ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.12.14エンハーツ8クール目 さらに減量4回目投与後5日目のこと 痛みにドッキリ

2020-12-14 22:49:07 | 日記

 昨夜は軽い夕食だったせいか、暫くしたら急に空腹になった。そして何か食べてみようという気になる(我ながらもう滅茶苦茶)。
 ということで、在宅勤務の時、時短に便利なのでよく利用しているレンチンのお食事セットを頂いた。

 男性にはとても足りないだろうけれど、女性の軽食にはちょうど良い量だ。甘酢かけの小さな鶏肉、野菜の和え物、あんかけの蟹炒飯。さすがにご飯は食べきれなかったけれど、これを境に少し身体がちょっとしゃんとする。夫に言わせると目つきが変わったという。本当になんだかなあ、なのだけれど。
 その後、この3日間乱れに乱れた夜更かし生活を少し是正出来るように早めに入浴。久しぶりに日付が変わって間もなくベッドに入った。

 夜中にお手洗いに起きることもなく(とにかく水分が足りていないのだろう。)、朝目覚ましに起こされる。
 リビングに行けば夫の方がよほど早起きである。久しぶりに夕飯のお米の準備とサラダを作り、朝ヨガの動きはパスして座って瞑想のみ5分。

 食前はナウゼリンを飲み、昨日と同じ和栗あんドーナツ1個、極上はちみつ紅茶、グレープフルーツジュースをグラス半分、バナナスムージーを普段の量で。ぶどう2粒、りんご1切れ、ル・レクチェを2切れ。まだ普段通りの朝食の量までとはいかないけれど、もものヨーグルトとプルーンゼリーもお腹に納められた。それでも食後の薬一式を飲むとやっぱりお腹がかぽかぽ。

 いいお天気だ。日中は暖かいが、夜は急に冷え込むという。
 今クールも木曜日に帰宅してから、金曜日の在宅勤務と土日を挟み、80数時間ぶりに靴を履くという籠城蟄居になった。
 
 ヨレヨレしながら歩き始めた出勤途中、緩い坂道を上るといきなり胸部の鈍痛と圧痛が始まった。あれ、痛むのは久しぶりだな、と思いきや、その後突き刺すような痛みに変わり、ちょっと焦った。この3日間、殆どソファとベッドの往復しかしていなかったし、水分もろくに摂れていなかったので、エコノミークラス症候群による肺血塞栓症でも起こしたのでは・・・と急に心配になったからだ。ドキドキしたけれど、ひとまず深呼吸をしながら無事職場まで到着することが出来た。

 なんとか自席に着いたら、充電したままだった携帯を忘れてきたことに気づいた。やはりまだ本調子ではない。これでは忘れ物大王の夫と変わらない。笑えない。
 さすがに半日働いたら気持ち悪さよりも空腹が先に立った。ナウゼリンの力は借りたけれど、昼食がそれなりに摂れた。食べられるということは一緒に水分も補給出来るということだ。

 午後は職場の非常参集訓練があった。予報通り朝のうち青かった空はいきなり雪空のようになり、地下倉庫の冷え込みがきつかった。案の定胸痛悪化。タイミングが悪いことよ。
 
 ここのところ痛みから解放されていたのだなと改めて思う。まあ、がんの症状である痛みはあるわ、抗がん剤治療の副作用が酷くて気持ち悪いわ動けないわ、では文字通り踏んだり蹴ったりだ。
 痛みから解放してもらえているのはエンハーツが奏功しているおかげ、と感謝しなければならないだろう。
 それにしても忘れていたこの痛み。トホホである。少しでも落ち着いてくれますように。

 帰宅すると今月最初で最後のお花が届いていた。後はお正月のお花を残すのみ。
 白、クリーム、オレンジ、ピンク濃淡、赤と色とりどりのガーベラが合わせて9本、ブーケのようなレースフラワー、小さな黄色い花をつけたソリダコ、ゴージャスなアスパラペラがそれぞれ1本。花言葉はそれぞれ「神秘」、「可憐な心」、「内気」、「普遍性」だそう。花の色と葉の色が色鮮やかに映るガラスの器がとても素敵だ。
コメント
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