保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

お盆がすんで・・・

2005-08-18 21:32:34 | 船頭
今年のお盆も無事終了した保津川下り。

昨日までのお客さんで盛況だった乗船場も、
少しづつですが、通常の落ち着きを取り戻し
つつあるようです。

今年のお盆休みは前半の天候が少し、
芳しくなく、例年の様な忙しさを
感じないまま終わった様な気がしてます。

しかし、トータルすると毎日80~90隻
平均の流船数はしっかり確保しており、
札止め日なしの日数分散型になった模様です。

1日集中型でお客さんが来られると、
船頭と船が足らなくなり、1~2時間の
待ち時間が出て、最悪はキップの
札止めになることも多いのですが、
今年は余裕のある配船が出来、お越し
頂いた全てのお客さんにご乗船頂けました。

しかも、私達船頭も昼飯を取る間も
無いほどの忙しさを体験することなく、
順次余裕のある出航も出来て
まさに理想的なお盆休みでした。

まだ夏休み期間なので、もうしばらくは
お子様連れのご家族も大勢来られると
思いますが、この夏の混雑はピークを
越えた模様です。

まだまだ残暑厳しい日々ですが、
もうしばらく、気合を抜く事なく、
サービス満点の川下りを提供したい
と思っています。

まだ、夏休みの思い出の作れてない方は
是非、保津川でこの夏一番のいい思い出を
作ってみては?
また、もう十分、作ったという方も
更にトドメの一発を保津川下りで
しめてみてはいかがですか?

お持ちしております。




送り火の観覧ポイントを求めて。

2005-08-17 17:22:25 | 船頭
昨夜は京都のお盆の終わりを告げる
行事「五山の送り火」が行われました。

今年は観覧する場所を変えて
賀茂川と高野川が合流する
出町柳から見物することに。

今の京都に強い友人の話によると
そこから北に向いて歩いて行けば
鳥居形以外の全ての送り火が見られる
らしいのです。

今出川通りに掛かる賀茂大橋に着いたのが、
点火30分前。すでに河原周辺には大勢の
人が陣取り、身動き一つ取れない
状態になってました。

確かにここは右大文字が真正面に
見える絶好のポイント。

しかし、ここからだと右大文字一つしか
見られません。

欲張りなはっちん達はほかの送り火も
見られるスポットを求めて、賀茂川の
河川敷を北に向かって歩くことにしました。

歩くこと20分、後方に見える右大文字が
点火されました。

真っ暗な空が広がる空間に、
「ぽっ、ぽっ」と小さな火が燈されたかと
思うとオレンジ色の鮮やかな炎が一気に
広がり「大」という字が描き
出されました。

ここからだと、炎が舞い上がるの
まで見えます。

そしてしばらく歩くと見えました!
「妙」と「法」が。
この二つの送り火は山が低いので
両方を見ることは難しいのですが、
賀茂川沿いからだと良く見えるの
には驚きました。

そして北大路の橋からは「船形」
と斜めになった「左大文字」も
しっかり見ることが出来ました。


私達が北大路橋に歩き着いた頃には
五山のうちで一番最初に点火された
右大文字の炎は小さく弱まっていました。

僅か30分ほどの炎のページェント。

長年京都で「送り火」を見てきましたが、
移動しながら見たのは昨日が始めてでした。

京都の真ん中を流れる賀茂川沿いを歩い
いると、京都盆地を囲む山々に火を燈して
精霊を送るという、壮大な発想は
何処から出てきたのか?ふと考え、
京都人に伝わる斬新な発想力、
古都の奥の深さを改めて感じました。


京都は現在でも世界最先端の先進科学技術を
誇る企業が多く存在していることをみても、
伝統を守り継承しながらも、新たな事も
発想していく性質の街であることに
変わりはないようです。

やはり京都は恐るべしです!




