「わたしなりの枕草子」#278 2012-01-07 08:35:11 | 読書 【本文】 二百三十七段 雲は 雲は 白き。紫。黒きもをかし。風吹くをりの雨雲。 明け離るるほどの黒き雲の、やうやう消えて、白うなりゆくも、いとをかし。「朝(あした)にさる色」とかや、書(ふみ)にも作りたなる。 月のいと明かき面(おもて)に薄き雲、あはれなり。 【読書ノート】 やうやう=しだいに。さる=去る。見事な表現に圧倒されます。月の明るい面に薄い雲。 #本(レビュー感想) « 「わたしなりの枕草子」#277 | トップ | 「わたしなりの枕草子」#279 »
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