アーシアが星空を仰ぎながら、歌い始めました。言葉が戻ってきたのです。いつの間にか、沢山な遊牧の人がアーシアの周りに集まってきました。アーシアの歌を聴きながら、星空を仰ぎ、少し遅れてアーシアの声を追います。子ども達は、そんな大人たちの間を走り回ります。もっと小さな子どは、キャツキャと笑ったり、泣きわめいたり、とても、にぎやかです。名前も知らない動物が、アーシアに近づいて、顔をぺろりと舐めます。アーシアの顔から笑みが零れます。私は一足先に眠ります。もう、明日がこなくても。それはそれでいい。
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