今日は8月8日。末広がりの“8”がダブるので、縁起の良い日だと思っている。
プチ虹のサロンでご一緒しているKさんは、今日が11回目の手術記念日だという。再発治療についても私よりずっと長く続けておられるから、本当にいろいろあっての11年間だったのだろうな、と思う。こうして再発患者の先輩がきつい治療をしながらも日々生き生きと楽しんでおられる姿は、何より励みになる。
さて、私は5月で1年9か月続けたナベルビンを止めることになった。
4月頃から副作用の足の痺れも酷くなってきていたし、レントゲンで肺の影の増大が認められたことと、マーカーが徐々にではあるがずっと上がり続けているためだ。
「次の薬として何を、いつから始めるか。」と問われた時に、「(主治医お薦めのアンスラサイクリン系を使うなら)副作用もきつそうなので仕事の調整もあり、脱毛もあるので、予定している家族旅行から帰ってくるまではちょっと避けたい。でも、帰ってきたらいつでも良いので、8月8日開始でOKです。末広がりで縁起がいいですから。」と主治医に言ってあった。
そして、自分でも覚悟して8月8日スタート、3週間に1度を6クールと仮定して、仕事のスケジュール等をチマチマ調整し始めていた。
だが、予想に反して、今日も普通に出勤して仕事が出来てしまった。治療日記で既に書いたように、思いもかけない展開となったからだ。
8月8日開始を宣言した翌週5月末の通院日。ナベルビンを止めてアンスラサイクリン系を始めるまでの2か月間をどう使うか、ということで“賭けではあるけれど、レントゲンや採血で経過観察をしながらホルモン剤・フェアストンを飲んでみる”ことになったのだ。
ホルモン剤は抗がん剤に比べて効き方が穏やかなので、奏功しているかどうか判断するには3か月程度はみたい、ということ。だが8月上旬からアンスラサイクリン系開始となると、フェアストンの効果測定をする(効果がないと見切る。)には、まだ時期尚早である。よって来週は通常どおりのハーセプチンとゾメタの治療を行い、再来週に造影CTを撮影し、9月に画像結果を見て、もう少し今の薬で粘れそうなら粘る、駄目なら9月からアンスラサイクリン系開始、という運びとなった。
世は夏休み真っ盛り。職場でも皆代わる代わる休みを取っているし、仕事としては端境期である。この時期なら少し体調が悪くなっても、繁忙期よりも休み易いというメリットはあった。だが、暑さ厳しき折、わざわざ辛い治療をしなくとも、今の穏やかな武器で粘れるのなら・・・と、今は神様が下さった休薬期間の贈り物と受け容れて、毎日良く眠り、良く食べて、運動もして、趣味も広げてという数年ぶりに元気な夏休みを送れている。
またしても足の中指の爪の脱落があったし、足の痺れは一向に改善されないけれど、それ以外の不調は殆ど気にならない。本当にこのままの体調で縁起良く、末広がりな未来であってくれれば何も言うことはないのだけれど。
今朝は少し曇り空。熱帯夜からも解放されて、明け方はやけに涼しく感じてお布団を引き寄せたほどだった。今も入ってくる風がとてもひんやり。今週も早くも折り返し。今晩も良く眠れそうだ。
プチ虹のサロンでご一緒しているKさんは、今日が11回目の手術記念日だという。再発治療についても私よりずっと長く続けておられるから、本当にいろいろあっての11年間だったのだろうな、と思う。こうして再発患者の先輩がきつい治療をしながらも日々生き生きと楽しんでおられる姿は、何より励みになる。
さて、私は5月で1年9か月続けたナベルビンを止めることになった。
4月頃から副作用の足の痺れも酷くなってきていたし、レントゲンで肺の影の増大が認められたことと、マーカーが徐々にではあるがずっと上がり続けているためだ。
「次の薬として何を、いつから始めるか。」と問われた時に、「(主治医お薦めのアンスラサイクリン系を使うなら)副作用もきつそうなので仕事の調整もあり、脱毛もあるので、予定している家族旅行から帰ってくるまではちょっと避けたい。でも、帰ってきたらいつでも良いので、8月8日開始でOKです。末広がりで縁起がいいですから。」と主治医に言ってあった。
そして、自分でも覚悟して8月8日スタート、3週間に1度を6クールと仮定して、仕事のスケジュール等をチマチマ調整し始めていた。
だが、予想に反して、今日も普通に出勤して仕事が出来てしまった。治療日記で既に書いたように、思いもかけない展開となったからだ。
8月8日開始を宣言した翌週5月末の通院日。ナベルビンを止めてアンスラサイクリン系を始めるまでの2か月間をどう使うか、ということで“賭けではあるけれど、レントゲンや採血で経過観察をしながらホルモン剤・フェアストンを飲んでみる”ことになったのだ。
ホルモン剤は抗がん剤に比べて効き方が穏やかなので、奏功しているかどうか判断するには3か月程度はみたい、ということ。だが8月上旬からアンスラサイクリン系開始となると、フェアストンの効果測定をする(効果がないと見切る。)には、まだ時期尚早である。よって来週は通常どおりのハーセプチンとゾメタの治療を行い、再来週に造影CTを撮影し、9月に画像結果を見て、もう少し今の薬で粘れそうなら粘る、駄目なら9月からアンスラサイクリン系開始、という運びとなった。
世は夏休み真っ盛り。職場でも皆代わる代わる休みを取っているし、仕事としては端境期である。この時期なら少し体調が悪くなっても、繁忙期よりも休み易いというメリットはあった。だが、暑さ厳しき折、わざわざ辛い治療をしなくとも、今の穏やかな武器で粘れるのなら・・・と、今は神様が下さった休薬期間の贈り物と受け容れて、毎日良く眠り、良く食べて、運動もして、趣味も広げてという数年ぶりに元気な夏休みを送れている。
またしても足の中指の爪の脱落があったし、足の痺れは一向に改善されないけれど、それ以外の不調は殆ど気にならない。本当にこのままの体調で縁起良く、末広がりな未来であってくれれば何も言うことはないのだけれど。
今朝は少し曇り空。熱帯夜からも解放されて、明け方はやけに涼しく感じてお布団を引き寄せたほどだった。今も入ってくる風がとてもひんやり。今週も早くも折り返し。今晩も良く眠れそうだ。