インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

凡退に次ぐ凡退

2007年02月21日 | 歴史
バッターの敵は自分自身の中にある打者心理なのです。

特に力の差を見せ付けてやろう、良い格好をしてやろうなんて考えると、十中八九は相手の思う壺にはまります。
くどいようですが、塾長の場合は見本を見せただけだからね。
あれが塾長の実力と疑ってはいけませんよ。

余計な事を考えると、身体中の余計な部分に力が入って、どんどん理想のスイングからは遠ざかって行きます。
ちゃんと当たれば良いや、打球の行くところは球に聞いてくれなんてのが、素晴らしいバッティングに繋がったりするんですね。

その事を裏付けるように、無欲の板長が左中間を真っ二つに割ります。


料理の途中で足りない材料に気が付き、慌てて買出しに行くようなスタイルで疾走する板長。

目指すは魚屋・・・・ もといっ! 二塁ベースです。

このように予め打つ方向などを決めないで、素直にバットを出すようにするだけで、外野の間を抜けたりするんですね♪

この後、板長はバッテリーエラーで三塁まで進みましたよ。


三塁からピッチャーの隙を見てリードする板長。

上半身の姿勢が変わらず右に左に動きます。
なぜか懐かしのインベーダーゲームを思い出すんですけど・・・・


続くバッターは吉沢コーチ。
昨日の解説をよく読んだ塾生は、吉沢コーチが如何にリラックスして打席に入っているか解る筈です。


待っている姿勢が両足に均等に体重がかかり、バットが身体に近い所に有りますね。
塾生はこの写真と塾長を見比べて、塾長の方が下手なんだとは決して誤解しないように。

案の定、直線で出て来たバットヘッドで、物の見事に右中間を割ります。

長躯三塁を狙って走る吉沢コーチ。
打球は吉沢コーチが二塁の手前で、やっとセンターのあつやが追いつきました。

しかし、ここからが鍛えられた平成塾の守備陣の見せ所。


サードバックッ! 守備陣の大声の指示の元、中継に入ったショートポロ和がセンターあつやと三塁の中間点に一直線に並びます。

センターあつやからショートポロ和へ綺麗な返球。
それを中継したポロ和も0.3秒も有しないで振り向きざまに三塁へ送球。

三塁のベース上で待ち構えるアニジャの胸にストライクが返球された時には、吉沢コーチはまだ三塁手前5mの所におりました。

楽々アウトでございます。
鍛えられておりますねー

続くバッターはオンとオフしかスイッチの無いあばさきコーチ。
力の加減が出来ません。


案の定、思い切り引っぱたいた打球は音速でレフト前へ。



続く寺本の打席で、あばさきコーチは二塁へ進塁します。

とってもチャンスの筈なのですが、バッターを見るとチャンスだとは感じない不思議な光景でございます。


二塁ベース上でリードするあばさきコーチ。

後ろから牽制に入るポロ和が全く見えません。
ほとんどシャチの出産シーンのような写真でございます。

ここで寺本は大方の予想を裏切らず内野ゴロに仕留められます。
簡単に塾生にひねられる卒部生ってのもどうよ?

しかし、寺本が一塁でアウトになる間にあばさきコーチは巨体をゆすって本塁へ突入。
実際の試合ではよく有る、相手の隙をつくプレーです。


ところが一塁の副大からキャッチャーのべったんに好返球。

三本間に挟まれたあばさきコーチは、塾生達の玩具にされて右往左往。
少しダイエットに励んだ後に、確実にアウトにされたのでした。

この後は見るも無残な指導陣。


市川コーチは自分の息子へのポップフライで凡退。

後ろで見ている自衛隊の余裕しゃくしゃくの態度が全てを物語っております。


村岡コーチは塾長の打席を全く参考にしておりません。

しかもピッチャーよりの肩を、これ以上は無理って所まで上げています。
当然の事ながら内野へのポップフライ。

学習機能が働いておりません・・・・


宮尾コーチも引っ張ろうとするあまり、外角の球にやっとバットを当ててファールで逃げる有様。

みんながみんな塾生に良い様にひねられております。


たまに四球で塁に出ても、キャッチャーからの鋭い牽制で慌てて塁に戻る指導陣。

ベースから2、3mの所を行ったり来たりさせられるだけで既に息が切れており、もはや盗塁しようと言う気にすらならないのでした。




思えば、1年前の塾生は野球の試合にすらなりませんでした。

この1年間で、本当に上手くなったものでございます。
総力戦で挑めば、恐らく足立区内でも相当上の方まで行ける実力となっているでしょう。






それにしても・・・・

まあ、今回はこれくらいにしておいてやるかな。