創作日記&作品集

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俳句

2010-10-05 15:32:49 | 創作日記
俳句
久しぶりに庭に鳥がやってきました。いつもの常連ヒヨドリです。NHK学園生涯学習通信講座で「かな」より「けり」が現代的ですよと指摘されましたが。私は「かな」の方が好きです。

ヒヨドリの声かしましい暮色かな


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2 コメント

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こんにちは^-^ (句写美・じぃじ)
2010-10-06 11:12:53
ヒヨドリの声かしましい暮色かな

 この句に対して、「けり」の方が現代的とおっしゃったのでしょうか?
 だとしたら、それは大きな間違いですね。

 「けり」は、過去回想と詠嘆の助動詞ですから、
現代語ですと、「~タ・~タトサ・~タナア」となります。
 例をあげると「行き・けり」で、「いった」「行ったとさ」「行ったなあ」となります。
 また、接続は連用形からですから、
 現代的だから「けり」がいいなんて言うんであれば
おかしな話ですね。


 また、「かな」が好きだから、「かな」を使うというのもへんな話ですね。
 「かな」は「感動を表す終助詞」ですから、現代語ですと「~ダナア」となります。接続は体言と連体形です。

 ヒヨドリの声かしましい暮色かな

 この句の場合「暮色」という体言ですから、「かな」しか使えませんね。

 推敲してくださるなら、

>鵯の声かしましき暮色かな

 ①「ヒヨドリ」とカタカナで書く必然性がわかりません。
 ②「かしましい」は現代語です。
  「かな」という助詞をお使いならば、
  文語での俳句作りと思われます。
  であるならば「かしましき」でないと、
  口語と文語の混在となり、おかしなものになります。こうした指摘でないといけないでしょう。

 NHKや他のところで添削指導を受けていたが・・
というかたも、多数こられています。
 一度「鴻風俳句教室」を除いてみてください。
 またブログ「句写美」もご覧いただければ、嬉しいですね。

 みなさんの俳句は全部読ませていただいています。
こうして、書き込みをすることは、めったにありません。
 ご健吟ください。じぃじ

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いつも適切なご指導ありがとうございます。 (池窪弘務)
2010-10-07 15:06:16
いつも適切なご指導ありがとうございます。今回の句に対する、添削ではありません。5回目のリポートの総評で、どちらかというと「かな」は古風で「けり」は現代風と言われていますので、「けり」も使ってみましょうということでした。使い方と意味が違うのですね。よく分かりました。鴻風俳句教室には時々おじゃましています。句も投稿したいと思っています。よろしくお願いいたします。
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