明日、京都は五山の送り火です。

2005-08-15 19:33:30 | 京都情報
明日16日は京都の夏の風物詩である
「五山の送り火」が行われます。

この「五山の送り火」とは、有名な
東山・妙意ヶ嶽の‘大文字’のほか、
船形や鳥居形、妙・法、左大文字の五つの
炎を合わせて五山の送り火と呼んでいます。

‘送り火’とはお盆に帰ってこられた
‘精霊’を再び冥府にやすらかに送る為に
催されるもので、古くから京都の庶民
の間に浸透している信仰行事です。

起源については、3説ほどあるそうですが、
有力なものとして室町時代に足利義政が
創始したという説があります。
大文字の炎が描かれる妙意ヶ岳が裾野の
銀閣寺領だった事、また妙意ヶ岳に刻まれた
「大」の字が銀閣寺と同寺派・相国寺の方を
向いている事などからこの説が有力視
されているようです。

去年も書きましたが、私はっちんは、
五山の一つである金閣寺北側、
「大北山・左大文字」周辺地域の出身です。

幼い頃から大北山は私達子供の遊び場で、
炎を燃やす釜(火床)に乗ったりして
遊んでいた記憶があります。

当時の私には、送り火は夏休みの
大きなイベントでした。

私の育った町内は大文字保存会に
入っていたので、送り火の準備が
町内行事としていろいろありました。

町内では送り火の準備を一年前から
始めるのです。

12月には点火に使う薪(松材)確保して
乾燥させておきます。
その後2~3月にかけて下草刈りや
雑木伐採を行い、5~6月に火床や
山道の補修をすませて夏を迎えます。

送り火の前日15日から16日午前中には、
金閣寺門前に設けられた奉納所で護摩木
や松割木の奉納受付が行われ、それらの
木を午後から山上に運び火床が組まれます。

火床は、山が岩山で掘り難いことから、
山の斜面に栗石をコンクリートで
固めて作ってあります。

火床の高さは低いもので30cm、
最高に高いものでは3mもあり、全部で
53箇所設置してあります。

火床は、およそ一人が一箇所ずつを担当し、
奉納された松割木を高さ約1m積み重ね、
その中に乾燥した松葉を入れて炎を
燃え上がらせるのです。

炎を燃やす為に使用される薪は
350束、護摩木は5000本です。

そして祈りが込められた炎が燃えきると、
消防署と地元消防団で消火作業が行われ、
送り火は終了となります。
 
このように「五山の送り火」は多くの
地元民に支えられ、代々守られ
受け継がれてきたものなのです。

その歴史の中には幾多の苦難な時も
ありました。しかし、どの時代も
民衆の‘祈りの火’が途絶えたことは
一度もないのです。
そしてこれからも京都の夏の夜空を
焦がし続けることでしょう。

京都の夜空にくっきりと浮かびあがり、
燃えたぎる炎の力強さこそ、京都町衆が
送り火に示してきた祈りの強さをあらわし
この大規模な精霊行事を受け継ぐいく
エネルギーの源だと思います。

送る火の点火は最も早い大文字が午後8時
からで、最後に点火される鳥居形が
午後8時20分です。
よく見えるスポットは京都タワーなどが有名。

明日は故郷衣笠に帰り「左大文字」を
目の前で見に行く事にします。

元地元民しか知らない秘密の場所で、
「妙法、大文字、左大文字」の三山が
見られるスポットに行きます。

明日は昼に保津川を下り、夜の送り火を
を眺めるというコースはいかがですか?

京都の夏の夜空に幻想的に浮かび
あがる炎の文字。先祖の精霊を送り、
多くの人の祈りと願いが込められた
炎の輝きを眺めながら過ぎ行く‘夏’に
思いを寄せてみるのが「五山の送り火」なのです。
  

曇り空のお盆休みです。

2005-08-14 19:14:54 | 船頭
今日も引き続き曇り空、一時雨の
一日でした。

例年ならフル回転で目が回るほどの
忙しい一日になるところですが、
この空模様では、お客さんの出足も
いまいちでした。

1回下って、2回目の出航まで時間が
空き、またしてもすっぽんの子を追いかける
船頭達です。



今日捕まえたすっぽんの子。
1時間掛けて2匹をゲット!



