創作日記&作品集

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日本語のために・日本文学全集30 池澤夏樹=個人編集

2016-11-09 14:12:34 | 読書
様々な日本語の文体について書かれた本である。
大変難しいが、パラパラとページをくるだけでも楽しい。
日本語は言葉である。日常の会話も文学も言葉である。
言葉がなければ文学もない。
言葉を文字に置き換える作業に日本人は信じられないほどの知恵を絞った。
表意文字の漢字を取り込み、また、漢字を訓読みにすることにより日本語に取り入れた。
―「春」を「はる」,「北風」を「きたかぜ」と読む類。→大辞林―。
表音文字のひらがな、カタカナ。フリガナという奥の手もある。
日本人は賢い。
話は変わるが、その「言葉」がなかったらという想定で書いた小説がある。
拙著「言葉のない村」である。
突然自分の話しになってごめんなさい。
To be continued 



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