昨夜就寝が遅かった割には、目覚ましをかけた時間の3時間前に目覚めてしまう。さすがに起きるには早過ぎる、としつこく二度寝をした後、恒例の浴槽足湯と爪囲炎のケアを済ませ、朝食ビュッフェのレストランへ向かった。
沢山の小鉢が選り取り見取り。ご当地の食材豊富なヘルシーな朝食をしっかり頂いて、エネルギーチャージする。今日も気温が上がりそうだ。
昨夜遅くまでご一緒したOさんは、早朝5時に緊急訪問をされたという。いのちに関わるお仕事の大変さと尊さに頭が下がる。
午後からの講演会に備え、昨日の疲れを持ちこさないように、と昼前まで部屋でブログ記事を書いたり、本を読みながらゆっくり過ごすことにする。
ホテルの最寄駅から地下鉄と私鉄特急を乗り継いで1時間弱。たぁさんが2回にわたるガンマナイフ治療をされた病院の記念講堂が会場だ。
今日の講演会の講師は有国智光さん。山口県周南市にある浄土真宗本願寺派長久寺のご住職だ。7年前、15歳のご子息を3年に及ぶ闘病の末、小児がん(ユーイング肉腫)で亡くされている。「良くなることは期待できない。死んでいくことがどういうことか考え始めよう」とご子息とともに生と死に向き合い、あの子は『おおきないのち』へ還って行き、『おおきないのち』になった、と仰る。
講演会のご案内には「大切な人を亡くして悲しみの中にある方、又身体だけでなく心のケアを担っておられる看護、介護職にある方にとっても大きな生きていく力となるようなお話が聴けるものと思います。「何があっても大丈夫」と言われる有国先生のお話を“生命が芽吹く”この季節に皆さまと共に共有することが出来たらと願っております」とある。
著書の「遊雲さん、父さん―小児がんを生きたわが子との対話」は、他でもないたぁさんのブログで知り、有国さんのインタビュー等が掲載された記事等はネットで検索して拝読していた。今回講演会を聴講するのにあわせて著書を購入し、繰り返し読み、持参してきた。本当に“哲学書”なのである。
2時間の講演では、有国さんは立ったまま、ノー原稿でお話をされた。前半はとても大きく、深い“いのち”に触れる話、そして後半は大切なご子息を亡くされた経験をもとにした、具体的なお話だった。その圧倒的とも言える内容は、とてもここで軽々しく書いてしまうことは出来そうにない。
開演前、会場に流れていたCD-遊雲さん(亡くなったご子息)が河川愛護月間推進標語で国土交通大臣賞を受賞された「川が好き 川にうつった 空も好き」が歌になったもの-も購入することが出来た。この収益はNPO法人小児がん治療開発サポートに寄付されるという。
会場では、たぁさんのお友達のUさんとお目にかかり、お隣の席で聴講することが出来た。これまでLINE等でやりとりをさせて頂いていたが、実際にお目にかかってお話をさせて頂き、たぁさんが親しくしていらしたことが本当に良く分かる。
講演の終了後、持参した本にサインもして頂いた。たぁさん繋がりで東京から来たこと、10年近く闘病中であることもお話する。「何があっても大丈夫」と書いて頂く。そして、ずうずうしくも握手をして頂き、その手の暖かさに感激するとともに、お帰りの前、ミーハーついでにツーショットの写真も撮らせて頂いた。
その後、Sさん、Oさん、Uさんと甘味喫茶でお茶。今日もたぁさんのお話をしながら、気づけば2時間近くが経過。特急に飛び乗ってホテルへ戻ってきた。
こうして、たぁさんに繋げてもらった1,100kmを超えるご縁の有難みを噛みしめる1日となった。
講演後、空港まで2時間かけて戻って、今日のうちに帰京するのは体力的に厳しいため、本日も連泊。
無事、今回の旅の2つの大きなミッションを果たすことが出来た。
明日は昼前の飛行機で帰京する予定である。
沢山の小鉢が選り取り見取り。ご当地の食材豊富なヘルシーな朝食をしっかり頂いて、エネルギーチャージする。今日も気温が上がりそうだ。
昨夜遅くまでご一緒したOさんは、早朝5時に緊急訪問をされたという。いのちに関わるお仕事の大変さと尊さに頭が下がる。
午後からの講演会に備え、昨日の疲れを持ちこさないように、と昼前まで部屋でブログ記事を書いたり、本を読みながらゆっくり過ごすことにする。
ホテルの最寄駅から地下鉄と私鉄特急を乗り継いで1時間弱。たぁさんが2回にわたるガンマナイフ治療をされた病院の記念講堂が会場だ。
今日の講演会の講師は有国智光さん。山口県周南市にある浄土真宗本願寺派長久寺のご住職だ。7年前、15歳のご子息を3年に及ぶ闘病の末、小児がん(ユーイング肉腫)で亡くされている。「良くなることは期待できない。死んでいくことがどういうことか考え始めよう」とご子息とともに生と死に向き合い、あの子は『おおきないのち』へ還って行き、『おおきないのち』になった、と仰る。
講演会のご案内には「大切な人を亡くして悲しみの中にある方、又身体だけでなく心のケアを担っておられる看護、介護職にある方にとっても大きな生きていく力となるようなお話が聴けるものと思います。「何があっても大丈夫」と言われる有国先生のお話を“生命が芽吹く”この季節に皆さまと共に共有することが出来たらと願っております」とある。
著書の「遊雲さん、父さん―小児がんを生きたわが子との対話」は、他でもないたぁさんのブログで知り、有国さんのインタビュー等が掲載された記事等はネットで検索して拝読していた。今回講演会を聴講するのにあわせて著書を購入し、繰り返し読み、持参してきた。本当に“哲学書”なのである。
2時間の講演では、有国さんは立ったまま、ノー原稿でお話をされた。前半はとても大きく、深い“いのち”に触れる話、そして後半は大切なご子息を亡くされた経験をもとにした、具体的なお話だった。その圧倒的とも言える内容は、とてもここで軽々しく書いてしまうことは出来そうにない。
開演前、会場に流れていたCD-遊雲さん(亡くなったご子息)が河川愛護月間推進標語で国土交通大臣賞を受賞された「川が好き 川にうつった 空も好き」が歌になったもの-も購入することが出来た。この収益はNPO法人小児がん治療開発サポートに寄付されるという。
会場では、たぁさんのお友達のUさんとお目にかかり、お隣の席で聴講することが出来た。これまでLINE等でやりとりをさせて頂いていたが、実際にお目にかかってお話をさせて頂き、たぁさんが親しくしていらしたことが本当に良く分かる。
講演の終了後、持参した本にサインもして頂いた。たぁさん繋がりで東京から来たこと、10年近く闘病中であることもお話する。「何があっても大丈夫」と書いて頂く。そして、ずうずうしくも握手をして頂き、その手の暖かさに感激するとともに、お帰りの前、ミーハーついでにツーショットの写真も撮らせて頂いた。
その後、Sさん、Oさん、Uさんと甘味喫茶でお茶。今日もたぁさんのお話をしながら、気づけば2時間近くが経過。特急に飛び乗ってホテルへ戻ってきた。
こうして、たぁさんに繋げてもらった1,100kmを超えるご縁の有難みを噛みしめる1日となった。
講演後、空港まで2時間かけて戻って、今日のうちに帰京するのは体力的に厳しいため、本日も連泊。
無事、今回の旅の2つの大きなミッションを果たすことが出来た。
明日は昼前の飛行機で帰京する予定である。