保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

浜田省吾ライヴ・イン・大阪城ホール行ってきます!

2005-11-10 14:32:11 | 浜田省吾さん
今から浜田省吾・ON THE ROAD 2005
「MY FIRST LOVE」ライブに行ってきます!

場所は大阪城ホール。

4年ぶりの浜省と再開、いやがおうにも
テンションが上がるはっちんです。

今、船を2回下って帰ってきましたが、
今日は倒れるまで唄い、踊り、叫びまくります!

明日は手が腫れて、棹が持てないくらい、
手拍子打ちまくるぞ~

♪心の準備いいかい! 夜はこれから!
 君が幾つだろと、なにをしてよと~
 恥ずかしがらないで~ 叫ぶんだ!フゥー!♪~

では、行ってきます~ フゥー!

保津峡と嵐山の紅葉・・・そろそろ・・・

2005-11-09 16:46:47 | 船頭
心配されたほどの寒波の影響も
なく、すっきり晴れ渡った天候に
恵まれた今日の、保津峡。

私達もジャンパー要らずの気持ちの
よい環境で仕事をさせて頂きました。

峡谷内も朝晩の冷え込みのせいか、
もみじの葉の先の部分が少し赤みがかって
きたようです。

地元では今年の残暑の影響で、紅葉の
色つきが心配される声も聞きましたが、
今現在の保津峡の色つき加減を見る限り、
杞憂に終わる様な気がしております。

保津峡も紅葉は今日あたりから、若いもみじが
色つきはじめているので、来週ごろから
鮮やかで燃え立つような紅葉が見れそうな予感です!

保津峡ではトロッコ列車沿線の若いもみじから
鮮やかに赤く色ついてきます。
この赤色の濃さは深く‘大自然の中のもみじ’という
力強さを感じさせてくれる紅葉風景です。


嵐山も方も、例年に比べると1~2週間遅れている様ですが、
けやきなどの雑木が朱色に色つき始め、緑と相まって見事な
コンストラストを描き出しています。
今週末あたりもみじも色つき、そろそろ嵐山は
見頃の季節を向かえそうですね!

京都は紅葉のメッカです。
東山も南も北も紅葉の美しい名所が目白押しです。

でも、ありのまま、厳しい自然環境に鍛えられた
雄大で美しい紅葉をご覧になるなら保津峡~嵐山間の
紅葉に勝るものはない!と確信するはっちんです。

明日は今年の秋、一番の寒さとか・・・

2005-11-08 16:11:16 | 船頭
今日の保津川は、朝から霧がでて
秋独特の幻想的風景に包まれました。

朝晩の冷え込みが強い時期に出現する霧で、
山の紅葉も一段と進んだように感じました。

そして明日から京都は今年の秋一番の寒波が
やってくる模様です。

予報によると最高気温で16度くらいらしく、
渓谷内の気温なら、もう少し冷え込むと思います。

明日以降、保津川下りを予定されている方は
是非、暖かい服装やカイロなどを用意するなどの
防寒対策をされることをオススメします。
マフラーなどされれば、なお、Good!

また、京都の北の地域独特の北山しぐれも
あるかもしれないので、簡単なカッパや
ウインドブレーカなどを持たれるといいと思います。

日中が寒くなってくると、いよいよ山の
もみじも鮮やかな赤さを増してきて、
とても美しくなります。

防寒対策をばっちりしていれば大丈夫!
大自然の渓谷にはえる紅葉を心おきなく
お楽しみください。

あっ、それと出船前にトイレだけは
済ませておいて下さいね。
この寒さの中、我慢できませんからね。

夕暮れせまる嵐山

2005-11-07 19:54:09 | 船頭
昨日とうって変わった好天に
恵まれた今日の保津川。

はっちん達も今日は2回乗船し、嵐山までの
船旅を案内させて頂きました。

2回目は最終便の時間に当りました。

この秋の季節、最終便が出航する3時30分に
保津の乗船場を出発すると、嵐山に到着する事には
あたりはすっかり薄暗くなってきます。



この最終船が着く嵐山の夕暮れの景色、これが
結構オススメなのです。

2年前に渡月橋の下流域から天然の温泉が
湧き出て以来、嵐山の夜は温泉街の佇まいを
のぞかせるいい雰囲気なのです。

それ以前の嵐山といえば、夜になり辺りが暗くなると、
昼の賑わいがうその様に、一気に通行者の姿が
消えてゆく所でした。
それが天然温泉の噴出以来、夜に浴衣を着たお泊り客の
姿もそこらかしこに見え、賑わいが創出されたようです。

