昨夜遅く、夫と息子が相談して、息子が参加する甲子園3回戦応援ツアーを“生徒用の、負けない限りずーっと現地滞在”ではなく、“一般用の0泊2日”に決めた。
一般用の臨時貸切夜行列車のコースは、今夕迄に予約がとれないと自動的に〆切られてしまう。
今朝、開始時刻と同時に申込専用電話をかけてみたが、当然のようにずっと話し中で全く繋がらなかった。取扱旅行代理店が応援デスクと称して近隣ホテルに出店して受付をするというが、仕事を休んでそこまで出向くことも出来ない。仕事中に何度も席を立って電話を繰り返すわけにもいかないし、半ば諦めムードだったが、何とか通じて昼休みに席が確保できた。
さすがに夜遅くとはいえ明日出発なので、時間的にも余裕がない。「この電話を切ったタイミングから3割のキャンセル料がかかります。本日3時までに振込をお願いします。控えを持たせてください。」とかなり一方的な話である。募集人数は80人、最低催行人数は40人だというが、どのくらいの申込みがあったのだろう。3回戦から敗戦するまで現地滞在の“負けない限りずーっと現地滞在”ツアーには行けないのでこちらを選んだ、という生徒さんもいますよ、とのことだった。
それにしても昨日2泊3日の旅行から帰宅して、また明日の夜には出かけるというのだから、厳しい残暑の中、何とも出たり入ったり落ち着かない息子、16歳の夏である。
その彼が昨日買ってきたお土産で面白いものがあった。
特養施設入所中の義母に、ぼけ封じのお守りという縮緬素材の茄子の根付。実際には義母は既に認知症が進行しているのだが、「これ以上(ぼけが)進んで僕のことも判らなくなられたら困るから。」とのこと。
けれど、はたと考えた。なぜ「茄子」が「ぼけ防止」なのか。実際にぼけた人に対して、「呆け茄子」というのでは洒落にもならないが、「ぼけ封じ」を「成す」に「茄子」をかけた語呂合わせものであるという。
来週末、施設のイベント(題して「ハワイアン・ナイト」だそうだ!)で義母を見舞うことになっている夫に「(ばあちゃんに)渡して。」と。夫はそれを受け取ると「お父さんも欲しかったなあ。」と顔をほころばせ、何とも言えないいい顔をしていた。
高2男子の身で、今回のように高齢の祖父母と一緒の旅行に、良く嫌がらずに行ってくれたと思う。我が身を振り返ってみれば、彼の年齢で私の4人の祖父母は全員他界していた。両親とも末っ子だったこともあり、孫の中でも外孫で、一番の味噌っかすだったから、祖父母を独占してどこかに旅行に行った等という思い出は、全くない。
息子は一人っ子だし、母である私も一人娘である。両親にとっては後にも先にも唯一の孫だから、それはそれは可愛がったものだし、義母にとっても、我が家の姓を継ぐ長男の男孫ということで特別な存在だったのだろう。そうして得た3人からの絶対的な愛情に対する恩義は忘れていないようだ。
親馬鹿ではあるが、彼が優しい子であることは間違いない。けれど、いかんせん帰ってくるなりいきなりダラダラと寝坊はするわ、宿題は進まないわの体たらく・・・、と思うのは私の勝手な無い物ねだりだろうか。
それにしても今日の蒸し暑さも酷かった。明日も明後日もしっかり予定が入っているので、今日は早く休みたいと思う。
一般用の臨時貸切夜行列車のコースは、今夕迄に予約がとれないと自動的に〆切られてしまう。
今朝、開始時刻と同時に申込専用電話をかけてみたが、当然のようにずっと話し中で全く繋がらなかった。取扱旅行代理店が応援デスクと称して近隣ホテルに出店して受付をするというが、仕事を休んでそこまで出向くことも出来ない。仕事中に何度も席を立って電話を繰り返すわけにもいかないし、半ば諦めムードだったが、何とか通じて昼休みに席が確保できた。
さすがに夜遅くとはいえ明日出発なので、時間的にも余裕がない。「この電話を切ったタイミングから3割のキャンセル料がかかります。本日3時までに振込をお願いします。控えを持たせてください。」とかなり一方的な話である。募集人数は80人、最低催行人数は40人だというが、どのくらいの申込みがあったのだろう。3回戦から敗戦するまで現地滞在の“負けない限りずーっと現地滞在”ツアーには行けないのでこちらを選んだ、という生徒さんもいますよ、とのことだった。
それにしても昨日2泊3日の旅行から帰宅して、また明日の夜には出かけるというのだから、厳しい残暑の中、何とも出たり入ったり落ち着かない息子、16歳の夏である。
その彼が昨日買ってきたお土産で面白いものがあった。
特養施設入所中の義母に、ぼけ封じのお守りという縮緬素材の茄子の根付。実際には義母は既に認知症が進行しているのだが、「これ以上(ぼけが)進んで僕のことも判らなくなられたら困るから。」とのこと。
けれど、はたと考えた。なぜ「茄子」が「ぼけ防止」なのか。実際にぼけた人に対して、「呆け茄子」というのでは洒落にもならないが、「ぼけ封じ」を「成す」に「茄子」をかけた語呂合わせものであるという。
来週末、施設のイベント(題して「ハワイアン・ナイト」だそうだ!)で義母を見舞うことになっている夫に「(ばあちゃんに)渡して。」と。夫はそれを受け取ると「お父さんも欲しかったなあ。」と顔をほころばせ、何とも言えないいい顔をしていた。
高2男子の身で、今回のように高齢の祖父母と一緒の旅行に、良く嫌がらずに行ってくれたと思う。我が身を振り返ってみれば、彼の年齢で私の4人の祖父母は全員他界していた。両親とも末っ子だったこともあり、孫の中でも外孫で、一番の味噌っかすだったから、祖父母を独占してどこかに旅行に行った等という思い出は、全くない。
息子は一人っ子だし、母である私も一人娘である。両親にとっては後にも先にも唯一の孫だから、それはそれは可愛がったものだし、義母にとっても、我が家の姓を継ぐ長男の男孫ということで特別な存在だったのだろう。そうして得た3人からの絶対的な愛情に対する恩義は忘れていないようだ。
親馬鹿ではあるが、彼が優しい子であることは間違いない。けれど、いかんせん帰ってくるなりいきなりダラダラと寝坊はするわ、宿題は進まないわの体たらく・・・、と思うのは私の勝手な無い物ねだりだろうか。
それにしても今日の蒸し暑さも酷かった。明日も明後日もしっかり予定が入っているので、今日は早く休みたいと思う。