今朝は今冬初めて、リビングに暖房を入れずに済んだ。起きてみると室温は19度を超えていた。最高気温も20度を超えるという予報。スプリングコートを出し、ブーツを脱いで出勤してみた。けれど薄手のタイツはまだ健在である。
この1週間で、昨シーズンの全量に匹敵する花粉が飛ぶというので、本当に大変だ。息子はすっかり「花粉の子」の表情。目が真っ赤で鼻水が止まらなくて、傍から見ているだけでこっちまで花粉症の気分になってくる。とりあえず今日で試験も終了。なんとか15日の追試がないことを祈りたい。
お昼はコートも要らず。1週間ぶりに学内のレストランで友人とランチを愉しんだ。
さて、昨日は午後から都心で開催されたストレス対策講習会に参加してきた。目的は「職員の心の健康の保持増進を図るために、ストレスについての理解を深めるとともに、適切な対処方法を学ぶこと」。
二部立ての講演で、主題は「ストレスを理解し、ストレスを笑い飛ばそう!」。第一部の講師は、絶妙な語り口でテレビでもおなじみの東京女子医科大学精神医学教室の教授坂元薫先生。「気付いてください、心のサインに―ストレスケア外来の最前線から―」という演目。
第二部は、NPO法人ラフターヨガジャパン代表の田所メアリーさんの「笑いヨガで、ストレス解消・免疫力アップ~ラフターヨガ入門~」。
田所さんはアメリカ出身で日本在住40年。2006年、インドで誕生した「ラフターヨガ」の日本初のクラブを創設して以来、日本全国にラフターヨガの普及と笑いの輪を広げる活動を続けている。ラフターヨガ(Laughter Yoga、笑いヨガ)とは、インドの医師、マダン・カタリアとその妻でヨガの熟練者であるマデュリーが、笑いの効用に気付き、ヨガの呼吸法やストレッチなどを取り入れて作った科学的健康法。笑うことで多くの酸素を取り入れ、心身ともに元気になれる。難しいポーズをとらず、冗談やユーモアに頼らない、ただ笑うだけの簡単なエクササイズである。以前から気になっていたので、申し込んだ。
坂本先生の笑いあり涙ありの第一部・1時間半の講演後休憩をはさんで、お目当てのラフターヨガ入門がスタートした。
かつて、半年間ヨーロッパに研修に出ただけでも、外国に住むということはとてもストレスがかかることだった。田所さんがおっしゃるように、ともすればネガティブの泉に入り込んでしまう。彼女は国際結婚で、3年1カ月の間に3児を出産したという。常に言葉との闘い―ストレスーに悩んできたというが、その異国で子育てを続けながら30年間楽しく居られたのはなぜか。同じ国際結婚をしている仲間同士、愚痴を言い合ってみても親展がない。発散し、前向きなリフレッシュのためにラフターヨガと出会い、自分からリーダーになろうと思ったそうだ。
「笑い」は人間しか持たないものだ。欠伸は酸欠時、起きる時、寝る時、何か違うことをする時に出るもの。深呼吸でも溜息でも、淀んだ空気が外に出る。吸えば出た分だけリフレッシュ出来る。一般的に肺の中には3ℓほどの空気が入るが、一回の呼吸ではその6分の1の500mlしか出せない。
そう、ラフターヨガは笑いとヨガの呼吸法を組み合わせたエクササイズ。誰にでもすぐに出来、冗談、ユーモア、コメディに頼らない「ただ笑うだけ」の画期的なもの。特別な器具も不要なのだ。
基本要素は4つ。1) 笑いを誘う「ラフターエクササイズ」、2)手拍子と掛け声(ラフターエクササイズの終わりの合図)ホッホッ ハハハ(両手の手のひらを全部付けて叩きながらの掛け声。血流がアップし、じんわり温かくなる)、3)深呼吸(胸を開いて両手を広げ、鼻からゆっくり吸い込み、鼻からゆっくり出して両手を戻す)、4)子供のような無邪気な遊び心を思い出し、心を開放する(ヤッター!イエーイ!で万歳のポーズで決める)これをその場で立って実践。400人近い大人が一斉にやるのだから、かなり凄いものである。
最初は作り笑いから始まっても、目を合わせているうちに伝染し、気付いたら自然な笑いに生まれ変わるグループエクササイズだという。騙されたと思って両隣の人とやってみるが、最初は左脳が邪魔をして、恥ずかしさで一杯。が、これはもうやったもの勝ち。
要は「楽しい」から「笑う」のではなく、「笑う」から「楽しく」なるのだ、という。
深呼吸も笑いもどちらも大切ということを実感。もちろん思い出し笑いをしたり、歩きながら笑っていると変な人と思われるかもしれないけれど、今は携帯という小道具がある。これをを持ちながら、たまに「そうそう」等と言いながら笑えば誰からも変な目で見られることはない、という裏ワザも伝授して頂いた。