温泉街に変貌を遂げる嵐山。
従来の観光地・嵐山がますます魅力的なところに
なってきているようです。



私達船頭は、その温泉街、渡月橋横詰めから
タクシーに乗って、JR嵯峨嵐山駅まで行きます。

夜の嵐山の雰囲気を味わえる、秋の最終便。
結構いいものだな~と感じています。

嵐の保津川下り!

2005-11-06 21:14:43 | 船頭
天気予報の予想より早く雨が
降り出した今日の保津川~嵐山

雨の日の保津川の景色は、もやに煙る
山々の中に赤らんだ紅葉が浮き上がる
幻想的な空間を演出してくれます。

緑に光る苔や雨に洗われた岩の模様も
美しく表れ、なかなか赴きがあるものです。

なんて!!!のん気なことを言ってる場合じゃ
ありません。

今日の雨は、強風を運んできたのです。
しかも、進行方向と逆の向かい風です!!!
雨が降っていたので雨用の屋根テントをしている
為、船はヨット状態という最悪の条件です。

乗船場を出発した瞬間、体が舞い上がりそうな
強風が向かってきます。

船の舳先に上り、懸命に棹を差すはっちんですが、
船が前へ進んでいる気が全くしない程の強い抵抗を
受けながら、渾身の力を込めて棹を差しました。

あの風なら風速15mはゆうに越えていたの
ではないでしょうか?

保津川の船は400年前の江戸時代から変わらぬ
人力で進む手漕ぎ船です。

激しい逆風にも人力で挑まなければなりません。
強風が向かってきている時は、一瞬も力を抜く
ことは許されません!
船の前方で櫂を引く者と棹を差す者のふたりが
力を合わせて船を進めなくてはならないのです。
一瞬でも力を抜けば、船は間違いなくバックします!

それほど厳しいのが向かい風で強風の日なのです。

その中でも最もキツイのが棹を差す者です。
一本の竹竿に体全体を預け、力限り押しながら
下っていきます。その動作を風が吹いている間、
エンドレスで続けます。

また、今日は日曜日、予約がいっぱい
入っています。1回下ったくらいでは帰れないです。

結局、3回下ってきました。

もちろん3回とも最悪の条件下で、さすがに
3回目は足に力が入らない状態でした。

棹を差し続けた右・手のひらは少し腫れて
いて、熱をもっている様です。

今、PCのキーを打つていても力が入らないし、
疲労が体全身に残っているようです。

日頃、体を鍛え、筋トレを欠かさないはっちん
も、さすがに今日の強風には‘参った’しました。

秋の観光シーズンに入った保津川では
明日からも大勢の観光客がお越しになるでしょう。

早く寝て疲れを取ることにしましょう。

今日はぐっすり眠れそうです!

秋・本番!嵐山~保津川下り情報!

2005-11-05 18:33:59 | 船頭
朝晩の冷え込みが厳しくなるに
つれ、京都の秋は深まってきます。

保津川にも秋の名物・朝霧が出現し
秋本番のムードを高めてきました。

今日の保津川下りも大盛況で午後1時には
全ての乗船券がsold out!へ。
私達船頭もフル回転の大忙し!!
ほとんどの船頭が休憩を取る間もなく
3回下っても、全てのお客さんを送りきること
が出来ませんでした。

全国からこれだけ多くの方が、保津川下りを
目当てに来て頂いたにも関らず、来られた
お客さん全てを送りきることができず
諦めて頂いたことは、私達船頭にとって
すごく悲しく残念なことです。

