草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

高市早苗さんの苦渋のツイート

2023年06月19日 | 政局
 高市早苗さんの昨夜のツイートは苦渋に満ちたものでした。岸田首相による今回のLGBT法案のゴリ押しは、あまりにも常軌に逸していました。岩盤保守の一人としては、望むべくは高市さんも造反をすることを期待しました。そうして自民党を割ることこそ、日本のためになると信じるからです。
 自民党の保守派が排除されないためにも、今は隠忍自重するしかありませんとの思いが伝わってきて、何とも言えない気持ちになりました。高市さんが総務省の行政文書に関与しているといった、あらぬ疑いをかけられて、孤立無援で戦ったのは、わずか3カ月前の出来事だったからです。
 あのときの岸田自民党の仕打ちも異常でした。高市さんをかばうことなく、自民党所属の国会議員まで使って、逆に追い詰めるようなことをしたのです。それを考えると、高市さんのツイートについて、どうしても僕は批判する気にはなれません。
 未だに自民党内には、立派は保守論客がいます。あえて名前を挙げることはしませんが、衆参で合わせて50人ほどはいるはずです。
 今年中にも予定されている総選挙で、保守の旗を降ろして、岸田首相の茶坊主になった者たちは落選させなくてはなりませんが、党議拘束に屈した保守派議員に関しては、「これまで同様の支援をお願いしたい」と高市さんは言いたいのでしょう。
 それでもやっぱり高市さんに離党してもらいたいとの気持ちはありますが、もう少しだけ静観したいと思います。今すでに自民党内では、岸田首相では駄目になるとの機運が盛り上がりつつあるからです。
 自民党の保守派の手で、岸田首相とそれに加担した者たちを排除してくれるのならば、それが一番いいわけですから、もうしばらくは様子を見るしかありません。
 高市さんに言いたいのは、あなたが決起すれば、党派を問わず、多くの人が結集するということです。日本を救うには、もうどこを見渡してみても、あなたしかいないからです。自民党でまだできるという確信があれば、横槍を入れるつもりはありませんが、もはやそれも限界に近いのではないか、という思いがしてならないからです。

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