「ブッダの最後の旅」に学ぶ・丸井 浩著
私は仏教について深く知っているものではない。それが、NHK「心の時代」宗教・人生で「仏陀の最後の旅」が放送されると知って、聴いてみようと思ったのは、私自身の旅もそろそろ終わりに近づいていると日々実感しているからである。
テキストを購入して、最初のページに、以下の文章がある。
「ブッダの最後の旅」の終焉
”さあ、修行僧たちよ。お前たちに告げよう、
「もろもろの事象は過ぎ去るものである。
怠ることなく修行を完成なさい」と。”
(中村元訳『ブッダの最後の旅―大パリニッバーナ経』第6章7)
なんと美しい文章だろう。
「さあ」の呼びかけが心に響く。
後に続く言葉も震える珠玉のように響き合う。
修行僧を「私」と置き換える。
「もろもろの事象」は人生。
「修行」は生きること。
「修行の完成」は死。
私はそう受け取った。
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テキストを購入して、最初のページに、以下の文章がある。
「ブッダの最後の旅」の終焉
”さあ、修行僧たちよ。お前たちに告げよう、
「もろもろの事象は過ぎ去るものである。
怠ることなく修行を完成なさい」と。”
(中村元訳『ブッダの最後の旅―大パリニッバーナ経』第6章7)
なんと美しい文章だろう。
「さあ」の呼びかけが心に響く。
後に続く言葉も震える珠玉のように響き合う。
修行僧を「私」と置き換える。
「もろもろの事象」は人生。
「修行」は生きること。
「修行の完成」は死。
私はそう受け取った。
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