保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

RCC「なんナン!?」のHPにリンクされました!

2005-11-19 21:04:52 | マスコミ出演
な、なんとはっちんのブログが
RCC中国放送の番組「なんナン!?」の
HPに紹介され、リンクまで貼って頂きました。

RCC中国放送「なんナン!?」HP日記

お乗り頂いた、同局のアナウンサー横山雄二さんの
ご好意により、番組の日記に書いていただいたようです。

11月11日付記事
この模様は来週の「なんナン!?」で放送されるらしいです。

中国地方の皆さん、よかったらはっちんの仕事ぶりを
ブラウン管の中から見てやってください。

横山さん、どうも、ありがとうござました。

これからも保津川下りを宜しくお願いします。

保津川の最後の楽しみ‘水上屋台’

2005-11-19 19:05:34 | 船頭
日々、冷え込みが厳しくなるに
連れて赤みを増す保津川のもみじ。

毎日、保津川下りを訪れる約3000人近い
観光客の目を楽しませてくれます。

でも、この冷え込みの中、山深い峡谷を
下って行くのは、やはり肌寒さを感じる季節です。

そんな、保津川下りのお客さんに温かいものを
提供するのが、嵐山の水上屋台です。

この水上屋台は、嵐山の川のほとりにある
「嵐山琴ヵ瀬茶屋」が出している出店船で、
保津川下りの船が最後の急流‘大瀬’を
下り終えた頃に、下流からエンジン船で
川を上がって来ます。

タイなどで野菜や果物を売りに来る朝の
水上マーケットを思い浮かべていただくと
イメージしやすいと思います。

こんな楽しい船が嵐山にもあるのです。



エンジン船の中には、温かいおでんや甘酒、イカ焼きに
みたらし団子、熱カンされたお酒にホットコーヒなど
川面の冷たい風に吹かれて冷え込んだ体に、うれしい
食べ物、飲み物がいっぱい揃えてあります。

寒い日にオススメなのが、大きなお鍋で煮込まれた
アツアツの自家製・甘酒です。

生姜の風味のあるこくの甘酒を飲めば、
冷えた体も芯から温まります。

少し小腹が空いた人には‘おでん’がオススメ。
アツアツでしっかり味が沁み込んだ大根やごぼう天を
船の上で戴くと、1時間50分の船旅の疲れも癒され
一段と美味しさが増すというものです。



午後3時半発の最終船で下ると嵐山に着く頃のは
辺りも薄暗くなり、冷え込できます。
そんな時、赤いちょうちんの光を灯し
川を上がってくる水上屋台が見えると
ほかほかの湯気を上げいる甘酒が
たまらなく恋しくなるはっちんです。

秋の保津川下りの水上屋台。
身も心もポカポカになる休憩処なのです。

水上屋台を出している「嵐山琴ヵ瀬茶屋」は
渡月橋を南に渡り、保津川沿いを上流に(大悲閣方面)
向いて歩いた所にある、甘味や軽食を出してくれる
お店です。すこし隠れ家的なお店なので、ここを
知っているとかなりの京都通。

嵐山のもみじが堪能できる最高のロケーションにあり
山から湧き出る水で育てた川魚料理なども
出してくれます。
昨年出版された「京都の秘密」にも上がられたお店です。
嵐山に来れられたら一度、寄ってみてはいかがですか?

営業時間 午前10時~午後4時30分まで
電話 090-8217-2909

保津川で北山しぐれ??

2005-11-18 19:42:19 | 船頭
朝から深い霧が川一面に広がっていた
今日の保津川。
こんな日は好天に恵まれる・・・と
決まっているはずだったのですが、
午後から急に天候が崩れ出すという
予想外の展開に。

青空が広がっていた山に、灰色をした暗い雲の帯が
伸びてきます。この雲が段々大きくなって
くると京都北地域の名物‘北山しぐれ’がやって来るのです。
‘北山しぐれ’とは、以前11月1付けに書いたことが
あるので、覚えてられる方もおありだと思いますが、
京都市内の中心から北の地域で降るしぐれのことで、
その範囲は広く、紫明通り(今出川通りより北)から
北の山沿いの鷹が峰や上賀茂、衣笠を回り、
もみじの名所高雄までにも広がっていきます。

保津川が流れている亀岡から嵐山はどちらかと
いうと‘洛西’と呼ばれる地域なので
‘北山’と呼べるか怪しいところだと思うのですが
晴れているかと思えば、さーっと降りだし、
また止んで晴れたかと思うと、また降りだす
現象はまさに北山しぐれと同じです。