今の保津川は川の水量が非常に少なく、最低の
ラインで推移しています。嵐山までの所要時間は
1時間50分掛かります。手漕ぎ船の宿命とは
いえ、時間が短縮できないのが悔しい限りです。

結局、今日一日で111隻の船が嵐山まで
流れて行きました。


水量が少ない分、船には長く乗ってもらえます。

今の季節、少し赤く色づいてきた山の木々を見ながら
澄み切った空気の中、峡谷を縫うように下る
船でのんびり下る船旅は最高の癒しの時間だと思います。

一人でも多くの人に、こんな秋の保津川下りを
体験してもらうべく、船頭も精一杯頑張ります。

出来れば、朝9~10時までに来ていただくと
そんなに待たずに間違いなく乗って頂けます。
その後は京都の名所を散策するもよし。
美味しい京料理に舌鼓を打つもよし。と
秋の京都を効率的に回り、堪能して貰えると
思います。



明日は少し天候が下り坂といわれていますが、
夕方までは持ちそうな感じです。

保津川の紅葉のもう真近!

皆さんのお越しをお待ちしております。



京都駅ビルⅩ’masツリー点灯式&VOP・Live

2005-11-04 20:32:09 | ゴスペル&ミュージック
京都にクリスマスシーズンの
訪れを告げる、恒例の京都駅ビル
クリスマスツリーイルミネーション点灯式が
昨日、午後5時30分から京都駅ビル内
大階段・室町小路広場で開催されました。

室町小路広場前に登場した22mの
クリスマスツリーは関西最大級の規模。


今年は駅ビルで開催している手塚治虫展の
キャラクターから、ブラックジャックとピノコが登場、
ステージに上がり、イルミネーションのスイッチをON!
ツリーに赤や青など七色の光が輝くと、超満員の観客から
大きな歓声が沸き起こりました。

そして今年も、点灯式を盛り上げるスペシャルゲストと
してゴスペルグループ「voice of peace」
が迫力あるハーモニーで花を添えました。



VOPは音楽を通して‘Love&Peace’の
メッセージを発信し続ける、実力、演出ともに
関西屈指のゴスペルグループで、総勢70名の
のクワイアーが奏でるコーラスとヒップホップのダンスを
融合させるというステージは、満員の大階段に響きわたり、
観客の感動を呼んでいました。

今年は私はっちんのお気に入り‘ジョイフル、ジョイフル’に
‘Ain't No Mountain High Enough’も歌われ、気分は
最高に盛り上がりました。
また、ジョンレノンの「ハッピークリスマス」を
VOPの東京教室のサポートメンバーであるプロシンガー
の今井マサキさんが熱唱!ハートフルでのびのある
歌声に会場は聞き惚れていました。
今井マサキさんは矢沢永吉さんやユーミンのツアー
アーチストとして活躍されている素敵な方でした。

後半、会場は少し冷え込んできましたが、VOPの
ハートに響く熱い歌声のお蔭で、感動させてもらい、
暖かい気持ちになれた点灯式でした。


クリスマスツリーの前で記念写真を撮るVOPのメンバー。

「浜省を歌う会シーズンⅣ」が開催!

2005-11-03 08:39:00 | 浜田省吾さん
京阪神の浜田省吾さんファンで
結成される「浜省を歌う会」の
4回目の集まりが31日、京都亀岡
にある京懐石・門で開催されました!!

