昨日は職場のイベントがあり、珍しく残業を2時間半ほど。定時に帰宅した夫が夕飯の支度を済ませてくれていて、すぐに夕食が摂ることが出来た。洗い物も買って出てくれて、その間私は前泊の支度に専念。駅まで送ってもらって前泊ホテルに向かった。有難いことである。
今回も薄毛にもめげず大風呂付のホテルを予約。さすがに素頭で部屋から出る勇気はなく、かつらを装着してお風呂に行った。ちょうどお一人出るところで貸し切り。ラッキー。誰も入ってきませんようにと祈ったらその通りに。1人で手足を伸ばして気持ちよくじんわり汗をかけた。
部屋に戻るとあっという間に睡魔に襲われ、そのまま夜中にお手洗いに起きることなく、大きなベッドでよく眠れた。いつもよりちょっと早めの時間に目覚ましをセットして、朝風呂へ。またしても貸し切り。出る時に昨夜すれ違った方と出くわした。女性の泊り客は少ないのかも。
身支度して階下のレストランへ。今日も消毒とビニール手袋を装着の上、ブッフェ。野菜タップリのおかずや焼きたてパンを美味しく頂き、紅茶は部屋で頂くことにして早めに戻って、お茶を飲みながら朝の連続テレビ小説を視て、チェックアウト。
今日は昨日よりぐっと冷え込むとのこと。レントゲン用に金具のないトップスを重ね、ライナー付きのトレンチコートのいでたちである。
病院に到着。さすがに師走、病院は混雑している。IDカードを通す機械は結構並んでいたけれど、流れていたのでそれほど待たず。採血受付へ行くと、大混雑。20名以上の待ち人数で珍しく19分待ちとあった。
コート等をエコバッグに入れて、態勢を整えて採血室に入る。担当は臨床検査技師の若い男性Yさん。初めまして、の方だ。丁寧で、針刺しもそれほど痛まず。今日はフルのチェックなので5本。
止血をしながらエスカレーターで2階に上がる。レントゲン受付は人が溢れている。座る椅子がなく、皆が立っている状態だ。こちらでは紙の受付番号を取ったが15人以上待っている。レントゲンがこんなに混雑しているのも珍しい。20分ほど待って受付が済み、中廊下へ案内される。その後は10分も待たず。今日も着替え不要のブラトップとシンプルニット、ノーアクセサリーなのでスイスイと2方向撮影を終えた。
再びエスカレーターで1階の腫瘍内科へ移動。いつもの席を確保してから受付へ。月初めなので保険証もチェック。問診票の追加を頂き、その場で全て「ない」に〇をして、息切れの前にだけ“ほとんど”を追加した。
今日のお供は知念実希人さんの「崩れる脳を抱きしめて」(実業之日本社文庫)。タイトルを見ると、一体どんなお話?と思うが、帯には「感動の恋愛×ミステリーとあり、一気読み大賞等3冠!」とある。著者の知念さんも「僕にしか書けない恋愛小説です」だそう。満足度200%のどんでん返し!を楽しみに読み進めた。
採血から1時間経過したところで血圧測定へ。105-61、脈拍が85。いつもの感じだ。
10分ほどすると「中待合いへどうぞ」に番号が出て、診察室正面の長椅子に腰かける。それから15分ほどして先生が診察室から出ていらして私と目が合い、「おはようございます」と呼び入れられた。
「よろしくお願いいたします。」とご挨拶をして荷物をカゴに、自分の体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着いた。
「さて、いかがでしたか。」と訊かれ「やはり治療後1週間は辛いです。でも、10日過ぎからは普通に動けています。今回は下痢もなく、便秘気味でした。」と言うと、「痛みは?」と訊かれ、「寒かったり気圧の変化があると少し痛みますが、それでもずっと痛みが続くということもなく、コデインは朝1回飲むだけで済んでいます。調子が良いと、飲まなくてもよいかな、というくらいのレベルです。」とお答えする。
「前回申し忘れましたが、インフルエンザの注射も無事終えています。痺れは相変わらずですが、痺れと同時にあった手足の刺されるような痛みは心なしか軽減しているような気がします。タリージェを飲むと眠気は相変わらずですが。」と言うと、「タリージェ10㎎にしましょうか。痺れだけで痛みがなくて大丈夫のときは10㎎だけにして、痛みがある時5㎎足しましょう。」と仰る。「それは自由にやめたり足したりしてよろしいですか。」と問うと「OKです。」とのこと。診察室での検温は6度6分。