あっという間の3時間半だった。
この1週間で、昨シーズンの全量に匹敵する花粉が飛ぶというので、本当に大変だ。息子はすっかり「花粉の子」の表情。目が真っ赤で鼻水が止まらなくて、傍から見ているだけでこっちまで花粉症の気分になってくる。とりあえず今日で試験も終了。なんとか15日の追試がないことを祈りたい。
お昼はコートも要らず。1週間ぶりに学内のレストランで友人とランチを愉しんだ。
さて、昨日は午後から都心で開催されたストレス対策講習会に参加してきた。目的は「職員の心の健康の保持増進を図るために、ストレスについての理解を深めるとともに、適切な対処方法を学ぶこと」。
二部立ての講演で、主題は「ストレスを理解し、ストレスを笑い飛ばそう!」。第一部の講師は、絶妙な語り口でテレビでもおなじみの東京女子医科大学精神医学教室の教授坂元薫先生。「気付いてください、心のサインに―ストレスケア外来の最前線から―」という演目。
第二部は、NPO法人ラフターヨガジャパン代表の田所メアリーさんの「笑いヨガで、ストレス解消・免疫力アップ~ラフターヨガ入門~」。
田所さんはアメリカ出身で日本在住40年。2006年、インドで誕生した「ラフターヨガ」の日本初のクラブを創設して以来、日本全国にラフターヨガの普及と笑いの輪を広げる活動を続けている。ラフターヨガ(Laughter Yoga、笑いヨガ)とは、インドの医師、マダン・カタリアとその妻でヨガの熟練者であるマデュリーが、笑いの効用に気付き、ヨガの呼吸法やストレッチなどを取り入れて作った科学的健康法。笑うことで多くの酸素を取り入れ、心身ともに元気になれる。難しいポーズをとらず、冗談やユーモアに頼らない、ただ笑うだけの簡単なエクササイズである。以前から気になっていたので、申し込んだ。
坂本先生の笑いあり涙ありの第一部・1時間半の講演後休憩をはさんで、お目当てのラフターヨガ入門がスタートした。
かつて、半年間ヨーロッパに研修に出ただけでも、外国に住むということはとてもストレスがかかることだった。田所さんがおっしゃるように、ともすればネガティブの泉に入り込んでしまう。彼女は国際結婚で、3年1カ月の間に3児を出産したという。常に言葉との闘い―ストレスーに悩んできたというが、その異国で子育てを続けながら30年間楽しく居られたのはなぜか。同じ国際結婚をしている仲間同士、愚痴を言い合ってみても親展がない。発散し、前向きなリフレッシュのためにラフターヨガと出会い、自分からリーダーになろうと思ったそうだ。
「笑い」は人間しか持たないものだ。欠伸は酸欠時、起きる時、寝る時、何か違うことをする時に出るもの。深呼吸でも溜息でも、淀んだ空気が外に出る。吸えば出た分だけリフレッシュ出来る。一般的に肺の中には3ℓほどの空気が入るが、一回の呼吸ではその6分の1の500mlしか出せない。
そう、ラフターヨガは笑いとヨガの呼吸法を組み合わせたエクササイズ。誰にでもすぐに出来、冗談、ユーモア、コメディに頼らない「ただ笑うだけ」の画期的なもの。特別な器具も不要なのだ。
基本要素は4つ。1) 笑いを誘う「ラフターエクササイズ」、2)手拍子と掛け声(ラフターエクササイズの終わりの合図)ホッホッ ハハハ(両手の手のひらを全部付けて叩きながらの掛け声。血流がアップし、じんわり温かくなる)、3)深呼吸(胸を開いて両手を広げ、鼻からゆっくり吸い込み、鼻からゆっくり出して両手を戻す)、4)子供のような無邪気な遊び心を思い出し、心を開放する(ヤッター!イエーイ!で万歳のポーズで決める)これをその場で立って実践。400人近い大人が一斉にやるのだから、かなり凄いものである。
最初は作り笑いから始まっても、目を合わせているうちに伝染し、気付いたら自然な笑いに生まれ変わるグループエクササイズだという。騙されたと思って両隣の人とやってみるが、最初は左脳が邪魔をして、恥ずかしさで一杯。が、これはもうやったもの勝ち。
要は「楽しい」から「笑う」のではなく、「笑う」から「楽しく」なるのだ、という。
深呼吸も笑いもどちらも大切ということを実感。もちろん思い出し笑いをしたり、歩きながら笑っていると変な人と思われるかもしれないけれど、今は携帯という小道具がある。これをを持ちながら、たまに「そうそう」等と言いながら笑えば誰からも変な目で見られることはない、という裏ワザも伝授して頂いた。
あっという間の3時間半だった。