保津川下りの船頭さん

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斯道会OB・青山拓人君、円盤投げで国体8位!

2007-10-06 18:45:09 | 京都情報
今、秋田県で開催されている国民体育大会で、私が主宰する
空手道場・斯道会OBの青山拓人君(花園高・一年)が
全国8位に入賞し、今日の京都新聞にコメントが紹介されました。

といっても、競技は空手ではなく‘陸上競技’の円盤投げ。

青山拓人君は同道場設立当初からの生徒さんで、入門して
来たのは保育園に通っている時から。数々の空手ジュニア大会に
出場経験もあり‘地上最強の空手’を標榜する実戦空手の雄、
極真会館のジュニアチャンピオンになった優秀な生徒さんでした。
中学に入り空手と並行して、部活で陸上競技を始め、砲丸や円盤
などのパワー系のフィールド競技で力を付け、府下1位や
Jrオリンピックに出場するなど、陸上競技の世界でも
頭角を現しました。
高校に進学後は、陸上に専念、今年一年生で
京都府代表として秋田国体に出場し、昨日京都選手の
先陣をきって堂々の8位入賞を果たしたのです。

青山君を幼い頃から観てきて感じることは、持ち前の明るさ
を武器に辛い練習も一生懸命に頑張る努力家であるということ。

空手でも小学生大会選手としてよく稽古していました。
本人の希望もあり、一時期、学校から直接我が家に通い、
毎日マンツーマンで指導したりもしました。
腕立て伏せやスクワット、ミット打ちにサンドバックなど
一日2~3時間以上の厳しい稽古メニューを、時には涙を
流しながらも明るく懸命に取り組んでいた姿が
今も印象に残っています。

多くの子供を指導していますが、あれだけ熱いハートを持ち
ハードな練習に耐えた子供とは今だに出会っていません。

空手でも類稀なる非凡さを持った彼でしたが、今は陸上競技
という別の舞台で、大きな花を咲かせてくれていることは
道場の後輩たちの誇りでもあり、励みでもあります。

これからも、空手で培った精神力と闘争心で、
さらに‘上’を目指し、頑張ってほしいです。
そして、夢はオリンピック!世界のヒノキ舞台で、
‘日の丸’のフラッグを天高くなびかせて欲しい。

私も影ながら応援しています。
               押忍!