採血の結果は特に変わりなし、とのこと。白血球は3,300、好中球は1,056。またしてもギリギリセーフで、よく頑張っている。マーカーは、また下がっていた。どこまで下がるだろう。このままタキソテールの時の底値まで下がるだろうか。
「前回カイトリルとエルカルチンを5日で終わりに出来そうなら、そうしても大丈夫と言って頂けましたが、やはり無理でした。しっかり7日間飲みました。」とお話しして今回も同様に処方して頂いた。
「レントゲンは10月撮影時と不変のようだが、レントゲンでは詳しくは分からないので、来月CTを撮りましょう。」とのこと。1月末、2回目の治療前に予約を入れて頂いた。エンハーツダイアリーの1冊目が1週間前に切れてしまったことを言うと、「新しいものを2冊でも3冊でも看護師さんからもらってください!」とのこと。
こうしてエンハーツが引き続き奏功していることが確認され、今年の治療納めは予定通りエンハーツ続行である。「早めですが、良いお年を。来年もどうぞよろしくお願いいたします」とご挨拶をして席を立った。
化学療法室で待合いには2人が待っていた。夫やお友達にいつものようにLINE報告。
10分ほどするとMさんが「お薬飲みましょう。」とイメンド125mgを持ってきてくださる。イメンドを飲んでから1時間後にエンハーツがスタート出来る。ほどなくして看護助手さんから窓側のリクライニング椅子に案内された。
体勢を整え、お手洗いへ。今日は順調だな、と本の続きを読む。その後が長かった。
看護師さんたちがバタバタと走り回っていて、いつもなら直ぐに針刺しに見えるのだけれど、どなたも私の前をスルー。結局針刺しに見えるまでに1時間待った。
初めての看護師さんで、それほど痛まず。
本を読みながら、イメンドの眠気がたまらない。この後、薬を持ってきてくださるまでにさらに30分。久しぶりにOkさんだ。思わず「忘れられているのかと思いました」と言うと、「今日は初回(投与)の方がいらして、お待たせしてすみません。」とのこと。確かに初回はモニターをつけたり、アレルギー反応のチェックをしたり、ケアが大変なのであった。
ようやく点滴開始。デキサートとアロキシのミックス、ブドウ糖、エンハーツ、ブドウ糖、生食である。病院に入ってから点滴開始まで3時間半近くかかった。それでも久しぶりにOkさんとお喋り出来て楽しかった。ついつい長話してお引き留めしてしまうのを反省。エンハーツを始めてから初めてゆっくり状況報告が出来た。あと1年4か月弱で定年退職だというと、「え~?(再雇用や再任用で)働かなくていいんですか。」と言われ、「いや~もういいです。十分頑張れたので(まだもし元気に過ごせていたら)すっぱり辞めて好きなことをします。」とお答え。
もうすぐ点滴が終わる頃、薬剤師Kさんが見える。「エンハーツは奏功していますし、副作用止めも効いているようですね。便秘気味なのは遅発性の吐き気止めカイトリルのせいですね。」という会話。
終了時の血圧測定は120-69、脈拍は73。Okさんの抜針。相変わらずの早業なので衝撃を感じている暇がない。エンハーツダイアリーを3冊(!)頂き、「来年、これを使い切れるだけ頑張ります。どうぞ良いお年を」とご挨拶。
管が外れて身軽になってお手洗いへ。ご挨拶をして腫瘍内科受付へ移動。ファイルをここで提出してすぐに処方箋を薬局に送るテーブルまで移動し、10分ほど待ってお支払い。カードで12万弱。
外に出ると、やはり寒い。薬局へ到着すると「ファックス届いています。」と、番号札を頂く。椅子がそこそこ埋まっている。本の続きを読みたかったので、待ち時間は気にならなかったけれど、私の番号は相変わらず抜かされる。結局、今日も小一時間ほど待った。今日は4週間28日分なので、10,000円弱をカード支払い。
新しいお薬手帳を頂く。動物シリーズでパンダからペンギンへ。これで6冊目になった。「来年2月1日でこちらにお世話になって丸13年になります。」と言うと、薬剤師のIさんは厚くなったカルテの一番最初を見て「平成20年2月1日」とあるのを確認し、「本当に!」と。
