息子の大学入学から2カ月近くが経過した。
今や本人から連絡があることは殆どなく、用事があって「Skypeに出て」と連絡しても「まだ外出中」とか「帰宅途中」とか、つれない返事が多くなってきた。
LINEしても既読スルーが専らで(電池切れで既読にならないことすらあり)、答えがあってもせいぜい一言。何か欲しいものがあるときだけは喰いついてくるけれど。
とにかく、忙しくも楽しい大学生活(部活生活?)を送っているようで、何よりだ。いつまで新入生歓迎シーズンのVIP扱いが続くものやら、である。
一方、彼が声も高らかに始めたブログ「みやこ暮らし」の更新はすっかり滞っている。更新のないのは良い知らせ、ならば良いのだけれど。なんとも竜頭蛇尾なことである。
さて、先日、大学生協から入学記念アルバムの予約購入案内がきた。そういえば、入学式当日、広報の腕章をした方に3人揃って写真を撮って頂いた。「何かに載るのですか?」と訊いたら、「必ず載りますから」とのお答え。何に載るのかまで訊かなかったが、HPにアップされた入学式の様子等では見当たらずじまいだったので、没かなあと思っていた。
当然のことながら、普段の息子の大学生活の全貌はなかなか知りようもない。となれば、こういうものでもあれば少しは息子のキャンパスライフを垣間見ることができるかも、という気にもなる。全クラス集合写真が掲載されるのは4年間でこの一度だけです、等という気になる謳い文句も満載だ。
そもそも大学には、入学式10日前に一度雰囲気を見に行っただけで、あとは入学式当日に行っただけ。息子が部活の練習で毎週のように通っているという琵琶湖に近いキャンパスは行ったことも見たこともない。
まあ、これは一生に一度の(筈)記念だし、そもそも写真が大好きな私が記念アルバムを逃すわけがない、ということで早速予約購入することにした。6月末迄の予約販売特別価格で税・送料込1万円也、発送は8月上旬とのことである。
アルバム騒ぎはまだ続く。この振り込みを終えて、1週間もしないうちに、今度は「大切なお知らせです。必ずご開封ください!!」という封書が届いた。
封を開ければ今度は卒業アルバム(!)の早期割引最終ご案内である。入学して2カ月で、もう卒業!? そもそも大きな声では言えないけれど(本人には、もしそうなったら強制送還と言い渡してある。)4年で卒業出来るのかどうか・・・という一抹の不安もある。が、大学側では4年後の卒業に備えて早くも準備は始まっているようだ。驚いたことに、今後何らかのご事情で卒業年が変更になる場合も、ご連絡頂ければご卒業年度のアルバムに振り替える等の対応をさせて頂きます、とのこと。
いやはや、なんとも心憎いというか至れり尽くせり、というか、痒いところに手が届くというか、過保護というか・・・。結局、4年後に無事卒業出来ることを望んで、駆け込みでこちらも振り込みをした。今月末迄2,000円の予約割引が効いて2万円也。これを「お忘れではございませんか?」とのこと。
「お忘れではございませんか?」も何も、こんなお知らせがあったのかどうかすら私は全く記憶になかった(とにかくいろいろな書類やDMが入り乱れて、もうオーバーフロー状態だった)のだが、夫は「そういえば、入学式の時に生協に貼ってあったような気がする」とのこと。そうでしたか・・・。
4年後、2018年8月頃に出来上がってくるという卒業アルバム、果たして目にすることが出来るだろうか。生かして頂いていれば57歳になったばかり、再発治療開始から10年半超えの快挙である。
再発当初、高校の卒業式にも出られないかもと言いながらも、気付けばこうして大学生の母になり、入学式に列席することが出来た。さらに味を占めて、今度は大学卒業まで・・・などと思っている欲深な私である。
いずれにせよ、もしその時私がいなくなっていても、卒業アルバムはもう注文済みだから、2重に申し込まないでね、と言っておくために記事にしておきたいと思う。