保津川の船が係留されている川べりで捕獲された
小さなすっぽんの子です。
タバコケースと比較してみると大きさがわかります。

またしても持って帰って育てるらしいです。

皆、目を輝かせてすっぽんを追いかけてます。

でも、例年なら下って、嵐山から乗船場に
帰ると一息も入れる間もなく、出航しなければ
ならないはずのお盆休みの昼時、
こんなにのんびりしたのは、何年ぶりかな~

身体にはとてもいい環境ですが、
喜んでばかりもいられませんね。

どうやら明日も曇り空ですっきりしない
天気らしいです。

明日15日はお盆休み期間の中でも
最もお客さんが来られる日のはずです。

のんびりモードのお盆休みも
今日で終わりになるかな~

そうなれば、すっぽん達もやっと
枕を高くして休めるかも・・・


恨めしい雨、肩透かしのお盆初日。

2005-08-13 18:50:01 | 船頭
今日からお盆休み本番、毎年13,14、
15日の3日は大勢のお客さんが
保津川下りにお越し頂き、私達船頭に
とって、この夏一番の最も稼ぎ時です。

が、今年は朝から生憎の曇り空、しかも今にも
降り出しそうな空模様です。

今日は3回下る気持ちで気合を
入れて乗船所に出勤したはっちん
でしたが、お客さんの出足はいまいち。

早めに準備した船も、なかなか出番が
回って来ずに、肩透かし状態に。

そこで手持ち無沙汰になった船頭達は、
河原に降り、すっぽん探しに。

今は子供のすっぽんがたくさん河原縁に
いるらしい。

捕まえて、水槽で育てるらしいのです。

我が3支部の船頭達は手馴れたもので、
僅かな時間で4~5匹の子すっぽんを
捕獲。

船の水桶に入れられたすっぽん達は
激しく抵抗し動きまわりますが、
保津川の船頭に掛かってはどうしょうも
ないです。

連れて帰られました。

船頭の好物の料理の一つに
すっぽん鍋というものがあります。

育てられた、すっぽんの運命はいかに・・・
想像にお任せしましょう。

でも、本当なら目が回るほどの忙しさ
であるはずの今日に、こんなこと
していられるなんて!嬉しいような
寂しい様な・・・

明日の天気もあまりよくないそうですが、
この時期の天気は目まぐるしく変化するので
明日は好天に変わるよう祈ることにしましょう。

今日からお盆休み、スタートです。

2005-08-12 07:00:58 | 船頭
多くの会社では今日からお盆休みに
入るところが多いようですね。

毎年、お盆休みに入ると保津川下りも
大変忙しくなります。

去年のデーターによりますと、去年の
今日つまり12日は100隻以上の船が
流れています。

今年はどうかはわかりませんが、
そのくらいの流船数が予想されます。

今日以降お盆の期間に保津川下りを
予定されている方は朝10時頃までに
来られることをオススメします。

11時以降に来られると、トロッコ列車
からのお客さんとも重なり、大変混雑が
予想され、お待ち頂く時間が長くなる
可能性も考えられます。

現場の船頭も精一杯頑張って帰って
きますので、持ち時間が出てました
場合にはお許しください。

それでは、戦場に行ってまいります。

いよいよ、お盆休みですね!

2005-08-11 08:30:56 | 船頭
いよいよ明日くらいから世間ではお盆休み
にはいりますね。

保津川下りでも、毎年大勢お客さんが
お越しになり盛況となります。

予約の数は少ないものの、お客さんの
出足は朝から途切れることなくお越し
になられます。

人気のコース、嵐山から出発する
嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車も
毎年、大入りの盛況らしく、
保津川とセットで乗られる方は
明日からの空き席情報を事前に確認
しておくことをオススメします。

もし、トロッコに空きがない場合は、
保津川下りまでJR電車か車をご利用下さい。

電車ならJR山陰線で嵯峨嵐山駅から
亀岡行きもしくは園部行きに乗って頂き、
3つ目の駅亀岡駅で下車して下さい。
時間して13分ほどです。

亀岡駅でも保津川下りの乗車券を販売して
ますが、ここは行列が出来易く少しでも
早く乗りたい方は、すぐ乗船場までお越し
頂く方が早く申し込みできることも
あります。