しぐれを運んで来た雲が愛宕山に掛かってきます。
このなると間違いなく川の上はしぐれのです。

さっきまでのぽかぽか陽気がうそのように
辺りは急に夕方のように暗くなります。

周りの景色が一望できるように、
屋根をつけないオープンな船で下っている
保津川の船には、しぐれは最も邪魔者なのです。

緩やかに淵で素早くテントの屋根をこしらえるのです。
下りながらの作業なのであまり時間的な余裕は
ありません。この時はお客さんもテント張りを
手伝って下さいます。

なんとかテントをこしらえ、しぐれを凌いだと
思ったら、それに合わせたようにしぐれは止み
また青空が顔を覗かすのです。



嵐山に着くと、しぐれはすでに上がり、遠くに見える
愛宕山の上空にしぐれ雲が掛かっているのが見えます。
こ愛宕山の下を流れる保津川では、この時も
しぐれが降り続いていることでしょう。

なんとも邪魔で意地悪な雨、それが保津川の秋の名物
北山しぐれなのです。

このしぐれ過ぎれば、京都は本格的な冬を迎えるのです。

保津川の紅葉だよりPart2

2005-11-17 18:23:17 | 船頭
上空に秋の寒波があるらしいく、
最近は本当に冬のような寒さですね。

前回、お知らせした保津川のもみじも
一日、一日と赤みを帯び、いい色に
変わってきました。

この調子だと保津川の紅葉のピークは
今週末から来週にかけて訪れるような
予感です。

保津川下りの一年間の中で、最も賑わう
季節がいよいよやって来ます。

そこでこのブログでも‘保津川紅葉情報’を
リアルタイムでお届けしていきたいと思います。


保津川下りの航路の中で、一番紅葉が美しくなる
‘女淵’という所のもみじです。
赤く変化する過程のもみじは葉先から濃い赤に染まって
いき、葉本体は蛍光色のオレンジ色です。
この頃の色づき前のもみじは、イキイキしてます。

この‘女淵’では通りすぎた後、振り返って見る景色が最高です。
色付いた濃い赤色のもみじと色ずく前オレンジのもみじが
ケアキや桜などの雑木などの黄色や緑色と折り重なり、
絵画のようなコンストラストを見せてくれます。


保津峡から嵐山に下って行く後とに、もみじの紅葉は
進んでいくようです。
嵐山周辺では、燃え上がるような色鮮やかなもみじが
保津川の船を迎えてくれます。

いよいよ紅葉は見頃に近づいてきました。

船に乗りながら奥深い山々の紅葉を
是非、見物しにお越しください。

また、京都まで行けない~ という方は
このブログで紅葉の雰囲気を感じ取って
いただければ幸いです。

保津川の紅葉だより

2005-11-15 23:42:43 | 船頭
ここ数日、寒い日が続いてますが
皆さん、体調など崩されてないですか。

体にはきつい季節になってきましたが、
保津峡の山々の紅葉の深まりには、
いい環境になってきたと思います。

前日には、少し葉の先が赤み掛かっただけだった
もみじが、今日にはすっかり艶やかに赤色に
染められていて、紅葉する早さは目を見張ります。



河川の際という自然の厳しい条件下で育ったもみじは、
寺院のもみじとは異なり、上品さより荒々しい力強さを
感じる赤さに染まります。



保津峡では、最近育った若いもみじから、順々に赤くなってきます。
色も若々しく鮮やかな赤さに染まっていきます。


切り立った岩場から差し込む日差しに照らされて、
赤く染まったもみじが、一段と艶やかに映し出されます。
日光の当る角度によって、赤色の映え方が違っているので
日に3回、川を下っていても全く飽きることがありません。



これらが今日までの保津川の紅葉です。
渓谷の山々にはまだまだこれから赤くなるもみじが
たくさんあり、その出番を待っております。

峡谷中のもみじがすべて紅葉しつくした
時の、燃え上がるような美しさは圧巻です。

5月の新緑でも観光客の目を楽しませてくれた
もみじの葉も、いよいよあと数日で生命の炎を赤く
燃え尽かせ、フィナーレを迎えます。

年中を通して峡谷を飾った木々の葉っぱの
‘ラストショー’是非、ご覧になってください。

幻想空間・朝霧の保津川下り

2005-11-14 19:22:37 | シリーズ・保津川を下ろう!
保津川の秋の風物詩といえば朝に出現する深い霧です。

乗船場辺り一体は白い雲海に包まれ幻想的な空間が広がります。

こんな日に、船に乗ってもらうと、数m先すら見えない
この幻想空間の中へ吸い込まれ、異次元の世界へいざなわれて
行くような不思議な感覚が味わえるのです。




この現象は以前にも書いたように、盆地である
亀岡の地形が原因となっています。

盆地の底の温度が、放射冷却により一気に下がりだし、
地表の温度より低くなり、この冷却温度が保津川水温
よりも低くなる事で、蒸発現象が起こります。

この蒸発した水蒸気も冷やされ、水滴に変わり
深い霧が発生するというシステムです。


峡谷の入り口も深い霧で覆われています。
深い谷と深い霧、幻想空間へと船は吸い込まれて行きます。
遠くにうっすら浮ぶ山も、本当に実在のものなのか?
それすら分からなくなるような風景。

