保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

一風変わったエコ・グリーン委員会のミーティング。

2007-10-02 00:41:12 | 保津川エコ・グリーン委員会
今日は(もう昨日か・・・)保津川遊船の環境組織、
エコ・グリーン委員会が3日に予定している川掃除
の計画を立てる為のミーティングを行ないました。

と、いってもいつもの遊船事務所2Fで行なっている
堅苦しい会議ではなく、今回は実験的に会議場所を
市内の某中華料理店に移し、食事をしながら会議を
するというユニークなスタイルで行ないました。

メンバーの平均年齢が30歳前半~半ばという遊船では
若い部類にはいるメンバーが多いエコ・グリーン委員会。
食事をしながらざっくばらんに話しをしてもらい、
画期的で面白いアイデアが出ることを期待した会議です。

エコ委員会では、3日に初めてラフティングボートを
使用した川掃除を行なうので、より機能的、効率的に
清掃作業が進められるように、また、今後、コマメに
作業を実施できるような体制つくりを話しました。

エコ・委員会という立派な名前は戴いているものの実質は
船頭各自の川に対する思いに頼るボランティア組織です。
極力、時間的、体力的なロスや負担は軽減できる様に
計画しなければならないので、若い船頭衆の柔らかい
頭で楽しさやヤリガイ、達成感などが感じられる活動
にしなければなりません。

ミーティングでは、気楽さからか忌憚のない意見や課題など
が多く提案され、酒も登場すると一段とヒートアップ!
気が付けば日付が変わる寸前まで、熱い議論が
繰り広げられました。

長時間にわたる議論は、若手船頭メンバーの川に対する
熱い思いを表現しており、頼もしくも嬉しく感じた次第。

我々は400年続いた、伝統産業と川の環境を守っていく
バトンランナーとして先達がそうしてきた様に、次の世代へ
しっかりバトンを渡すまで、力強く走って行かねばなりません。

未来永劫、この川下りが栄えていく為に・・・