ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.12.21 冬至に思うこと

2020-12-21 21:07:51 | 日記

 実感はないけれど、今年も残すところあと10日。冬至である。
 土日も寒かったけれど、今日もキリキリとするほど寒い。見上げれば雲一つない抜けるような青空である。真っ白な富士山が遠く大学構内からも望める。
 銀杏の金色の葉はすっかり落ち、ナンキンハゼのハート形をした可愛らしい赤い葉も落ち、小さな白い実だけがなっている。

 空気が乾燥している。机の上の湿度計は20%を差している。コンパクトなマイ加湿器だけではとても追いつかない。30%になるのがせいぜいだ。ようやく倉庫から課内専用の大きな加湿器を出してもらえた。 
 夏の間どころかついこの間まで、苦しくてたまらなかったマスクが今は顔の防寒と喉の潤い保護に活躍している感がある。
 コロナウィルス感染は一向に下火にならない。連日、曜日の最高値を更新し続けている。
 
 ようやく重い腰をあげて、昨日から年賀状の準備に着手した。住所リストのチェック、喪中欠礼との突合等々。現役を退けばより一層枚数が減るかもしれないけれど、かなりスリム化してもなお毎年100枚強の賀状を準備する。今年も変わらない。
 準備をするのが年々後ろにずれこむようになっている。それでも書きあげた途端に喪中欠礼状が来ると、あらら・・・、となるからぎりぎり20日位まではお待ちする方が実は安全だったりする。

 かつて宛名印刷が出来ずに、一枚一枚手書きでしたためていたことを思えば、本当に楽になった。今は殆ど手書きの文字を書くシーンがなく、たいていの文書はPCで打つから、たまに手書きのものを書くと、手の痺れによる悪筆が情けない。
 そもそも筆圧が弱いし、今では諸々の副作用も加わり握力がすっかり落ちてしまった。鉛筆でメモする程度(自分だけが読めればいいので)は苦にならないけれど、人様に読んで頂くために、ボールペンなりペンなりでそれなりの字を長く書き続けるのはとてもしんどくなってしまった。
 
 昨日はほぼ2週間ぶりにリラックスヨガのクラスにも参加して、気分転換が出来た。満杯だったら、と案じたけれど、男性3人の女性9人で12名。端っこの3方向と誰も接することのない場所がキープ出来て結果オーライ。
 このクラスの運動量なら、マスクをしたままでもそれほどきつくない。クラス数が減ってしまってなかなか参加出来ないけれど、体調不良あけに参加するには有難いクラスである。

 今日はおよそ400年ぶりに木星と土星が大接近する日であるそうだ。次は60年後だというから、それを見られる人はそう多くはないだろう。帰路に有難く南西の空を拝むと、なるほど澄み切った空に肉眼でもちょっとくっついている感じに明るい星が2つ見えた。

 今夜は南瓜の煮物を頂いた。そして柚子湯でゆっくり温まろう。
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