ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.12.15エンハーツ8クール目 さらに減量4回目投与後6日目のこと 顔がガチガチの日の独り言

2020-12-15 20:45:10 | 日記
 昨夕は手抜きながらもなんとか夕食の支度をして(エライ!自分で褒めるしかないのが切ない。)夫が帰宅するのを待ち、お腹に入れた。まだ味覚は不十分で、美味しいとは思えない。夕食後も痛みが治まらず、久しぶりにコデインを飲む。相変わらず気持ち悪さは続く。

 食後、ソファにずるずると一体化。ほぼ書き上げていた記事をアップしないまま、夫に起こされるまで2時間以上ウトウトした。ろくに消化しないままで横になっている(昔、食べてすぐ横になると牛になると言われ、元から丑年だし、と屁理屈をこねていた。)からますます気持ちが悪くて、お腹はずっとグルングルンしている。それでもコデインのおかげで、目が覚めたら痛みが治まってくれてほっとした。

 今日は在宅勤務。強い寒波がやってきているという。なるほど寒い。ベッドから起き上がろうとすると眩暈が酷くフラフラする。倒れてはならじ、と壁に掴まりながらお手洗いへ。
 夫は、気の毒なことに在宅勤務の“ザ”の字もなく週5日の出勤。体調不良の中、暖かい部屋で外に出ることなく過ごせる私は本当に恵まれている。職場は本当に底冷えがする寒さだ。

 投与後2日ほど、今回は珍しく普通便だったと胸をなでおろしていたら、今度は吐き気止めカイトリルの便秘症状が出てきた。一昨日は排便なし、昨日と今朝はウサギさん状が少量。これも気持ち悪さに拍車をかけていると思う。さらに昨日はコデインも2回飲んでいる。

 夕食の下準備をしてからのろのろと朝食。ナウゼリンを飲んでから、ワンパターンの和栗のあんドーナツを今日は2個頂けた。各種フルーツもいつも通り。青汁は飲めず、吐き気はあるが、少しずつ空腹が解消される感じ。
 毎回思うけれど、この体調不良の約1週間を過ごすと、顔がびっくりするほどガチガチに硬くなっているのに気づく。無意識のうちに、気持ち悪さを我慢して歯を食いしばっているらしい。頬から噛み合わせの辺りが特に酷い。それに連動して肩も首も凝っている。寒さもあるのかもしれない。冴えないことである。

 前クールの今日は代休で、午前中映画を観に行き、夕方には掃除もしていた。それを思うと今回はやっぱり復調が遅れていると思う。だらけているつもりもないのだけれど・・・。
 新しい薬も、慣れてくれば楽になるとか、身体が受け入れるようになるとか、そう単純なものでもなさそうだ。慣れてくるのと同時に薬が身体に溜まってなかなか抜けてこない、という経験もこれまでにあるからだ。

 ところで、「効いているんだから(副作用が辛くても)頑張ってね。」と言われることがある。心配して言ってくれているのは分かるけれど、副作用の辛さは経験していない人が理解出来るものではないように思える。副作用の辛さと、それに耐えて頑張れるかどうかは治療を受けている本人だけが分かることであって、当事者以外が言って良い話でもないと思う。なんと我儘で罰当たりなと言われるかもしれないけれど、このしんどさばかりはやった本人でなければわからない。見た目だけではないし、そして治療を受けた本人も毎回違う体感やら印象がある。辛い治療中は色々な励まし言葉が欲しいというよりも、ただそっと寄り添ってくれればそれでよい(もちろん見ないふりをするのではない。)、というのはそういうことなのかもしれない。

 今日もポストまで降りた以外は1歩も外出せず。明日も明後日も最高気温一桁の予報で、冷え込むようだ。風邪をひかないように暖かくして出かけなければ。
 
 GoToキャンペーンはいよいよ全国一斉の停止になった。この状況であればそれ以外選択肢はないのだろう。宿泊施設等はキャンセル対応で忙殺されているようだ。この事業にはずっと振り回されっぱなしなのだろう。
 一方、年末年始はどこにも出かけないという人が8割を超え、1割強が未定、どこかに出かける予定があるという人は5%というアンケート結果をニュースで耳にした。けれど旅行サイトの予約状況を見ると、便利な近場の温泉には全く空きがないという。どういうことなのか。不思議なことである。
コメント (2)
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