「歌う会」は浜田省吾さんの音楽を
こよなく愛する京都近郊のファンが
集い、その熱い思いを語り、歌おうと
いう主旨で立ち上げられた会です。

新たに加入された新メンバーを迎え開催された
今回のシーズンⅣは、前回のシーズンⅢ同様、
門さんの美味しい料理を戴きながら、浜省への熱い思いを
「語る食事会」に加え、本来の「歌く会」の主旨に沿って
第二部の「浜省ROCK&ROLL all night!」の
開催されました。


第一部の「語る会」の料理は、メンバーの浜省に対する
熱い思いを表現しようと「みんなの思いを寄せ鍋」と
銘打たれた「海鮮鍋」を囲みながら行われました。

今回は「熱い思いを寄せ鍋」ということで、メンバーのリクエストに
応え、鯛や鮭、はまち、アマダイに加え、ハマグリ、貝柱、牡蠣という
海の幸が大集結。それを車えびと伊勢えび煮込みでとった香り高い、
とったブイアベース調のダシで戴きという超贅沢な鍋です!!


そこに最高級のタラバ蟹、新鮮な生きた車えびも登場!
まさに至福の時とはこういう日のことをいうのですね!!


美味しい鍋に舌鼓を打つメンバー。タラバ蟹のしゃぶしゃぶ
を頬張るナイチンの幸せそうな顔をご覧下さい。
彼は俳優さんですが、これは演技ではない本当の顔ですね。

写真の真ん中に写っているのが「浜省の会」専属の
料理人・西田さんです。
「今回は浜省の好きなアメリカを意識して
 西洋料理の調理技術を取り入れてダシを採りました
 醤油ベースの和との競演を楽しみ下さい」と
いう料理説明がありました。


鍋を囲みながら、浜省のライブ映像と新曲「THANK YOU」
の大合唱!!私はっちんのTV出演DVDに浜省の
「陽はまた昇る」のBGMが流れると、会のヒート
は一気に急上昇へ!みんな11月の大阪城ライブに向け、
最高に盛り上がります。

超贅沢な海鮮鍋の締め〆はやっぱり‘雑炊’ですね。
魚介類を煮込んで出た濃厚なダシの雑炊は、今まで
生きてきて出会ったことがない、衝撃的な美味!!!
みんなお腹も気持ちも大満足して第一部の食事会は
閉会しました。浜省の会バンザイ!!

最後は恒例の記念写真です。
今回初参加された、ナイチン、カトちゃん
そして親子で参加のちせさんありがとうございました。
これからも「浜省の会」をよろしくお願いします。

一部の食事会の後は、この盛り上がりのまま、
恒例の第二部「歌く会」へ。

ヒートアップした気持ちは収まることなく、
爆発の浜省カラオケの始まりです。

「I am father」から始まり「money」「MAIN STREET」
とノリのいい歌が続き、ボックス内はダンシング状態!
「この夜に乾杯!」が流れた時には、ボックスが揺れる
ほどの大合唱に!!まさにボックスがライブ会場に
変わったようです。
震動でか?機械のコンセントが2度も外れるいう
アクシデントがあり、最後は部屋を変えてもらう
ということまでありました。

皆さん、本当に夜遅くまで、お付き合い下さり
ありがとうござました。

できれば年末に忘年会として、開催できれば
いいかな~と思っておりますので、
また、よろしくお願いしますね!
今回仕事の都合で欠席だった米田さんと
サトシくんも次回は是非、参加してくださいね。


雲海に包まれる保津川下り

2005-11-02 23:39:37 | 船頭
秋晴れが広がる爽やかな朝。

京都市内から保津川下りの乗船所が
ある亀岡へ向かい、国道9号線を西に進み
境となる老ノ坂峠のトンネルを越えると、
「そこには霧の海が・・・」

そうです。私達船頭が住む街、京都府亀岡市
は霧深い盆地にある街なのです。

この盆地の中央を保津川が流れているのです。

この霧は、ほとんど10月、11月に発生します。
霧が発生する日は、本州の真上に移動性の高気圧
の中心がある時または東に通りすぎた時に多く、
夕方からの風も弱い晴れた日に限り出るそうです。

この様な気圧の日には、盆地の底は放射冷却に
より気温が一気に下がりだし、地表の温度より
低くなります。そなると保津川の水温よりも
低くなり蒸発現象が起こります。
蒸発した水蒸気は冷やされることで、水滴となり
霧に変わるのです。



