大阪商業大学経済学部・原田ゼミの学生さん16名が
保津川峡谷における河川ゴミの状況を調べる為、
昨日26日に保津川下り乗船場にお越しになられました。
今回の調査は私も参加しているプロジェクト保津川の副代表を
されている原田禎夫先生(大商大)が自らのゼミで
企画されたもので、保津川のゴミを無くすための市民
費用負担と市民意識の関心度についての研究の一環として、
保津峡の現状把握を目的に実施されました。
先ず、乗船場の待合室にある保津川展示パネルの前で
不肖・私はっちんが簡単に保津川水運の歴史を説明した後
「河川ゴミへの保津川遊船の取り組み」と題して
レクチャーをさせていただき、河川ゴミ問題の発生原因と
ゴミの特徴、今後の活動計画等についてお話しました。
その後、学生さんと原田先生は私の船に乗船下さり
保津川下りをされながら、保津川を見て頂くことに。
ところが・・・さあ、乗船!と思った矢先の事。
雷の轟音が空に響き、地面を叩きつけるほどの
激しい雨が降ってきたのです!
見る見る川の色はそれまでの緑色から黄土色へ
変化し、明らかに水位も著しく上昇してきました。
雨が小雨になるのを待ち、結局、予定より約20分
遅れの出航となりました。
乗船されてからも、雨はやまず生憎の天候になりましたが、
河川の水位が上昇した為、岸に打ち上げられていた
ペットボトルなどのゴミたちが、増水の水に乗って、
どんどん上流から流れてくる様をリアルタイムでご覧
頂けたことは‘現状調査’として幸い(?)
だったのではないでしょうか?
なかなか狙っても、こうもタイミングよく、
ゴミの流れてくるメカニズムを実際に
目撃することはできないと思います。
この現状を目撃することで保津川の河川ゴミの
インパクトが増し強い関心を持って下さると
我々としては大変心強く感じられますので
よろしくお願いしますね。
保津川環境を美しくし、価値を高めることが
どれ程の経済波及効果を及ぼすものか?
また逆に、景観を乱すゴミが増えることで
どれ程のローコストが市民レベルでのしかかって
くるのか?を数値で明らかにすることで、
意識が高まり、地域、流域が一体となった
大きなうねりを起こす原動力になることを
大きく期待するものであります。
この研究に取り組んで下さる大阪商業大学・原田ゼミ
のみなさん、今後もできる限り私達も協力したいと
思っておりますので「産・学」協同で保津川峡谷の
美しい自然を守っていければいいですね。
*今回お越しく下さったのは2回生と3回生の学生さん。
3回生は、環境評価という分野の研究で、保津川のゴミを
無くすための費用負担を、市民はどの程度受け入れる
意思があるのか?について「CVM(仮想評価法)」と
いう経済学の手法を使って明らかにしよう、という研究を
行なってられます。これは‘保津川’という川の
環境の持つ価値を明らかにしようという研究です。
2回生は地球温暖化問題など広く環境問題について
学んでおられ、今度欧州などで導入されている
「PETボトルのリユースの法制度化」について
同大学の他ゼミとのディベートで議論する予定されて
おり、その主張材料を仕入れる為の訪問だそうです。
みなさんは近畿の河川ゴミが、最後に行き着く先
といわれる淡路島の隣、成ヶ島で漂着ゴミを拾う
ボランティアにも参加されています。
保津川峡谷における河川ゴミの状況を調べる為、
昨日26日に保津川下り乗船場にお越しになられました。
今回の調査は私も参加しているプロジェクト保津川の副代表を
されている原田禎夫先生(大商大)が自らのゼミで
企画されたもので、保津川のゴミを無くすための市民
費用負担と市民意識の関心度についての研究の一環として、
保津峡の現状把握を目的に実施されました。
先ず、乗船場の待合室にある保津川展示パネルの前で
不肖・私はっちんが簡単に保津川水運の歴史を説明した後
「河川ゴミへの保津川遊船の取り組み」と題して
レクチャーをさせていただき、河川ゴミ問題の発生原因と
ゴミの特徴、今後の活動計画等についてお話しました。
その後、学生さんと原田先生は私の船に乗船下さり
保津川下りをされながら、保津川を見て頂くことに。
ところが・・・さあ、乗船!と思った矢先の事。
雷の轟音が空に響き、地面を叩きつけるほどの
激しい雨が降ってきたのです!
見る見る川の色はそれまでの緑色から黄土色へ
変化し、明らかに水位も著しく上昇してきました。
雨が小雨になるのを待ち、結局、予定より約20分
遅れの出航となりました。
乗船されてからも、雨はやまず生憎の天候になりましたが、
河川の水位が上昇した為、岸に打ち上げられていた
ペットボトルなどのゴミたちが、増水の水に乗って、
どんどん上流から流れてくる様をリアルタイムでご覧
頂けたことは‘現状調査’として幸い(?)
だったのではないでしょうか?
なかなか狙っても、こうもタイミングよく、
ゴミの流れてくるメカニズムを実際に
目撃することはできないと思います。
この現状を目撃することで保津川の河川ゴミの
インパクトが増し強い関心を持って下さると
我々としては大変心強く感じられますので
よろしくお願いしますね。
保津川環境を美しくし、価値を高めることが
どれ程の経済波及効果を及ぼすものか?
また逆に、景観を乱すゴミが増えることで
どれ程のローコストが市民レベルでのしかかって
くるのか?を数値で明らかにすることで、
意識が高まり、地域、流域が一体となった
大きなうねりを起こす原動力になることを
大きく期待するものであります。
この研究に取り組んで下さる大阪商業大学・原田ゼミ
のみなさん、今後もできる限り私達も協力したいと
思っておりますので「産・学」協同で保津川峡谷の
美しい自然を守っていければいいですね。
*今回お越しく下さったのは2回生と3回生の学生さん。
3回生は、環境評価という分野の研究で、保津川のゴミを
無くすための費用負担を、市民はどの程度受け入れる
意思があるのか?について「CVM(仮想評価法)」と
いう経済学の手法を使って明らかにしよう、という研究を
行なってられます。これは‘保津川’という川の
環境の持つ価値を明らかにしようという研究です。
2回生は地球温暖化問題など広く環境問題について
学んでおられ、今度欧州などで導入されている
「PETボトルのリユースの法制度化」について
同大学の他ゼミとのディベートで議論する予定されて
おり、その主張材料を仕入れる為の訪問だそうです。
みなさんは近畿の河川ゴミが、最後に行き着く先
といわれる淡路島の隣、成ヶ島で漂着ゴミを拾う
ボランティアにも参加されています。