歌には人の心を動かす力がある。
心楽しい気分にさせてくれたり、時には癒されたり、
そして考えさせれたり、気づかされたりと・・・
人は歌に支えられ生きる力を与えてもらうことがある。
私もこれまでの人生を振り返ると‘歌’に支えられ
人として大事な感情の多くを芽生えさせてくれたと感じる。
最近、私の心を動かせた懐かしい歌に再会した。
マイケル・ジャクソンが1991年にアルバムの中で
発表した「HEAL THE WORLD」(ヒール・ザ・ワールド)だ。
私にとっては「We are the world」や「Lean on me」と
並び、ソウル(魂)を貫いた洋楽のナンバーだった。
妻が所属するゴスペルグループ「Voice of Peace 」
が今夏の京都駅ビル・サマーコンサートでこの
「HEAL THE WORLD」を選曲し、歌うというのだ。
今だ争いの絶えない世界。その犠牲になる弱き者たち。
人の尊厳は冷たい銃の前に踏みにじられていく。
♪世界を治療しよう より良い場所にしよう
僕と君と そしてすべての人類のために
人生を注意深く見つめれば
死んでいく人々がいることがわかる
より良い場所にしよう
僕と君のために・・・ ♪
マイケルの歌詞は、人の愛を信じ、理想の世界を
つくろう、と呼びかける。
♪ どうして僕らは生命を痛め続けるのか?
大地を傷つけることは魂の虐待にすぎない ♪
人は殺し合うことの愚かさに気が付かねばならない。
神から与えてもらったこの地球を大切にする義務がある。
♪ 僕らは空高く翔き 永遠の魂を手に入れよう
僕の心の中では君達みんなが兄弟なんだ
恐れのない世界を築き 共に幸せの涙を流そう
世界の国々が剣を 鍬に持ち換える様子を思い描こう ♪
人類は約一万年前に文化を創造して以来、物質的繁栄を
追い求め、今の満足ではなく、明日の繁栄に焦点があった。
その価値観は強い者が弱い者を淘汰し、優れた者が劣った者
を選別するという生存競争の思考に基づいているのではないか。
そこに人種や宗教が絡み合い、複雑な論理を築いてきた。
しかし、物質的繁栄は地球環境すら危うくするほどの限界に
きており、最新の軍事技術が原子力の力を手にしたことで
地球上のすべての生命を破滅させる能力がある。
もう、我々人類は生存競争による物質的繁栄という
価値観を捨て去り、人種や宗教の枠を越え、世界の人
すべてが兄弟なんだという共存共栄の新たな価値観を
構築する時にきているのでは?
ロマンチストの理想論と一笑されるのもわかっている。
でも、訴えかけずにはいられない。
人の愛を信じたい・・・人の尊厳を信じたい・・・
広島の原爆平和資料館に掲げてあった一文を思い出す。
‘人類の尊厳と敬愛は、いかなる破壊力にも動じることなく、
惨禍を克服し尊敬と平和のうちに国家と国家を結ぶ’
マイケルジャクソンが歌う「HEAL THE WORLD」のやさしい歌声は
10年以上の時を経て、間違いなく私の心を動かせた・・・
心楽しい気分にさせてくれたり、時には癒されたり、
そして考えさせれたり、気づかされたりと・・・
人は歌に支えられ生きる力を与えてもらうことがある。
私もこれまでの人生を振り返ると‘歌’に支えられ
人として大事な感情の多くを芽生えさせてくれたと感じる。
最近、私の心を動かせた懐かしい歌に再会した。
マイケル・ジャクソンが1991年にアルバムの中で
発表した「HEAL THE WORLD」(ヒール・ザ・ワールド)だ。
私にとっては「We are the world」や「Lean on me」と
並び、ソウル(魂)を貫いた洋楽のナンバーだった。
妻が所属するゴスペルグループ「Voice of Peace 」
が今夏の京都駅ビル・サマーコンサートでこの
「HEAL THE WORLD」を選曲し、歌うというのだ。
今だ争いの絶えない世界。その犠牲になる弱き者たち。
人の尊厳は冷たい銃の前に踏みにじられていく。
♪世界を治療しよう より良い場所にしよう
僕と君と そしてすべての人類のために
人生を注意深く見つめれば
死んでいく人々がいることがわかる
より良い場所にしよう
僕と君のために・・・ ♪
マイケルの歌詞は、人の愛を信じ、理想の世界を
つくろう、と呼びかける。
♪ どうして僕らは生命を痛め続けるのか?
大地を傷つけることは魂の虐待にすぎない ♪
人は殺し合うことの愚かさに気が付かねばならない。
神から与えてもらったこの地球を大切にする義務がある。
♪ 僕らは空高く翔き 永遠の魂を手に入れよう
僕の心の中では君達みんなが兄弟なんだ
恐れのない世界を築き 共に幸せの涙を流そう
世界の国々が剣を 鍬に持ち換える様子を思い描こう ♪
人類は約一万年前に文化を創造して以来、物質的繁栄を
追い求め、今の満足ではなく、明日の繁栄に焦点があった。
その価値観は強い者が弱い者を淘汰し、優れた者が劣った者
を選別するという生存競争の思考に基づいているのではないか。
そこに人種や宗教が絡み合い、複雑な論理を築いてきた。
しかし、物質的繁栄は地球環境すら危うくするほどの限界に
きており、最新の軍事技術が原子力の力を手にしたことで
地球上のすべての生命を破滅させる能力がある。
もう、我々人類は生存競争による物質的繁栄という
価値観を捨て去り、人種や宗教の枠を越え、世界の人
すべてが兄弟なんだという共存共栄の新たな価値観を
構築する時にきているのでは?
ロマンチストの理想論と一笑されるのもわかっている。
でも、訴えかけずにはいられない。
人の愛を信じたい・・・人の尊厳を信じたい・・・
広島の原爆平和資料館に掲げてあった一文を思い出す。
‘人類の尊厳と敬愛は、いかなる破壊力にも動じることなく、
惨禍を克服し尊敬と平和のうちに国家と国家を結ぶ’
マイケルジャクソンが歌う「HEAL THE WORLD」のやさしい歌声は
10年以上の時を経て、間違いなく私の心を動かせた・・・