霧が出るのは早い時で夜の9時頃で、消えるのは遅い時で
正午まで掛かる日もあります。
最も濃い時間帯は日の出前後で、視界が50m以下という
日もあるのです。

今の時期、保津川下りの午前9~10時頃の船は
この霧の中を出発することが多いです。


霧に包まれた川を上を進む船は、数メートル先の視界すらぼやけ
水面には幻想的な情景が展開します。

特に数隻の船が連なって下って行く時などは、
自分の乗っている船以外は、全て幻を見ているかの
ような錯覚にとらわれます。



また、この霧が乗船の途中で上がってくると、
霧の隙間から澄み切った青空が顔を覗かせます。

そのときの渓谷の風景・・・灰色と青のツートンカラーの
空模様は芸術ともいえる美しさです。

霧の中を出発する船に乗ると、少し肌寒く感じますが、
その寒さを我慢してでも、一見の価値がある風景です。

明日は文化の日で祝日です。
予約も50隻近くあり、混雑が予想されます。
待たずに乗れる時間帯といえば、この霧がたち込める
この時間がかたいです。
亀岡名物、雲海の幻想空間を体験しに、
朝の保津川下りはいかがでしょうか?

その時間帯の人は暖かい服装とトイレをしておく
ことを忘れないで、楽しんでみてくださいね。

女心と秋の保津川の空

2005-11-01 23:39:17 | 船頭
秋の空模様ほど、予測できないものは
ないですね。
保津川でも、秋に入り目まぐるしい
天候の変化に少し戸惑い気味です。

亀岡の乗船場を出航する時は、ぽかぽか
お日様が照りつける気持ちよい秋晴れだったのが、
峡谷に入るとどこからか薄暗い灰色の雲が
広がり、冷たい風が水面にさざ波をたてます。

しばらくするとあたりはすっかり暗く、
今にも降り出しそうな重い気圧を感じます。

そして、シャーと時雨(しぐれ)が降り出します。

古くからいわれる秋の天気を表す言葉に
「女心と秋の空」という言葉があります。

この言葉は目まぐるしく移り変わる天候を
女性の移り気な性格に例えて云われたもの
らしいですが、どうやらこの言葉、
京都の天候を標準にして出来たらしいのです。

このことは以前読んだ「京都の不思議」という
本に書いてあったのですが、あの有名な
国語学者・金田一春彦さんが解説されていました。

金田一さんによると、「秋の定めの無い天気
は京都独特のもの」らしく、日本で秋といえば
一年中で一番晴天が続き、安定しているそうです。

ですから「女心と秋の空」とは京都の一部地域で見られる
現象を表していわれた言葉だそうです。

その地域とは京都の中心から北の地域、
紫明通り(今出川通りより北)から北の地区で
よく見られる現象だそうです。

これを「北山時雨」と呼びます。

これは気象学的にも証明されているそうです。

北山時雨の範囲は広く、私達の仕事場
保津峡もその現象が現れる地域です。

昔の人は保津峡にそびえる愛宕山に立ち上がる
雲を見て、京都に雷を連れて来る
「丹波太郎の雷おこし」と呼んでいたそうです。
盆地の京都独特の天候を的確に読む知恵だった
そうです。

晴れているかと思えば、さーっと降りだし、
また止んで晴れたかと思うと、降りだす、時雨。

これからの保津川下りにお越しになる方は、
その日京都が晴れていても、保津川峡谷では
時雨るかもしれないということを少し、
頭の中にいれておいて下さるといいと思います。

また、3時以降の川の上は晴れた日でも、
肌寒さを感じる時をあるので、暖かい服装や
カイロ、手袋などの防寒対策を
されておかれるといいと思います。


さーっと時雨れた後の、煙った山の景色は
赤く色づいた紅葉と合間って、幻想的な
空間を演出してくれます。

この風景が観られるのも、時雨があったから
と思えば、冷たい時雨も少し受け入れやすく
なる気がしてきます。

女性の心も、京都の秋の空も、移り行く変化の
末に、味わい深い雅を引き出すのかもしれないですね。