創作日記&作品集

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鴻風俳句教室三月句会

2023-03-09 13:45:49 | 俳句
鴻風俳句教室三月句会
兼 題
㊀:季 語:早春・浅春に係ること一切
㊁:漢 字:旅
㊂:雛祭り
㊃:当季詠

三月句会投句  池窪弘務
㊀早春の河原に遊ぶ石叩き
㊁浮き浮きと仲良き母娘春の旅
㊂雛まつり三人官女は玉子なり
㊃眠りさへ薬に頼る春憂

㊀石叩き((たえず尾を上下に動かす習性から)セキレイの別称。〈[季] 秋 〉)はよく見かける鳥です。
一瞬もじっとしていない鳥です。
チャチャチャと歩いて、パッと消えてしまいます。また次の瞬間に現れます、その繰り返し。
いつもつがいで、なかよしです。
一年中います。点数は点。
㊁長女と妻が蟹を目当ての旅行。
私は留守番を務めます。
「仲良き」は「気の合う」の方がよかったかも。1点
㊂これには思い出があります。
「娘さんが三人ですね。お雛様はされますね。これ作りました」。
それが玉子の雛。
心が騒いだ、お・も・い・で。1点。
㊃実感。1点。
合計3点。だんとつの最下位です。
「いやだいやだ」。
どうする! ヒロム。
口直しに最近感動した名句を紹介。
水とりや氷の僧の沓の音  芭蕉
凧きのふの空の有りどころ 蕪村
 
「水とり」は奈良のお水取り。「凧(いかのほり)は凧(たこ)。


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