保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

自然派トレーニングジム・鍛錬

2004-08-27 23:10:09 | 空手・格闘技
今日のはっちんは保津川の仕事が
昼すぎに終わったので、船頭から格闘家へ変身!
亀岡の山裾にあるトレーニングジム鍛錬で
汗を流してきました。

鍛錬ジムには冷暖房などという近代的な設備は
一切ない。鉄筋スレートのジム内は、屋根を照りつける太陽と
トレーニングをする人の熱気で暑さムンムン。
まったく自然のままの環境です。
はっちんはこの環境がたまらなく好きです。

最近は寒いくらいクーラーがかかっているコジャレタ
ジムがほとんどでしょう。
クーラーの室内で、体の心底から汗がでないトレーニングには
自然に備わった新陳代謝という身体機能すら鈍化してしまう気がして
なにか違和感を感じます。
自然の一部である人間は、暑さや寒さに対応する能力をもって生まれたはずです。
それがすべて人工に調えられ「快適」という環境を与えられ過ぎているのでは?

その日の暑さなら何処が自分の限界点か?
この寒さなら何処まで体をほぐせば調子が上がるか?
など、その日、その日の環境に自らの体をあわせる能力や知恵を
覚えさせる事ができるようになる。これが正しいナチュナルな鍛え方だと
はっちんは信じてます。
この様な環境を与えてくれるのが鍛錬ジムなのです。

今日のメニューは背筋トレーニング。
いつもの様にランニングを30分した後
バーベルとダンベルのローイングで
徹底的に広背筋を苛め抜きました。
はっちんのウエイトトレーニングの特長は
けっして妥協を許さず、筋力に力が入らなくなるまで
徹底的に鍛え上げること。

セットメニュの合い間、フラットベンチに寝転んで
小休憩をしていると、体の毛穴という毛穴が開き、
汗が絞られるように出てきます。
しばらくして立ち上がり、開きっぱなしになっている
ジムの窓から外を眺めると、目前に広がる山々から下ろされてくる
爽やかな風が、ほてった体を優しく撫ぜてくれます。
そこでしばらく雄大な山の景色を眺めていると
疲れた体が不思議と癒されていく気がして
最高にリラックスできるのです。

本当に鍛錬では、心身ともに栄養が染み渡る
そんなはっちんの‘元気の源’なのです。