トロッコ並びにJRでセット券を
お買い求め下さった方も、
必ず遊船受付で申し込み手続き
をして下さい。

暑さも厳しいお盆の時期、自然の涼風と
できたての酸素、マイナスイオンを
一杯浴びるダイナミックな川下りを
お楽しみ頂きたいと思っています。

東京ドーム「スパ・ラクーア」で癒されて・・

2005-08-10 08:02:49 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
幻のフイルムを求めて東京までやって来た
私達4人。
午後4時から始まった上映会は約1時間半
ですべての作品を発表し終了しました。

上京の目的を全て果たした終えた私達。
会場から出てくると、安堵感からか、
疲労感もどっと出てきました。

帰りも夜行バスです。

時間もたっぷりあります。

居酒屋などで食事でもしながら、時間を
潰そうか?とも思いましたが、
「横になれる様な所がいい!」という
いう声が多く上がったので、
東京ドームにある天然温泉「スパ・ラクアー」
に行く事に決まりました。


一年ぶりの東京ドームです。
土曜日の夕方いうこともあり、多くの人で賑っています。
ドーム内ではアメフトをやっていた様で、海外の
人の姿も多く見受けられました。


ドーム横のドームシティです。迫力のジェットコースターや
大観覧車などがある遊園地のほかに、飲食店、ファッション
店が軒を連ねる、おしゃれな空間となっています。


ドームシティの中を抜けた所に、ラクーアの入口である
エレベーターがあります。
このエレベーターで5Fに上がると美しいエントランスが
出迎えてくれました。
さすがはドームの温泉です。都会センス溢れるつくりで
驚きます。

東京ドームシティ「スパ・ラクアー」は
東京ドームシティの地下1,700mから湧き出た
天然温泉で、露天風呂やアトラクションバス、
サウナも充実した都会のオアシスと銘打ったありました。

確かに世界各国の南国リゾート地気分を
演出したヒーリングバーデゾーンや足を
伸ばしてくつろげるリラクッゼーション
ゾーンも充実していて今まで行った
スパ施設の中でも最高級の設備だと
感じました。

私達4人はこの最高の癒しの空間で、
バスの出発時間一杯まで過し、
幻のフイルムを求めた東京の旅の疲れを
癒し、京都へと帰っていったのでした。

幻のフイルム「保津川の急流」を求めて、東京へ!パート3

2005-08-09 07:43:40 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
約400人は入れる上映会場が、数分で
満席となった今回の企画「発掘された
映画たち2005」のトップに上映されたのが
「保津川の急流」でした。

午後4時、シアター内の照明が落とされ、スクリーンの幕が開きます。
最初に上映されるのは「保津川の急流」です。

シンーと静まりかえる場内、まだ何も映されてないスクリーンに
映写機の回っている音だけが響きます。
この間が、私達の緊張感をいやがおうにも引き立てます。

いよいよです!これを観る為にここまで来た!幻の
フイルムが今まさに目の前に、その全貌を現そうとしているのです。

スクリーンに光が映し出されました。
それは私達が毎日見ている景色から始まりました。

青の染色と緑の調色が施してある映像には
カメラマンが船に乗って撮影したのでしょう、
前で棹を差す船頭が映し出されました。
大きな壁岩に向かっていく船、前で棹を構える
船頭。ここは間違いなく保津峡の鵜飼ヶ浜です。
100年前とはいえかなりの鮮明度です。

巧みな棹さばき、一生懸命に櫂を引く姿、瀬を読んで
流す舵加減、どれも今と変わらない船頭の仕事
風景が映し出されます。
幻の映像が今、目の前に展開しているのです。
気持ちが高揚してくるのを確かに感じます。
ついつい「この場所は・・」「この仕事は・・」と
声が出てしまいました。

