昨夜もなんだかんだとあって、午前様の就寝になってしまった。
最終日、今日の観光は10時出発でモーニングコールもなし、という優雅な一日になった。
サイゴン川を眺めながら朝食を愉しんだ後、出発まで時間があったので、息子はしっかりホテルのパティオにあったプールに入った。本当に小さい時から“プールを見て入らないことはない”という人だ。
ここホーチミン市は19世紀にフランスの植民地となり、その後、南ベトナムの首都サイゴンとして栄え、ベトナム戦争終結後にホーチミン市と名前を変えた所。現在はベトナム経済の中心地である。
まずは、南ベトナム政権時代の大統領官邸を博物館にした統一会堂(旧大統領官邸)を見学。ここは1975年4月30日、人民解放軍の戦車が正面から突入し占拠、ベトナム戦争が終結した所だ。内部には内閣会議室や地下指令室など100以上の部屋があり、一部が当時のままの状態で公開されていた。屋上まで登って周辺の景色を眺めることが出来た。
急に雨が降って来たので、雨宿りも兼ねて民芸品屋さんでショッピングをした後、サイゴン大教会(聖母マリア教会)へ。19世紀に建てられた2つの尖塔をもつ、赤レンガ造りの優美な教会だ。中には入れなかったが、絶好の写真スポットである。
そして同じくフランス統治時代に建てられた、ヨーロッパの駅舎に似た造りの建物で、当時の雰囲気を醸し出し重要な建築文化財である中央郵便局。中は両脇にある窓口の間がショッピングモールのようになっていて、とても賑やかだった。
最後は、ホーチミン最大の市場であるベンタン広場で自由散策。雑貨、民芸品、各種食料品等と、その匂いと熱気で溢れる。喧騒の中、値切るやりとりを楽しみながらあっという間に30分が経ってしまった。
昼は近くのホテルで飲茶料理を愉しみ、いったん宿泊先のホテルへ戻る。お土産物を置くなど態勢を立て直し、ホーチミン市随一のショッピングストリート・ドンコイ通りへ繰り出した。父と息子はお留守番で、夫と母と3人でのお出かけだ。
美しい並木道にブランド店、土産物店、カフェ等が立ち並び、露店を冷やかすのに忙しく、思わずダッチロール。
さて、これからシャワーを浴びてパッキングの後、18時にチェックアウトをしたら、夕食は、今回初めての洋食である創作フレンチが楽しみだ。
本当にこうして食事が美味しく頂けるとは何と幸せなことか。
日付が変わる頃、ホーチミン市を発って機内泊。明日の早朝には帰国予定である。とにもかくにも3世代5人が全員体調を崩すこともなく、トラブルに巻き込まれることもなく、それぞれに旅を楽しめて帰国の途につけることに改めて感謝だ。
旅行記にお付き合い頂き、どうもありがとうございました。
最終日、今日の観光は10時出発でモーニングコールもなし、という優雅な一日になった。
サイゴン川を眺めながら朝食を愉しんだ後、出発まで時間があったので、息子はしっかりホテルのパティオにあったプールに入った。本当に小さい時から“プールを見て入らないことはない”という人だ。
ここホーチミン市は19世紀にフランスの植民地となり、その後、南ベトナムの首都サイゴンとして栄え、ベトナム戦争終結後にホーチミン市と名前を変えた所。現在はベトナム経済の中心地である。
まずは、南ベトナム政権時代の大統領官邸を博物館にした統一会堂(旧大統領官邸)を見学。ここは1975年4月30日、人民解放軍の戦車が正面から突入し占拠、ベトナム戦争が終結した所だ。内部には内閣会議室や地下指令室など100以上の部屋があり、一部が当時のままの状態で公開されていた。屋上まで登って周辺の景色を眺めることが出来た。
急に雨が降って来たので、雨宿りも兼ねて民芸品屋さんでショッピングをした後、サイゴン大教会(聖母マリア教会)へ。19世紀に建てられた2つの尖塔をもつ、赤レンガ造りの優美な教会だ。中には入れなかったが、絶好の写真スポットである。
そして同じくフランス統治時代に建てられた、ヨーロッパの駅舎に似た造りの建物で、当時の雰囲気を醸し出し重要な建築文化財である中央郵便局。中は両脇にある窓口の間がショッピングモールのようになっていて、とても賑やかだった。
最後は、ホーチミン最大の市場であるベンタン広場で自由散策。雑貨、民芸品、各種食料品等と、その匂いと熱気で溢れる。喧騒の中、値切るやりとりを楽しみながらあっという間に30分が経ってしまった。
昼は近くのホテルで飲茶料理を愉しみ、いったん宿泊先のホテルへ戻る。お土産物を置くなど態勢を立て直し、ホーチミン市随一のショッピングストリート・ドンコイ通りへ繰り出した。父と息子はお留守番で、夫と母と3人でのお出かけだ。
美しい並木道にブランド店、土産物店、カフェ等が立ち並び、露店を冷やかすのに忙しく、思わずダッチロール。
さて、これからシャワーを浴びてパッキングの後、18時にチェックアウトをしたら、夕食は、今回初めての洋食である創作フレンチが楽しみだ。
本当にこうして食事が美味しく頂けるとは何と幸せなことか。
日付が変わる頃、ホーチミン市を発って機内泊。明日の早朝には帰国予定である。とにもかくにも3世代5人が全員体調を崩すこともなく、トラブルに巻き込まれることもなく、それぞれに旅を楽しめて帰国の途につけることに改めて感謝だ。
旅行記にお付き合い頂き、どうもありがとうございました。