね。
世の識者たちがいうように、「近代科学文明の目覚ましい進歩は、人間が自然を支配し押さえ込む事で発展してきた」というのが正しい認識になっていますが、本当にそうなのでしょうか?このような仕事をしていると、自然は決して人などが支配できるものではなく、科学技術でほんの少し守れている程度のものではないか?と感じることがあります。人は何でも出きると傲慢になってはならないと思います。なんか大袈裟な話ですが、異常気象による集中豪雨や海水温の異常な上昇などを見ても、明らかに地球環境はおかしくなっている事に異論はないことと思います。今こそ、これからの人は、自然との関わりを見直すべき時に来ているのではないか?などと思うのですが・・・いかがでしょうか?ご意見などあれば是非、コメントをお寄せください。
とにかく自然の中で仕事をする者は、自然が異常になる事が一番恐ろしいことです。明日の仕事を心配しながら、地球環境まで心配してしまう船頭はっちんの独り言でした。
明日の運行に付いては、わかり次第この掲示板で報告します。