NITENDO DS で読む「病牀六尺」正岡子規著 2 2008-01-11 16:10:09 | 創作日記 淡々と、悲惨な状況を書いている。感情の吐露も少ない。でも、死が近い事実は伝わってくる。詩人の慧眼は死をしっかりと捉えているのだろう。俳句は分からないが、好きな句を見つけた。 翡翠(カワセミ)の さつて柳の 夕日かな 都会にも沢山いたのだろう。ヒスイと書いて。かわせみと読むことを知らなかった。
パソコンがない。2008年1月8日(火) 2008-01-11 15:36:51 | 創作日記 光る庭 昨日とはうって変わって 朝の庭は光に満ちている 冬は夕暮れ 光の粒子が少しずつ消えていき やがて闇の粒子に置き換わる 光の一日が終わる
NITENDO DS で読む「病牀六尺」正岡子規著 1 2008-01-11 15:21:55 | 創作日記 パソコンがない。2008年1月7日(月)。 「床六尺、これが我世界である。しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである」。まねをして炬燵に横になり、今日は一日中庭を見ていた。詩のようなものを書いた。久しぶりの手書きだ。いつもと少し違う気がした。 庭 朝も昼も庭の風景は変わらない。 冷たい光が満ちている。 雨は静かに落ちているのだろう。 今日は鳥も来ない。 葉牡丹 庭がさびしいからと妻が年末に植えた。 寒さに耐えてひっそりと光っている。 目白 静止した庭の空気が動いた。 目白だ。2匹いた。 一瞬にして消えた。 また、静かな庭になった。
NITENDO DS で読む「放浪記」林芙美子作 3 読了 2008-01-03 16:26:47 | 読書 あけましておめでとうございます。3部まで読み進んで、林芙美子の声が聞こえるようなった。そして、読了。食べる、グルメではなくて、飢えて食べる。生きるために食べる。お金は食べることに直結する。当時の貨幣価値がよくわかった。30円あれば一月暮らすことができる。それがままにならない。働く、書く、金を稼ぐ。食べる。のたうつ。二十歳の女の壮絶な生き方。天皇批判も書く。30万部売れたというが。発禁にならなかったのが不思議だ。