ここは保津川なのか?現実感も薄れる風景なのです。


しばらく幻を見ているような錯覚に見舞われながら船を進めると、
身を切るような冷たい風が水面を勢いよく滑ってゆきます。
この風こそ、私達を幻想空間から現実の空間へと導く川風なのです。

風に乗り霧は勢いよく上昇し始めます。
すると!視界に透き通るような真っ青な空が姿を見せます!
まさに夢・眠りから覚めたような爽やかな‘青’です!
霧の上がる時に見える、青と灰色のコンストラストは圧巻で
何度見ても素晴らしい!

自然が生きていると感じる‘息吹’を確かに感じる瞬間です。



上昇する霧の隙間から暖かい日光が差し込みます。

霧が晴れるごとに水面が明るく照らされ、その太陽の光に
反射して山々が水面に映し出されます。
これが‘水鏡’です。

ぽかぽかしたお日様に照らされて、霧が出ていた頃の
寒さがうそのように、辺りは暖かくなってきます。

太陽の出現で峡谷の空は晴天です。
あまりにも極端に一変した風景に、確かにさっきまで
見ていた霧空間自体が、幻だったのでは?
変な錯覚に見舞われる秋の保津川下りなのです。

こんな体験ができる1時間40分の船旅。

是非、一度ご覧になっていただきたい幻想空間・保津川下りです。

晴れた日の朝、9時~10時までの船なら
この様な幻想体験ができます。
その代わり、太陽が顔を覗かせるまでは
相当寒いので、暖かい格好やカイロなどの
防寒対策をしっかりしてお乗りくださいね。

それと乗られる前には必ず‘トイレ’をお済ましに
なってからご乗船いただくことお願い致します。

大自然の素晴らしさをまたひとつ発見できますよ~

秋の保津川下りは‘紅葉と幻想の霧の競演’で、
お越しいただく皆様の目を楽しませてくれることでしょう。

嵐山もみじ祭り、今年も見られなかった・・・

2005-11-13 18:59:10 | シリーズ・京都を歩く
今日は‘嵐山もみじ祭り’

好天に恵まれた渡月橋上流の大堰川一帯には
能舞台船や狂言台船など嵐山にゆかりの深い、
芸能文化の趣向を凝らした飾り船が、
午前10時と午後1時の二回、川に浮かべられ、
平安王朝の舟遊びを再現しました。


お蔭で、上流の保津川下りも大盛況でした。

今日も3回、嵐山へと下らせてもらいました。


しかし今年も、もみじ祭りの船が浮かべられる
時間に遭遇できませんでした。

確か去年も3回下り、一度も見る事が
出来なかったと記憶しています。

雅楽の音色とともに、まるで平安絵巻から
出てきたような優雅で美しい舟の演舞の
数々、その横を保津川の舟ですり抜けていく
事を毎年楽しみにしているはっちんと
してはかなり残念でした。



二回目に下った時は、舟が浮かべられる前の
祭儀が執り行われていました。
もう少し、後で下っていたらばっちり
遭遇していたのですが・・・


3回目に下った頃には、飾り船の撤収作業に入られていました。

という事で、今年ももみじ祭りの様子と写真は
撮れず仕舞いでした。


でも今年も雨が降ることなくもみじ祭りが
開催されてよかったです。

確か2年前は雨で中止になったと記憶してます。

この嵐山の美しい景観と清らかな水が守られる限り、
この地はいつまでも多くの人々の
心を捕らえて離さず、永遠に愛され続けていく
と感じたはっちんでした。

明日は‘嵐山もみじ祭り’です。

2005-11-12 18:26:35 | 京都情報
昨日一晩降った雨で、保津峡から
嵐山の紅葉が一段と美しく色づき始めてきました。

紅葉の見頃が近づく嵐山では、明日13日(日曜)
に毎年恒例の‘嵐山もみじ祭り’を開催されます。

このもみじ祭りは、嵐山・小倉山の紅葉の美しさを
讃えて、この周辺の守護神・嵐山蔵王権現に
感謝を捧げる行事として、昭和22年に嵯峨風土研究会が
中心となり催されたもので、毎年11月の第二日曜
に行われています。

