昨日放送の読売テレビの「そこまで言って委員会NP」において、石丸伸二氏が少子化対策として「一夫多妻制と遺伝子的に子供を生み出す」と語ったことは事実である。
しかも、石丸氏は「一夫多妻」とは言っても「一妻多夫」とは口にしなかった。女性は子供を産む機械と考えているのである。
マルクスとエングルスの『共産党宣言』(マルクスレーニン主義研究所訳大月書店)でも、プロレタリアによる生産用具の共有と同じように、婦人の公有を容認するかのような文章がある。
「共産主義者のいわゆる公認の婦人共有やらにたいして、わがブルジョアたちのしめす高潔な道徳的義憤ほど、わらうべきものはない」と書いているほか、「ブルジョア的結婚は、実際には妻の共有である。だから、共産主義者を責めるにしても、せいぜい、共産主義者は、偽善的な、かくれた婦人共有のかわりに、公認の、おおぴらな婦人共有をやろうとしている」と自分たちに向けられた批判を、共産主義者の立場で反論しているのだ。
石丸氏の主張は、それなりの根拠にもとづいているのではないか。しかし、それは人類が編み出した結婚という制度の否定にほかならず、多くの人たちの反発を招いて当然なのである。テレビに出れば出るほどメッキが剥がれてしまうわけだから、選挙戦術としては切り抜き動画しかなかったのである。
しかも、石丸氏は「一夫多妻」とは言っても「一妻多夫」とは口にしなかった。女性は子供を産む機械と考えているのである。
マルクスとエングルスの『共産党宣言』(マルクスレーニン主義研究所訳大月書店)でも、プロレタリアによる生産用具の共有と同じように、婦人の公有を容認するかのような文章がある。
「共産主義者のいわゆる公認の婦人共有やらにたいして、わがブルジョアたちのしめす高潔な道徳的義憤ほど、わらうべきものはない」と書いているほか、「ブルジョア的結婚は、実際には妻の共有である。だから、共産主義者を責めるにしても、せいぜい、共産主義者は、偽善的な、かくれた婦人共有のかわりに、公認の、おおぴらな婦人共有をやろうとしている」と自分たちに向けられた批判を、共産主義者の立場で反論しているのだ。
石丸氏の主張は、それなりの根拠にもとづいているのではないか。しかし、それは人類が編み出した結婚という制度の否定にほかならず、多くの人たちの反発を招いて当然なのである。テレビに出れば出るほどメッキが剥がれてしまうわけだから、選挙戦術としては切り抜き動画しかなかったのである。