ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.12.30 “年末大浄化陰ヨガワークショップ”でヨガ納め

2020-12-30 21:57:25 | ヨガ

 年末年始休暇2日目。夫と息子は終日近県にお出かけ。
 朝食後、2人を送り出して、私は一人時間を贅沢に過ごすことの出来る1日となった。
 朝食の片付け、夕食の下ごしらえを済ませ、オンラインヨガのワークショップに参加する準備をしていると、お正月のお花が届いた。急いで松に千両、百合に白と黄色の菊を活けて玄関に飾る。すっかり気分はお正月、である。

 今日参加したのはU先生の“年末大浄化陰ヨガ”。お昼までたっぷり2時間コースである。
 “10月にオンラインスタジオがオープンし、地域を超えてヨガ時間を共有できたこととても嬉しく思います。お互いの家同士、ある意味とても密!年の暮れの120分を陰ヨガでご一緒しましょう!陰ヨガはひとつのポーズを3分以上キープするスタイルのヨガです。関節を弛め潤し、経絡を刺激することで氣の流れを取り戻していく静的なヨガ。みなさんの忙しい日常の中で、立ち止まって自分のことを見つめる時間に。東洋医学で言われる”邪気”を祓い新年に向けて新しい氣がたくさん舞い込んできますように。“というのが先生からのメッセージだ。
 10月に一度、トライアルで60分クラスを受講させて頂いたのだけれど、その後はなかなか日程が合わなかったり、体調も優れなかったり、と参加出来なかった。今回年末イベントのお知らせがあって、これは是非!とすぐに申し込んだ。

 開始10分前にPC上にU先生の姿が現れる。ご挨拶をしていると次々に参加者が揃って時間通りにスタート。今日のワークショップは①自らの手でお腹に触れてほぐす、②ナウリ(浄化法)、③呼吸法、④陰ヨガ、⑤瞑想という流れである。

 大変な一年だった2020年を、ともあれ無事に過ごせたことで、内臓にありがとうと感謝を伝える気持ちでお礼参りを行いましょうという言葉に頷く。
 チネイザン(古代道教に伝わる伝統療法で、腹部のデトックスマッサージ)で、寝っ転がって大腸や小腸を自分の手でゆっくり解していく。続いて浄化法ナウリ(インドの言葉で“うねり”を意味する。)。ウディヤナバンダ(おヘソの辺りのお腹を凹ませ、おヘソを背骨に寄せる様なイメージ)を行い、お腹の真ん中の筋肉(腹直筋)を波打つように動かす呼吸法だ。
朝食を摂ってからまだ2時間ほどで、U先生のように見事に動かすことはとても出来なかったけれど、実際に3回トライ出来たのは新鮮だった。

 目を見開き、舌を出すライオンの呼吸法を8回行った後は、ニードルのポーズで解毒効果の高い陰ヨガスタート。どれも横になったり座ったりしながら行う何気ないポーズだけれど、キープ時間が長いのでかなり効く。ポーズの後は短いシャヴァーサナを経て次のポーズに繋げていく。ゆったりした動きの中で、先生の声が遠く小さくなって、子守歌のようにだんだん眠くなってくる。
 最後にはブラーマリー呼吸を8回繰り返してから静かに座り、ご挨拶をしてクラスは終了した。
 スタジオからのコメントの“心と頭だけでなく臓器のデトックスにも効きそうです!ワークショップ名通り大浄化されること間違いない内容ですね♪”の通りのクラスだった。

 いまだ54回太陽礼拝の置き土産である筋肉痛が残っている中、お尻や外腿、腹筋等あちこちから「ううう・・・」と言われている感じ。U先生とは7年近く前、瞑想ヨーガの恩師Sさんの離島リトリートでもお目にかかっており、通っているスタジオにも昔、何度かヘルプで来てくださったことがあった。今は独立されたので、こうしたオンラインのクラスがなければ再会は叶わなかった。ご挨拶出来て有難いことだった。

 片付けを済ませて遅いランチを簡単に。息子のリクエストで、夫が通った大学や下宿を訪れるというセンチメンタルジャーニー中(私も確か7年ほど前に連れて行ってもらった。)の2人も、人気店の行列に並んでのお昼はかなり遅くなったようだった(大きな餃子を24個ペロリだったという息子である。)。

 その後はマイペースでレンジ周りを掃除し、リビングや寝室等の片づけを黙々と。さすがに疲れたので、気分転換に外の空気を吸いに出て、夫に頼まれたサプリや夕飯に足りない食材等を買ってきた。

 というわけで今年も残すところ1日。珍しく仕事納めの後、丸2日ほぼ家にいられたので、例年に比べて随分家事が捗った。今日が治療日だったらそうはいかなかったけれど・・・。神様がくださった治療休みに感謝、乾杯!である。
コメント
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