再発が分かった直後、息子の中学入試の第一志望の日にセカンドオピニオンに来て、そのまま転院したのだった。今でも、あの時が精神的に一番きつかったと思う。息子に病気のことを話せたのが、中学入学後、ゴールデンウィークになったあたりだったか。そんな話を問わず語りにIさんにしてしまう。
「最初の病院で、薬が効けば数年はと言われたことを思うと、高校の卒業式も無理かも、と思ったのに社会人になりましたから、良く生き延びていますよね」と言うと、「ドラマですね。ずっと欲張りでいてくださいね。」としみじみ言われる。今日の病院と薬局の滞在時間は合計で6時間強。
そのまま駅方面に歩き、駅ビルで夫から頼まれたお菓子を購入。まだそれほど空腹ではないので、乗換駅で食事を摂ることにした。快速に乗れて席も確保出来て、本の続きを読む。
明日からはまた食事が摂れなくなるし、静かな所で本も読み切ってしまいたい。良く行く紅茶専門店でランチセット。日替わりケーキが美味しそうだったので追加注文してしまった。ゆっくり時間をかけて頂き、気持ち悪さは全くなく、美味しく完食し、本も読了。土地勘がある場所が出てきて読みやすかったが、最後のどんでん返しは触れ込みのとおりなかなか凄かった。
同じフロアにあるかつらサロンを覗くとお世話になっているNさんの姿が見えたので、「まだ髪が残っているのでピンをつけずにそのまま被っています。」とかつらを見せ「良いお年を、来年もよろしくお願いします」とご挨拶。
まだ元気だったので最寄り駅からはタクシーに頼らず歩いて帰宅出来た。
生協のお届け品をエッサホイサと取り込む。薬やら何やらの片付けをなんとか完了して、ようやく座ると夫が帰宅した。
さすがにだんだんお腹がもたもた、気持ち悪くなってきて、全く食欲がない。我慢しつつこうしてブログを書いていたら、夫が空腹に耐えきれず「食べようよ~」と。生協宅配のわっぱ飯や助六寿司をちょっとつまむことに。全然食欲がない。ナウゼリンを飲んでから、だましだまし頂く。食後はタリージェを早速10㎎だけにしてみる。あとはミヤBMのみ。ステロイドのおかげで熱っぽく顔のあたりが浮腫んでいる感じ。
明日を乗り切れば金曜日は在宅勤務だ。エンハーツ8クール目、6割減量4回目。1週間だけ何とか凌げば、来年年明けまで3週間近く体調が良く過ごせるだろう。
今回も薄毛にもめげず大風呂付のホテルを予約。さすがに素頭で部屋から出る勇気はなく、かつらを装着してお風呂に行った。ちょうどお一人出るところで貸し切り。ラッキー。誰も入ってきませんようにと祈ったらその通りに。1人で手足を伸ばして気持ちよくじんわり汗をかけた。
部屋に戻るとあっという間に睡魔に襲われ、そのまま夜中にお手洗いに起きることなく、大きなベッドでよく眠れた。いつもよりちょっと早めの時間に目覚ましをセットして、朝風呂へ。またしても貸し切り。出る時に昨夜すれ違った方と出くわした。女性の泊り客は少ないのかも。
身支度して階下のレストランへ。今日も消毒とビニール手袋を装着の上、ブッフェ。野菜タップリのおかずや焼きたてパンを美味しく頂き、紅茶は部屋で頂くことにして早めに戻って、お茶を飲みながら朝の連続テレビ小説を視て、チェックアウト。
今日は昨日よりぐっと冷え込むとのこと。レントゲン用に金具のないトップスを重ね、ライナー付きのトレンチコートのいでたちである。
病院に到着。さすがに師走、病院は混雑している。IDカードを通す機械は結構並んでいたけれど、流れていたのでそれほど待たず。採血受付へ行くと、大混雑。20名以上の待ち人数で珍しく19分待ちとあった。
コート等をエコバッグに入れて、態勢を整えて採血室に入る。担当は臨床検査技師の若い男性Yさん。初めまして、の方だ。丁寧で、針刺しもそれほど痛まず。今日はフルのチェックなので5本。
止血をしながらエスカレーターで2階に上がる。レントゲン受付は人が溢れている。座る椅子がなく、皆が立っている状態だ。こちらでは紙の受付番号を取ったが15人以上待っている。レントゲンがこんなに混雑しているのも珍しい。20分ほど待って受付が済み、中廊下へ案内される。その後は10分も待たず。今日も着替え不要のブラトップとシンプルニット、ノーアクセサリーなのでスイスイと2方向撮影を終えた。