そして出てきました。引き上げのシーンです。
獅子ヶ口と呼ばれる保津川一番の激流箇所で
3人の船頭が船にロープを繋いで、綱道と呼ばれる
石積の道から懸命に引っ張ってます。
大きくカーブする箇所では、一人の船頭が船の上がって行く
のに合わせて、陸から棹を船の舳先に強く当て
歩いていました。
なんという力強いシーンでしょう!
この作業を350年間、先輩方はされていたのです。
写真では残っていますが、動く映像で観るのは初めて。
いつも通っている場所だけに、イメージをしっかり掴む
ことが出来ます。
「こんなふうにして、引き上げていたのか・・・」
当時のご苦労を思い、感慨もひとしおでした。

僅か4分間の上映でしたが、心から感動する
作品に出会えた気分です。

無声映像なので、静まりかえる場内には
私達の興奮した声が響いたことでしょう。

このフイルムを観終わって、驚いたのは、
ただ船に乗って撮影していたばかりでなく、
子鮎の滝や金岐の瀬、三棹、宮の下の瀬
という保津川が誇る急流ポンイト各所で待ち構えて
撮られたものを編集しているところです。
このシーンたちを撮影する為には、険しい山の
中を歩いて、谷間を降りて行かねばなりません。
かなりの動力と時間を掛けて撮影されたもので
あることがわかります。

このフイルムは今から約100年前(1906)に
フランスのパテ社というところが撮影したそうで、
発見されたのはオーストリアだったようです。

当時のヨーロッパの人が、日本の保津川下りに
かなりの興味を持たれていたのが、伝わるつくり
になっていました。

僅か4分のフイルム上映を求めて、
遠く東京へやって来た私達。
観終わったみんなの顔には、満足感と達成感
で溢れていました。

多くのお土産を持って東京を後にした私達の
胸には、行くべき目標を確かに見つけたという
力強い確信が広がるのを感じました。

幻のフイルム「保津川の急流」を求めて、東京へ!パート2

2005-08-08 16:10:33 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
東京国立美術館・フイルムセンターの方と
面会を済ましたはっちん達一同は、
午後4時からの上映となる「保津川の急流」
を観るまで時間があったので、
同フイルムセンター内の展示場見学や
資料図書館で古い映画の文献を調べながら
待つ事にしました。

この会館の7Fの展示場で開催していたのは
「尾上松ノ助と時代劇スターの系譜」と
「世界遺産」の2つの展示会でした。

展示内容は「日本映画の草創期」から
始まり「無声映画」「トーキ映画」の
時代、戦争期を経て近代映画へと
歴史順に展示してありました。
映画好きのはっちんには最高に楽しめる
展示場でした。

京都・嵐山にある大河内山荘の創建者
大河内伝次郎の第1作目の「丹下左膳」の
トーキ映画も観る事が出来ました。
このフイルムもイギリスで発見されたそうです。
日本ではなく海外から発掘されたこと事態が
かなりの事件だったそうです。

3時間以上あった時間もあっという間に過ぎ、
いよいよ上映時間が近づいてきました。



上映開始30分前に売り出される券でしたが、
鑑賞希望者が1時間以上前から続々と来られ
たため、予定より早く開場の段取りが
とられていたようです。

はっちん達が7Fから降りてきた時には
ロビーに人だかりの山が!
「早く並ばないと、券が完売になるのでは!」
口々に焦りの言葉が・・・
「ここまで来て観れなかったら、京都に帰れないぞ!」
と小走りで最後列に並びます。
同センター内にいて本当によかったです。
時間があるからと東京見物していたら
大変な事になっていたでしょう。

何とか上映券をゲット!して、開場に入ります。

400人は入れそうな綺麗なシアター室は
このフイルムを観ようと、数分で満員御礼
札止め状態に。

「発掘された映画たち」への映画ファンの
関心の高さには本当に驚きました。
保津川のフイルムもご覧頂いた
皆様にはどのように映ったでしょうか?

魅力を感じていただいてでしょうか?
ご覧になった方、感想をお持ちしています。

いよいよ上映です。幕が開きました。