当日は渡月橋上流の大堰川(おおいがわ)一帯に
飾り舟を浮かべ、船上舞台の上で、和歌を読み、
雅楽の音色を奏でるなど、古式ゆかしい嵐山の
芸術・文化を演出、優雅な舟遊びをしていた
都人、平安絵巻の再現をします。

  浮かべられる船は
  
  典曲を演奏する「筝曲小督(こごう)船」
  舞楽と雅楽を演奏しながら舞う「平安管弦船」
  即興で今様歌をつくり歌い舞う「今様船」
  音楽に合わせて花を生ける「京楓流いけばな船
  
  鯉と亀を飾った神輿をのせた「松尾大社船」
  元との貿易で造営費を捻出した「天龍寺船」
  黒木の鳥居に小柴垣を船上にのせた「野宮船」
  狂言装束の「嵯峨釈迦堂船」

  菊の花で飾った「大覚寺船」
  時代劇俳優が乗る「東映太秦映画村船」 など
  
  河原では、嵯峨大念仏狂言(無形文化財)
     吉原太夫の道中  など


メインの午後の部・午後1~2時には
嵐山河畔が大勢の見物客やTV・新聞等の
マスコミで埋め尽くされます。

そんな状況の中を私達の保津川下りの船が
横切って行きます。

これはかなりの注目の的です!
すこし気恥ずかしいですが、癖になる
心地よさでもあるのです・・・

渡月橋上流には雅やかな飾り船が多く浮んでいます。
その中を私達の保津川下りの薄茶色の和船が
縫うようにして抜けていきます。

その昔、高貴な大宮人が楽しんだ優雅な舟遊びの
最中に、一般大衆の生活物資を運び、日常を支えた
歴史から出発している船が、時間差を越え交差し
横切るミスマッチも、明らかに嵐山の歴史そのものの
で面白く感じます。

明日の‘もみじ祭り’今年もお邪魔させて
頂きますのでよろしくお願いします。

浜田省吾 ON THE ROAD 2005 「MY FIRST LOVE」

2005-11-11 20:35:30 | 浜田省吾さん
行ってきました!

浜田省吾さん、4年ぶりとなるライブ、
ON THE ROAD 2005 「MY FIRST LOVE」
in 大阪城ホール。

浜省と一緒に唄いました! 踊りました!
叫びました! そして泣きました!

心と体がロックのビートで一体化し、
魂ごと揺さぶられた3時間40分でした!

感動という言葉すら色褪せるほどの感動!

もう、これ以上陳腐な解説は無用でしょう。

今も余韻に浸っているはっちんです。

本当に歌の力は凄いです。

人に備わった感性は素晴らしい!

音楽を与えてくださった‘神’に感謝します。

紅葉の保津川下り、RCCの取材ですよ!

2005-11-11 17:27:50 | マスコミ出演
秋の深まりとともに
日に日に色付く保津川の紅葉。

毎年、このシーズンになると全国のTVに
京都の紅葉を取りあげる番組が多く、
組まれだす様です。

今日、保津川下りもRCC中国放送の
番組取材クルーが私はっちんの船に
お乗りいただき、TV撮影をされました。

お越し頂いたのは「RCC中国放送」の
アナウンサー横山雄二さんで、
朝の情報番組「なんナン?」という
番組の収録で来られました。

RCC中国放送は、TBS系列で、広島を
中心に岡山鳥取、島根、山口らの中国地方で
放送されているローカル局です。

こちらでいうとMBS毎日放送にあたります。

「なんナン?」は毎週月曜から金曜の
朝9時55分~10時50分に放送される
バラエティー情報番組で、視聴者からの疑問や
思うこと、気になることを取り上げ取材することを
メンイとする番組だそうです。

今回、保津川下りにお越し頂いたのは
番組司会の横山さんが京都で一日
「修学旅行体験」をするという企画で、
千葉から来た船橋高校の生徒12人と
一緒に保津川下りを体験しようというもの。

さすがアナウンサー、よく通る声で
軽快なおしゃべりを披露していただき、
楽しい川下りタイムとなりました。


取材での恒例、はっちんとの記念写真です。
横山雄二さんは、中国地方で絶大な人気を誇る
局アナさんだそうです。
K深夜の番組にもかかわらず10%近い視聴率を
叩き出すというからかなりの凄腕!
現在も週に3 本のレギュラーを抱えている
そうです。
中国地方の方、そうですよね~

横山さん、HPの‘リンク’宜しくお願いします!

RCC中国放送アナウンス部


京都で観光業を生業にしている私達船頭に
とってもTV番組に取り上げられことは
いい宣伝効果となり、大変ありがたく
思っております。

これからも‘保津川下り’をよろしくお願い致します。

MBSの米田さん~ 同系列局に出たよ!
チェック、ヨロシク!