再びエスカレーターで1階の腫瘍内科へ移動。いつもの席を確保してから受付へ。月初めなので保険証もチェック。問診票の追加を頂き、その場で全て「ない」に〇をして、息切れの前にだけ“ほとんど”を追加した。
今日のお供は知念実希人さんの「崩れる脳を抱きしめて」(実業之日本社文庫)。タイトルを見ると、一体どんなお話?と思うが、帯には「感動の恋愛×ミステリーとあり、一気読み大賞等3冠!」とある。著者の知念さんも「僕にしか書けない恋愛小説です」だそう。満足度200%のどんでん返し!を楽しみに読み進めた。
採血から1時間経過したところで血圧測定へ。105-61、脈拍が85。いつもの感じだ。
10分ほどすると「中待合いへどうぞ」に番号が出て、診察室正面の長椅子に腰かける。それから15分ほどして先生が診察室から出ていらして私と目が合い、「おはようございます」と呼び入れられた。
「よろしくお願いいたします。」とご挨拶をして荷物をカゴに、自分の体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着いた。
「さて、いかがでしたか。」と訊かれ「やはり治療後1週間は辛いです。でも、10日過ぎからは普通に動けています。今回は下痢もなく、便秘気味でした。」と言うと、「痛みは?」と訊かれ、「寒かったり気圧の変化があると少し痛みますが、それでもずっと痛みが続くということもなく、コデインは朝1回飲むだけで済んでいます。調子が良いと、飲まなくてもよいかな、というくらいのレベルです。」とお答えする。
「前回申し忘れましたが、インフルエンザの注射も無事終えています。痺れは相変わらずですが、痺れと同時にあった手足の刺されるような痛みは心なしか軽減しているような気がします。タリージェを飲むと眠気は相変わらずですが。」と言うと、「タリージェ10㎎にしましょうか。痺れだけで痛みがなくて大丈夫のときは10㎎だけにして、痛みがある時5㎎足しましょう。」と仰る。「それは自由にやめたり足したりしてよろしいですか。」と問うと「OKです。」とのこと。診察室での検温は6度6分。
採血の結果は特に変わりなし、とのこと。白血球は3,300、好中球は1,056。またしてもギリギリセーフで、よく頑張っている。マーカーは、また下がっていた。どこまで下がるだろう。このままタキソテールの時の底値まで下がるだろうか。
「前回カイトリルとエルカルチンを5日で終わりに出来そうなら、そうしても大丈夫と言って頂けましたが、やはり無理でした。しっかり7日間飲みました。」とお話しして今回も同様に処方して頂いた。
「レントゲンは10月撮影時と不変のようだが、レントゲンでは詳しくは分からないので、来月CTを撮りましょう。」とのこと。1月末、2回目の治療前に予約を入れて頂いた。エンハーツダイアリーの1冊目が1週間前に切れてしまったことを言うと、「新しいものを2冊でも3冊でも看護師さんからもらってください!」とのこと。
こうしてエンハーツが引き続き奏功していることが確認され、今年の治療納めは予定通りエンハーツ続行である。「早めですが、良いお年を。来年もどうぞよろしくお願いいたします」とご挨拶をして席を立った。
化学療法室で待合いには2人が待っていた。夫やお友達にいつものようにLINE報告。
10分ほどするとMさんが「お薬飲みましょう。」とイメンド125mgを持ってきてくださる。イメンドを飲んでから1時間後にエンハーツがスタート出来る。ほどなくして看護助手さんから窓側のリクライニング椅子に案内された。
体勢を整え、お手洗いへ。今日は順調だな、と本の続きを読む。その後が長かった。
看護師さんたちがバタバタと走り回っていて、いつもなら直ぐに針刺しに見えるのだけれど、どなたも私の前をスルー。結局針刺しに見えるまでに1時間待った。
初めての看護師さんで、それほど痛まず。
本を読みながら、イメンドの眠気がたまらない。この後、薬を持ってきてくださるまでにさらに30分。久しぶりにOkさんだ。思わず「忘れられているのかと思いました」と言うと、「今日は初回(投与)の方がいらして、お待たせしてすみません。」とのこと。確かに初回はモニターをつけたり、アレルギー反応のチェックをしたり、ケアが大変なのであった。
