ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.12.7 EC4回目投与15日後、週末に備えて静かに過ごす

2012-12-07 18:58:15 | 日記
 ようやく金曜日になった。
 第4回EC投与から早くも2週間が過ぎ、何もしなければ白血球は「底」の時期だが、グランのおかげかそれほど体調は悪くない。
 お腹はしっかり空くし、食べ物の味もちゃんと分かる。朝起きるのが辛いほど良く眠れる。お腹の調子も、薬に頼らず根菜類を意識的にたっぷり摂ることで快調とまではいかなくとも大分すっきりしてきた。昨日今日と頭痛や耳鳴りも落ち着いている。
 今回は、前回ほど骨の痛みが酷くなかったのも助かった。痛ければ痛いで憂鬱だが、痛くなければ痛くないで骨髄にあまり効いていないのか、とこれまた不安になる。困ったものだ。

 そんなわけで、この週末は3週間のうち最も体力が回復している筈の“動ける”嬉しい週末だ。
 久しぶりに両日とも出かける用事が入っている。1日はお楽しみの行事、もう1日はメンテナンスだ。
 そうこうしているうちに、週が明ければ5回目の治療日がやってきてしまう。治療をすればまた1週間近く動けなくなるのがわかっているから、元気なうちにクリスマスカードや年賀状も準備しなくては、と思うのだけれど・・・。

 さて、夫は今月の週末、全て忘年会で埋まっている。さらに+αとして来週は2回だそうだ。お忙しいことだ。
 治療の翌日だけは夫に家事を頼めないのがちょっと憂鬱だが、最低限のお付き合いだというので仕方あるまい。息子と2人ならこの上なく手抜きの夕食になるだろう。
 私はここ数年、職場に限らず夜のお付き合いは失礼させて頂いているので、ランチ会の忘年会が1回入っているだけ。
 極めて静かな12月である。

 が、そろそろ帰る準備を、とゴミを捨てようと席を立ち、再び事務室に戻ってみると、皆が騒然としていた。席に座るとようやく揺れに気づいた。かなり大きく長い揺れだったせいか、なんだか酔ってしまった。
 三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の地震だという。こちらでも震度4を観測したようだ。夫からは「大丈夫?」とメールが入ったが、息子も今しがたようやく帰ってきた。地震の影響で電車が遅れていたとのこと。家の中では軽くて背の高いものが若干棚から落ちていた。

 職場で地震に逢うと嫌でも、あの日、3.11の恐怖が蘇る。津波警報が出ているという。どうか、どうか被害が小さくありますように。
 
コメント (3)
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