今や本人から連絡があることは殆どなく、用事があって「Skypeに出て」と連絡しても「まだ外出中」とか「帰宅途中」とか、つれない返事が多くなってきた。
LINEしても既読スルーが専らで(電池切れで既読にならないことすらあり)、答えがあってもせいぜい一言。何か欲しいものがあるときだけは喰いついてくるけれど。
とにかく、忙しくも楽しい大学生活(部活生活?)を送っているようで、何よりだ。いつまで新入生歓迎シーズンのVIP扱いが続くものやら、である。
一方、彼が声も高らかに始めたブログ「みやこ暮らし」の更新はすっかり滞っている。更新のないのは良い知らせ、ならば良いのだけれど。なんとも竜頭蛇尾なことである。
さて、先日、大学生協から入学記念アルバムの予約購入案内がきた。そういえば、入学式当日、広報の腕章をした方に3人揃って写真を撮って頂いた。「何かに載るのですか?」と訊いたら、「必ず載りますから」とのお答え。何に載るのかまで訊かなかったが、HPにアップされた入学式の様子等では見当たらずじまいだったので、没かなあと思っていた。
当然のことながら、普段の息子の大学生活の全貌はなかなか知りようもない。となれば、こういうものでもあれば少しは息子のキャンパスライフを垣間見ることができるかも、という気にもなる。全クラス集合写真が掲載されるのは4年間でこの一度だけです、等という気になる謳い文句も満載だ。
そもそも大学には、入学式10日前に一度雰囲気を見に行っただけで、あとは入学式当日に行っただけ。息子が部活の練習で毎週のように通っているという琵琶湖に近いキャンパスは行ったことも見たこともない。
まあ、これは一生に一度の(筈)記念だし、そもそも写真が大好きな私が記念アルバムを逃すわけがない、ということで早速予約購入することにした。6月末迄の予約販売特別価格で税・送料込1万円也、発送は8月上旬とのことである。
アルバム騒ぎはまだ続く。この振り込みを終えて、1週間もしないうちに、今度は「大切なお知らせです。必ずご開封ください!!」という封書が届いた。
封を開ければ今度は卒業アルバム(!)の早期割引最終ご案内である。入学して2カ月で、もう卒業!? そもそも大きな声では言えないけれど(本人には、もしそうなったら強制送還と言い渡してある。)4年で卒業出来るのかどうか・・・という一抹の不安もある。が、大学側では4年後の卒業に備えて早くも準備は始まっているようだ。驚いたことに、今後何らかのご事情で卒業年が変更になる場合も、ご連絡頂ければご卒業年度のアルバムに振り替える等の対応をさせて頂きます、とのこと。
いやはや、なんとも心憎いというか至れり尽くせり、というか、痒いところに手が届くというか、過保護というか・・・。結局、4年後に無事卒業出来ることを望んで、駆け込みでこちらも振り込みをした。今月末迄2,000円の予約割引が効いて2万円也。これを「お忘れではございませんか?」とのこと。
「お忘れではございませんか?」も何も、こんなお知らせがあったのかどうかすら私は全く記憶になかった(とにかくいろいろな書類やDMが入り乱れて、もうオーバーフロー状態だった)のだが、夫は「そういえば、入学式の時に生協に貼ってあったような気がする」とのこと。そうでしたか・・・。
4年後、2018年8月頃に出来上がってくるという卒業アルバム、果たして目にすることが出来るだろうか。生かして頂いていれば57歳になったばかり、再発治療開始から10年半超えの快挙である。
再発当初、高校の卒業式にも出られないかもと言いながらも、気付けばこうして大学生の母になり、入学式に列席することが出来た。さらに味を占めて、今度は大学卒業まで・・・などと思っている欲深な私である。
いずれにせよ、もしその時私がいなくなっていても、卒業アルバムはもう注文済みだから、2重に申し込まないでね、と言っておくために記事にしておきたいと思う。