ようやく点滴開始。デキサートとアロキシのミックス、ブドウ糖、エンハーツ、ブドウ糖、生食である。病院に入ってから点滴開始まで3時間半近くかかった。それでも久しぶりにOkさんとお喋り出来て楽しかった。ついつい長話してお引き留めしてしまうのを反省。エンハーツを始めてから初めてゆっくり状況報告が出来た。あと1年4か月弱で定年退職だというと、「え~?(再雇用や再任用で)働かなくていいんですか。」と言われ、「いや~もういいです。十分頑張れたので(まだもし元気に過ごせていたら)すっぱり辞めて好きなことをします。」とお答え。
もうすぐ点滴が終わる頃、薬剤師Kさんが見える。「エンハーツは奏功していますし、副作用止めも効いているようですね。便秘気味なのは遅発性の吐き気止めカイトリルのせいですね。」という会話。
終了時の血圧測定は120-69、脈拍は73。Okさんの抜針。相変わらずの早業なので衝撃を感じている暇がない。エンハーツダイアリーを3冊(!)頂き、「来年、これを使い切れるだけ頑張ります。どうぞ良いお年を」とご挨拶。
管が外れて身軽になってお手洗いへ。ご挨拶をして腫瘍内科受付へ移動。ファイルをここで提出してすぐに処方箋を薬局に送るテーブルまで移動し、10分ほど待ってお支払い。カードで12万弱。
外に出ると、やはり寒い。薬局へ到着すると「ファックス届いています。」と、番号札を頂く。椅子がそこそこ埋まっている。本の続きを読みたかったので、待ち時間は気にならなかったけれど、私の番号は相変わらず抜かされる。結局、今日も小一時間ほど待った。今日は4週間28日分なので、10,000円弱をカード支払い。
新しいお薬手帳を頂く。動物シリーズでパンダからペンギンへ。これで6冊目になった。「来年2月1日でこちらにお世話になって丸13年になります。」と言うと、薬剤師のIさんは厚くなったカルテの一番最初を見て「平成20年2月1日」とあるのを確認し、「本当に!」と。
再発が分かった直後、息子の中学入試の第一志望の日にセカンドオピニオンに来て、そのまま転院したのだった。今でも、あの時が精神的に一番きつかったと思う。息子に病気のことを話せたのが、中学入学後、ゴールデンウィークになったあたりだったか。そんな話を問わず語りにIさんにしてしまう。
「最初の病院で、薬が効けば数年はと言われたことを思うと、高校の卒業式も無理かも、と思ったのに社会人になりましたから、良く生き延びていますよね」と言うと、「ドラマですね。ずっと欲張りでいてくださいね。」としみじみ言われる。今日の病院と薬局の滞在時間は合計で6時間強。
そのまま駅方面に歩き、駅ビルで夫から頼まれたお菓子を購入。まだそれほど空腹ではないので、乗換駅で食事を摂ることにした。快速に乗れて席も確保出来て、本の続きを読む。
明日からはまた食事が摂れなくなるし、静かな所で本も読み切ってしまいたい。良く行く紅茶専門店でランチセット。日替わりケーキが美味しそうだったので追加注文してしまった。ゆっくり時間をかけて頂き、気持ち悪さは全くなく、美味しく完食し、本も読了。土地勘がある場所が出てきて読みやすかったが、最後のどんでん返しは触れ込みのとおりなかなか凄かった。
同じフロアにあるかつらサロンを覗くとお世話になっているNさんの姿が見えたので、「まだ髪が残っているのでピンをつけずにそのまま被っています。」とかつらを見せ「良いお年を、来年もよろしくお願いします」とご挨拶。
まだ元気だったので最寄り駅からはタクシーに頼らず歩いて帰宅出来た。
生協のお届け品をエッサホイサと取り込む。薬やら何やらの片付けをなんとか完了して、ようやく座ると夫が帰宅した。
さすがにだんだんお腹がもたもた、気持ち悪くなってきて、全く食欲がない。我慢しつつこうしてブログを書いていたら、夫が空腹に耐えきれず「食べようよ~」と。生協宅配のわっぱ飯や助六寿司をちょっとつまむことに。全然食欲がない。ナウゼリンを飲んでから、だましだまし頂く。食後はタリージェを早速10㎎だけにしてみる。あとはミヤBMのみ。ステロイドのおかげで熱っぽく顔のあたりが浮腫んでいる感じ。
明日を乗り切れば金曜日は在宅勤務だ。エンハーツ8クール目、6割減量4回目。1週間だけ何とか凌げば、来年年明けまで3週間近く体調が良く過ごせるだろう。